
ツユクサ科ツユクサ属
学名 Commelina communis var. hortensis
原産地 中国
一年草
中国原産のツユクサの仲間である。日本のツユクサは雑草として注目もされないが、本種はその青い花びらから染料をとるために栽培される。栽培品種であるため、花はツユクサより大きくなる。
この花びらから採れる色素はコンメリニンといい、良質の和紙に染み込ませた「青花紙」は、友禅染の下絵を書くのに用いられる。この色素は水ですぐ溶け後が残らないために重宝されている。ごくまれに観賞用に栽培されることがある。
滋賀県草津市では市の花に指定されている。開花期には毎日新しい花を咲かせるため収量が多く、商品作物としての栽培に適する。しかし早朝に開花した花はその日の昼頃には萎んでしまう上、搾り取った汁はその日のうちに使わなければ変質してしまうため、青花摘みと青花紙作りは酷暑の中、休憩の取れない作業が連日続く、過酷な作業であった。このため生産地では別名、地獄草、地獄花とも呼ばれた。後に化学合成した色素(化学青花)が代わりに用いられるようになり、オオボウシバナの需要は減り、栽培量も減少した。
2000年頃から、オオボウシバナに含まれている成分に糖質吸収を妨げるものがあるという研究結果が報告され、以降健康食品としての応用に向けて、茶や乾燥粉末などの商品開発が行われている。
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