概要
| 言語 | 表記 |
| 英語 | Kabocha Squash, Japanese pumpkin |
| 漢字 | 栗南瓜 |
| 学名 | Cucurbita maxima |
| 科名 | ウリ科 |
解説
中央アメリカからメキシコが原産といわれており、カボチャ類の中では日本への渡来時期は遅い。セイヨウカボチャ(西洋南瓜。C.pepoのセイヨウカボチャと混同されやすい)ともいわれ、わが国へは明治初期にカステラカボチャやマサカリカボチャが渡来し品種改良が続けられ、今ではカボチャ類の中でも広く栽培されている。強健で育てやすい果菜類で、ビタミンやカロチンを多く含む緑黄色野菜。蔓を4メートルほどまで伸ばして、大きな葉の下に倒卵形ないしは扁球形の果実を実らせる。果梗はコルク質。果皮色は多くは赤橙色か黒緑色だが稀に灰緑色や灰白色もある。果肉は粉質で、食感はホクホクとして甘みが強いのが特徴。
本種もまた品種の変異が大きく、果実がかなりの大型になるオレンジ色の品種は「アトランティック・ジャイアント」という名があり、ジャイアントパンプキンとも呼ばれ、こちらは果肉が水っぽいため、食用というよりは果実の大きさを競うコンテストやハローウィンの観賞用に用いられる。

アトランティック・ジャイアントの果実。
形状が面白いものに、ターバン・スクオッシュと呼ばれるものがある。これは、横から見ると果実がターバンを被った男の横顔のようであることからこの名称がある。果肉はこちらも水っぽく、欧米人はこれをピュレにして食すようだが、日本人の味覚にあまり合わないものと思われる。中国清代の植物図鑑である「植物名實圖考」に「套瓜」という名称でカボチャのような植物が紹介されており、形状からして本種の可能性があるが、検討を要する。

ターバンスクオッシュの果実。

「植物名實圖考」の「套瓜」の図版。
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