2025年3月15日と22日の計2回、伊勢志摩エリアで近鉄主催の列車貸切型マーダーミステリーツアー「線路の果ての晩餐会 in 伊勢志摩」が開催されました。
列車内や駅周辺で起きる事件を物語の登場人物になりきって解決するという企画らしく、鳥羽線宇治山田駅から途中下車を経て私の地元の志摩線賢島駅までの片道で貸切列車が走るようでしたので撮影に向かうことにしました。
まずは15日土曜日の記録です。


貸切賢島行き7489列車 VC59(鵜方~志摩神明間にて)
この日は初回の開催ということで行程に書かれていた途中下車駅がどこか分かりませんでした。
そこで仮に志摩線中之郷駅下車と予想し、その先で折り返しが可能な駅の一つである志摩赤崎駅まで張り込み(笑)に向かいましたが、実際には貸切列車は志摩線に入らず中之郷駅よりも1駅手前の鳥羽駅で途中下車、列車も回送となって一旦折り返していたようです。
その結果次に撮影が可能なのは鳥羽駅から再度ツアー参加者を乗せた賢島行きの貸切のみとなり、志摩赤崎からはとんぼ返りしてお気に入りの場所である志摩市役所付近で撮影しました。

行程には賢島到着時間は17時頃と記載されていましたが、それより約1時間も早くやってきたので驚きました。
それでも志摩赤崎で無意味に待機していた頃には降っていなかった雨が本降りになっていたのが残念です。(持ち前の雨男パワーが発動してしまいました)


臨時回送明星(?)行き VC59(志摩神明~鵜方間にて)
しばらく待って賢島から折り返してきた回送列車もお気に入りの鵜方1号踏切道付近で撮影しました。


この日の貸切に抜擢されたのは(案の定というべきか)明星検車区所属の2両編成で、ワンマン運転に対応していて普段から志摩線にも入線する1259系でした。
しかし貸切幕や回送幕を表示して走る姿は新鮮で、数年以内にリニューアル工事を受けると思われる編成だったので個人的には良い記録になりました。
続いては翌週の22日土曜日撮影分です。



貸切賢島行き7489列車 VC59(志摩横山~鵜方間にて)
2回目の運行ということで、鳥羽線内であれば昼間にも撮ることが可能なのが分かっていましたが、個人的には志摩線で撮れれば十分と考えていたのでこの日も夕方の鳥羽~賢島間の貸切から撮影しました。
来た編成はなんと1週間前と同じVC59で拍子抜けしてしまいました^^;
撮影場所はやはりお気に入りの横山4号踏切道付近ですが、ちょうどいい切り位置の写真はご覧の通り標識灯が切れた状態に。(LEDなので高速シャッターの場合切れて写りやすいようです)

こちらの写真はやむを得ず点灯した状態で写った一つ前のカットの標識灯部分を合成するという力技で標識灯を復活させた写真です(笑)

臨時回送明星(?)行き VC59(志摩神明~鵜方間にて)
返却回送はまた鵜方1号踏切道付近で撮影する予定でしたが、初回と同じ編成だったので急遽場所を変更して志摩市役所をバックに動画で撮影しました。(上は動画の切り抜き画像です)

動画を回していたら編成後ろ側のモ1259のヘッドライトが点灯していることに気づいてビックリ。
ごく稀に後ろ側でも点灯したまま走っているという目撃情報もあり、私も引き上げ線からの出庫時などに見たことがあるものの本線上を堂々と走行するシーンは初めて見ました。
動画はYouTubeにアップしているのでよければご覧ください。
それではやけにツッコミどころの多い貸切列車の撮影報告は以上となります(笑)
