採用車種一覧/117系

Last-modified: 2010-12-24 (金) 10:49:09

概要

 国鉄が同大阪支社の強い要望により製造した新快速用車両。近郊形としては当時珍しい2ドア転換クロスシート車・空気ばね台車採用・クリーム色に茶帯を配した車両で京阪神のライバル私鉄(特に阪急)を意識した作りとなっている。
 登場当初は京阪神間の新快速として活躍。当時支社管轄だった内側線から外側線を走る特急を追い抜いたのは有名な話である。その後名古屋地区にも導入され増備もされた。なお途中増備の100番台から一段降下窓・ボルスタレス台車を採用している。
現在ではJR西日本・東海に所属。どちらの会社も高速化・ラッシュ時に対応しづらいこともあり持て余し気味感は否めなくなっている。
 JR西日本では東海道・山陽本線(京都・神戸線)からほぼ撤退。他幹線で活躍しているほか一部は岡山・下関に転属したものある。また一部電動車が115系に編入(同3500番台)されている。
 一方JR東海の快速系統高速化後は日中は電車区や駅留置線で寝ていることが多かったが、ラッシュ時・臨時列車等での活躍も多かった。しかし置換え計画が発表され既に一部運用が他形式置換え・廃車も発生している。

A列車では登場時のJR西日本所属車仕様。

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運用地区