■PGスク・現場の分類呼称■

「あれは火属性じゃない？」
「水属性だと思いますよ。燃焼のしかたがＰＳＩによるものと微妙に異なります。それよりも燃料が……」
「いや、どうだろ。燃料ぶっ掛けるぐらいは水属性じゃなくても……」
「それを言うなら着火の方も必ずしも火属性である必要が……」
「お兄さんがた、何の話？」
「ああ、すみません。ちょっとこの前の事件の……」
「いや、そこもだけど。火属性だの水属性だのって何？　ＲＰＧ？」
「あ、それはねぇ。うちでの造語。主にサイコキネシスでの得意分野を指す時に使うの」
「所謂、発火能力者が火属性。流体操作に長けるタイプが水属性。
　気体を操作して、場合によってはカマイタチを発生させるのが風属性です」
「ま、あくまで得意分野の話だから、あんま当てにすると危険だけどね。それしか操れないとは限んない訳だし」
　
「ふーん……、あれ？　火・水・風と来て……、じゃあ地属性は？」
「ありませんよ？」
「別に『地！』って感じの特徴って無いしね」

07/12/02(日)09:52:25 No.11063854