採用車種一覧/名古屋鉄道7000系

Last-modified: 2012-06-26 (火) 20:05:47

名鉄7000系

概要

1961年(昭和36年)に日本車輌製造で製造され、名古屋本線の特急に投入された。車体色は過去に例を見ないスカーレット一色とし、今なお衰えない奇抜なデザインとともに鮮烈なデビューとなった。
運転室を前面上部に上げ、通常の鉄道車両で乗務員室が位置する部分に低床の展望室を配置した。1988年(昭和63年)に1000系「パノラマSuper」が登場するまでは本系列が名鉄を代表する車両であり続けてきた。1999年(平成11年)までは支線区への直通列車ではあったが定期的に特急列車にも使用されていた。
7000系は、パノラマカーの愛称でも広く知られてきた。また、日本における前面展望車の草分け的存在で以降小田急「ロマンスカー」と共に名鉄は近年まで前面展望車を生産してきた。
また、7000系は1962年の第5回鉄道友の会ブルーリボン賞選考会において2位の国鉄キハ82形の約6倍という大差の得票数で受賞を果たした。
一般運用も可能で特急運用撤退後も快急以下の種別で頑張ってきたが、2008年に多くのファンに見守られながら全車引退。現在は7001-7002が舞木検車場で保存、7001号は引退直前のイベントで登場時の姿に戻った姿のまま保存されている。

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在籍会社一覧

運用

三咲支社

比較的初期から4両を2本つないだ8連で優等列車に充当されていた。空港線開業と同時に設定された本線直行にも充当され、複々線化工事後に小田急50000系VSEが本線直行に入った後も空港線急行として引き続き迷車の中で数少ない名車として活躍している。
現在は6連10本が存在する模様。

川越交通

ホリデー快速アラビアータ号として白帯車が運行中。譲渡車設定