2023年12月中旬頃、三重交通志摩営業所に桑名営業所所属のイオンモール名古屋茶屋輸送専属車である1602号車がいるという話題が流れてきました。
12月17日に敷地外から確かめたら本当にいてびっくり。(茶屋イオン関連の路線が減便されたことによる余剰で転属となったのではないかと思います。とはいえ同時期に志摩から桑名へ1262号車の転属もありましたが)
イオンモールの全面ラッピングが貼られたまま志摩所属のスクールバス用のニューエアロスターと並ぶ珍光景が見られました。
しかもこの数日後からは南伊勢町の学校のスクールバスとして運用を開始したという情報も流れました。
ここで1602号車の概要を。
ナンバー：三重200 か 1269(2023年12月から伊勢志摩200 か ・・46)
社番：1602
車名：エルガ
型式：QPG-LV234Q3
シャーシメーカー：いすゞ
車体メーカー：Ｊ－ＢＵＳ
年式：2014年式
所属営業所：桑名(2023年12月から志摩)
2024年1月1日にはラッピングの剥離を確認。
三重交通標準塗装があらわになりましたが、側面の社番表記はピンク色のままで、「志」の所属表記やステッカー類はまだ貼られていない状態でした。
1月12日、側面社番が緑となり、ICカード対応のステッカーも貼られたのが確認できましたが、ワンステップ車なのに何故か標準仕様ノンステップバスのステッカーまで貼られていました。
この数日後にはバスロケーションシステムにも志摩所属として再登録され、Q尺なので狭隘区間のないスペイン村線で運用するのかなと考察ができました。
1月24日、突如朝からそれなりの狭隘区間がある宿浦線の運用に1602号車が入っているのをバスロケで発見して度肝を抜かされました。
早速所用ついでに乗車、撮影ができました。(流石にノンステのステッカーは剥がされてました^^;)
1602号車は茶屋イオン輸送では高速経由の便にも入っていたため車内は補助席付きのハイバックシートが並びます。(初期はトップドア車として運用されていたようですが現在は2ドア運用です)
宿浦線を走るバスにハイバックシートは2016年(？)頃まで在籍していたエアロスターM以来と思われ、伊勢道路を通る長時間の運用もあるのでなかなか好印象です。
行先表示は系統番号が大きく、文字も太字の桑名仕様が踏襲されたようです。
この日は所定1194号車の宿浦線オンリーで伊勢に3回顔を出す運用に入っていましたが、今後の動きにも注目ですね。
