Recovery Flasher

Last-modified: 2010-03-18 (木) 16:24:54

Recovery Flasherとは?

Hellcat氏作のツール。

  • この「Recovery Flasher v1.60」を使用すると、Pandora不要で現在のPSPのバージョンに関係なく 3.71M33-4, 3.80M33-5, 3.90M33-3, 4.01M33-2, 5.00M33-6 のインストールが可能です。
  • flash0を弄っていたらリカバリーモードしか起動しなくなったとか、CFW のバージョンを上げたけど元のバージョンに戻したいと言うときに、Pandora無しで使えると言うのが一番の特徴です。また CFW をアップデートする際 3.51M33-3 未満だった場合に、一度3.51M33-3 or 4 にアップデートしないと 3.71M33 以降は導入できませんが、このツールでインストールする場合は 3.52M33-3,4 を経由せずに 3.71M33 以降の CFW が直接インストール可能です。
  • これを「ChickHEN」と組み合わせることでPandora無しでPSP-1000や2000にCFWを導入できます。また間違って対策基盤のPSP-2000や3000にCFWを導入しようとしても、エラーが出て導入できないようにしてくれているので安心です。

導入方法

→以下の項目に書かれていることを実行して被害を被っても当方は一切責任を持ちません。

  • 準備物--
  • 「ChickHEN」、もしくはCFW導入済みPSP-1000、PSP-2000
  • 「Recovery Flasher v1.60」
  • OFW5.00のアップデータ(3.71、3.80、3.90、4.01でも可)
  • CFW用

1.「Recovery Flasher v1.60」をDOWNLOADし、解凍する。

2.解凍した中にある「RECOVERY」フォルダをMS→PSP→GAMEの中にコピーします。配置やフォルダ名とは変更しないでください。リカバリーモードからの起動が出来なくなります。

3.導入したいバージョンの公式FWのアップデータを用意し、バージョン名.PBPと言うようにリネームします。
(Ex.:OFW5.00のアップデータ→500.PBP)

4.リネームしたアップデータ先ほどの「RECOVERY」フォルダにコピーします。

起動方法

  • XMBが起動できる場合はいつものようにゲーム→メモリースティックから選択して起動するだけです。
  • また、PSPに「ChickHEN」を導入してから起動させればPandora無しでCFWを導入できます(導入方法は下記参照)。
  • リカバリーモードから起動する場合は、「Run Program at /PSP/GAME/RECOVERY/EBOOT.PBP」を選択します。

操作法

  • 操作法の説明です。PSP-1000かPSP-2000かなどで若干変わってきますが基本同じです。
  • Target FW: x.xx
    インストールしたいバージョンを選択します。
    (×ボタンで 3.71→3.80→3.90→4.01→5.00→3.71→・・・と変化)
  • Install M33 CFW
    「Target FW」で指定したバージョンのCFWをインストールします。
  • Install fresh OFW 1.50(PSP-1000 のみ)
    公式 FW1.50 を PSP にインストールします。
  • Flash/Restore complete FW from backup
    「Backup Flash contents」機能でバックアップした flash0~flash2, IPLをすべてPSPにリストアします。
  • Backup Flash contents
    flash0~flash2, IPL のバックアップを行います。
  • Cache special module:
    アップデータから「lflash」のリストアでのCFWのインストール時に必要となる special updater module(lfatfs_updater.prx, lflash_fatfmt_updater.prx, nand_updater.prx) を、MS→PSP→SYSTEM→UPDPRX→xxx.PBPに保存します。これによりリストア時にアップデータを用意する必要なくなります。
  • Restore: XMB theme related files
    XMBテーマ関連のファイルのみをバックアップからリストアします。
  • Restore: Settings
    設定ファイル(flash1)のみをバックアップからリストアします。
  • Restore: PSN Store activation
    PSNの認証ファイル(flash2)のみをバックアップからリストアします。
  • Launch another app from /PSP/GAME/
    MS→PSP→GAMEのアプリを起動させます。
  • Make NAND Dump
    PSPのNANDのバックアップを行います。MS→nand-dump.binとして保存されます。
  • Make the battery a PANDORA one(NOMAL one again)
    バッテリーを Jigkick (Nomal)化します。
  • Exit
    「Recovery Flasher」を終了します。これを選択すると...
  • Advanced Mode
    前バージョンより、「Advanced Mode」というものが搭載されています。このモードでは新たに公式FWのインストール及びNANDのリストアが可能となります。

「Advanced Mode」に入るためには「Recovery Flasher」を起動し、ロード画面が表示されているときに R + L + SELECT を押しっぱなしにしておきます。
するとモード選択画面が表示されます。「Advanced Mode」を起動させる場合は下の"Yes! ・・・"を選択してください。
項目が増えている以外は通常モードと同じです。

  • Install clearn ORIGINAL FW
    Target FW で指定したバージョンの公式 FW をインストールします。
  • NAND Dump option
    NANDのリストアを行います。
  • Dump NAND to file :
    NANDのバックアップを行います。
  • Restore LFlash from dump:
    MS→nand-dump.binから 「lflash」のみをリストアします。
  • Restore IPL from dump :
    MS→nand-dump.bin から「IPL」のみをリストアします。
  • Restore complete NAND image from dump :
    MS→nand-dump.binをすべてリストアします。
  • CFWのインストール
    このツールのメイン機能 CFW のインストール機能の使い方の紹介です。

1.まず導入方法でも書いていますが導入したいCFWのバージョンのOFWのアップデータを用意してリネームし、指定の場所に配置しておきます(詳しくは上記導入方法参照)。

2.Recovery Flasherを起動させたら「Target FW」を導入したいバージョンに変更させます。

3.「Install M33 CFW」を選択します。

4.選択すると設定を初期化するかどうかの選択画面が表示されます。通常通り初期化するなら上の選択肢を、しない場合は下の選択肢を選択します。再度設定するのは面倒ですが基本的には初期化したほうがいいです。

5.初期化すると選択した場合はそのままインストールが開始されます。初期化しないと選択した場合はもう一度確認画面が表示されます。初期化しない場合は上の選択肢を、やっぱり初期化する場合は下の選択肢を選びます。

6.あとはインストール終了を待つだけです。

  • Flash Contents backup/Restore 機能
    「lflash」の中身をバックアップ/リストアする機能です。NAND のバックアップ/リストアとはまた違いますが似たような感覚で使用できます。
  • バックアップ
    「Backup Flash contents」を選択することでPSPの flash0~flash2、IPL のバックアップが行われます。 バックアップはMS→flash_backup→Backup_xxxに保存されます。Backup_xxxはどのバージョンのものか分かるようにリネームしておく方が良いです。
  • リストア
    「Flash/Restore complete FW from backup」を選択することでバックアップしたものをリストアすることができます。
    するとMS→flash_backup内の一覧が表示されるのでリストアしたいものを選択します。バッテリーが50%未満だと起動できませんが選択時に「L+R」を押しておくと回避可能です。
    リストアを行う場合にリストア先のバージョンのアップデータが必要となります。CFWのインストールと同じようにリネームして配置しておきます(例外として3.60M33は3.52のアップデータが必要となります)。
    また「f0」のファイルに「sigcheck」が付いている場合にダンプ時に自動で外す機能とリストア時に再生成する機能がついています。そのため別のPSPでバックアップしたものをリストアすると言うことが可能です。
    ただしbrickを防ぐためにPSP-1000にPSP-2000でバックアップしたものをリストアしたり、逆にPSP-2000にPSP-1000のバックアップをリストアしたりといったことはできないようになっています。

以上です。
出来るだけ詳しく書いたので見づらいかもしれません。まだまだこのページも改革が必要です。更なる編集を...
主に使うのはCFWの導入なので、それ以外は普段は無視しておいて結構です。

バージョン

編集者 エース

コメント

  • 編集しましょうか? -- エース?
  • Cache special moduleの保存先を修正しました -- CSM?