採用車種一覧/PEC

Last-modified: 2019-11-05 (火) 10:25:35

PEC100系

PEC.jpg

鶴見臨海鉄道が、急行用車両として50系客車を魔改造して導入した車両。
臨海本線の南鶴見~塩田は埋め立て地や川の真下にトンネルを掘るため特殊工法が用いられ、運用も貫通路を有する列車に限られた。そんな中、陳腐化した165系の導入を拒んだ鶴見臨海鉄道が急行「明日華」と急行「天馬」向けにあつらえた車両。今後の転属などにより短編成になることを想定し1M方式で登場したが、初期の大きなGTO素子VVVF制御装置やその他走行機器を無理矢理電動車(PEC100)に詰め込んだ上、台車は客車台車のままという仕様で営業開始後に故障を頻発。373系に置き換えられる形で、本線から完全撤退した。

PEC200系

PEC200.jpg

PEC100系の反省を踏まえ、1M方式を採用しつつもIGBT素子VVVFインバータを用いた1C1M個別分散制御に改良された。
現在は二村線の快速として予備車を含め4両3本が在籍している。設計最高速度は100km/hだが、そもそも二村線のような山岳路線では速度を出しても75km/h~80km/hであるため実際に検査時の回送以外では100km/hを出すことはまずない。よって、定格速度は40km/hと低めの設定しており起動加速度は2.0km/hは確保してある。

当初はM車が0.75M方式をとっていたが、同じ方式をとっている臨海本線所属の211系が雨天時に粘着力不足で動けなくなったことから、以後1M方式に戻す改造を行っている。

【編成表】

PEC200PEC250PEC250PEC200
CON,SIVPT,CPPT,CPCON,SIV

PEC200系

PEC200系をベースに3両単位で地方幹線で運用されるようにマイナーチェンジされた車両。外観はPEC200系と変わらないが地方都市特有の混雑にも対応できるよう車端部のデッキを撤去してセミクロスシートに改造している。間瀬線と中鉄渥美線へのリースを含め3両編成×7が在籍。M車は0.75M方式

【編成表】

PEC220PEC270PEC220-1
CON,SIVPT,CPCON,SIV,CP

そもそも論PECとは

Passenger Electronic Car
(誰だよ。Plastic Electronic Carとか言ったの)
運用を失った経年劣化の浅い50系客車を気動車に改造したキハ141系(PDC)を参考に「だったら、電動機積めばいいんじゃね!?」というノリで鶴見臨海鉄道において「急行型車両」として開発された。現在では「急行列車」としての運用はないが、通勤輸送にも対応できるようマイナーチェンジを繰り返され二村線と間瀬線で活躍。

元はといえば、Rai○sim界隈で某G氏が作ったものがはじまり。それ以降、その界隈ではそれを皮切りに様々な人がPECをおもしろがって作るようになった。一方でニコ鉄界隈でa9codecを使って塗装を変更できることを使って、鉄本花月氏がメタセコイアを使えない嫉妬心をむき出しにしながら動画のネタとして取り上げた。
つまり、何が言いたいかというとPECの元ネタは鶴見臨海鉄道ではなくRai○simの某G氏である。