スペランカー

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Spelunker(スペランカー)とは、命の儚さを学ぶゲーム。

作品内容

80年代に登場した非常にエキセントリックな事で知られるビデオゲームのタイトルである。無謀な洞窟探検家を意味するそのゲームはいくつかのプラットフォームに移植され、中でもファミリーコンピュータ版においておよそ1キャラ分落下しただけで死亡するあまりにも虚弱な主人公が大きな話題となった。
またゲームのテンプレートが定式化しつつあった90年代ごろには本作の特異性が再注目され、いわゆるクソゲーの代表的作品として一種のブームとなり、その理不尽な死に様を乗り越えるための様々な研究ややり込みの対象ともなり、公式にもネタ作品として頻繁に弄られ認知を広めていた。

スペランカーの謎

スペランカーには謎が多い。
なぜ段差を落ちただけで死ぬのか。
道をふさぎスペランカーを死に至らしめるうねうねは一体何なのか。
なぜ糞に触れただけで死ぬのか。
なぜ死んだコウモリが一瞬で蘇るのか。
なぜわざわざ死にやすくなる薬があるのか。
なぜ銃で幽霊が倒せるのか。
これらの謎の真実にたどり着いた者はいない。なぜならそれがスペランカーとしか説明のしようがないからである。

ネット時代の痛い神格化 「スペランカーの良さが分かる俺」と言う病

愛されるクソゲーとして親しまれていたスペランカーであったが、インターネットの普及によって攻略法が知られると、偏った知識をひけらかしたい評論家様が
『俺は世間で難しいと言われているゲームをクリアした』
『俺はもっとすごいクソゲーを知っている』
という幼稚な自己顕示欲を満たす道具として気持ちの悪い神格化をするようになってしまった。
これらの行動は承認欲によって正常な思考を停止さているため、

• 公式にもネタとして弄られている
• ネット時代以前からファミ通にクソゲー替え歌が掲載され認知されていた
• 255周検証を行った攻略サイトなどスペランカー研究を担ってきた先人もクソゲーとして扱っている
• 爆風の判定が見えない、限定アイテムで敵を倒しても瞬時に復活するなど当時の水準から見ても理不尽な仕様
• 主人公を死に至らしめる障害物や、アイテムのドットが何を表現してるか意味不明
• 高次周のクリア法が完全ノーヒント
• そもそも即死落下の時点で十分にクソゲーと言われるインパクトがある

等の客観的事実を正常に知覚できなくなり、『スペランカーを褒める事がゲーム通アピールになる』と言う歪んだ条件付けによる脊髄反射だけで脳死状態の活動を行っている。

また神格化の裏づけとして、「自分がクリアできた」難易度のみを根拠にしているため、逆にスペランカーより難しい、自分がクリアできなかったゲームは狂ったように叩いたり、そのあてつけとしてスペランカーを過剰に持ち上げるなどの行動がワンセットになっている事が多いようである。
また「当時のゲームはスペランカーより酷かった」という嘘をつく事も平然と行うが、当時のゲームでも爆風くらい表示していたし、アイテムに意味のある絵くらい描いていたし、一キャラ分落ちた程度で死ぬ事はない。
これらの異常行動のおかげで、スペランカーと言うゲームがかつての「愛されるクソゲー」から「関わりたくない気持ち悪いゲーム」に転落する悲劇に見舞われる事となってしまう。

スペランカーⅡ 勇者への挑戦

なんとスペランカーには続編も出ている。
取り立ててマイナーなソフトと言う訳でもないが、一作目に比べるとネタになり辛いため知名度が低い。
落下即死もなく平凡な探索アクションゲームとなった本作は別にどこが悪いと言う訳でもないが、前作を神格化したい頭の病気の人たちにⅡでクソゲーになったなどとどうでもいい当てつけのために叩かれている。
ちなみに即死はないがクリアのために必要なフラグがわかり辛い事や単純に道のりが長くなっているため、一周クリアまでの難易度に関してはトライ＆エラーでクリアできた前作より高いと思われる。

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