用語集

Last-modified: 2019-11-29 (金) 04:40:30

TVアニメ1期 Edit

サイコパス(PSYCHO-PASS) Edit

人間の精神状態を科学的に分析し数値化したデータ。
作中の社会では、市民はサイコパス計測の上で日々生活・活動しており、データは公的に記録・管理されている。

犯罪係数(はんざいけいすう) Edit

シビュラシステムによって数値化されたパラメータの1つで、犯罪者になる危険性を表した数値。上昇した犯罪係数は、セラピーによって下げることのできる数値に限界があるとされており、数値が一定の基準を超えて回復しない者は、犯罪を犯す以前に「潜在犯」と呼ばれる犯罪者として扱われ、社会から実質的に排除・隔離される。

潜在犯(せんざいはん) Edit

サイコパスにおける犯罪係数が規定値を超える者は潜在犯として認定され、社会から隔離・治療・排除の対象となる。

色相(しきそう) Edit

サイコパス色相とも呼ばれ、ごく表層的なバロメーター。生体反応の計測値が、「色」として視覚化されている。心理状態が健全だと澄んでいる色だが、ストレス過多や悲観的な思考によって悪化すると濁っていく。大衆の多くが、日常的なメンタルケアの指標としている。街頭や日常生活では色相の簡易スキャンのみが行われている。

ドミネーター Edit

有事の際に監視官と執行官だけが携帯・使用可能な大型拳銃状の装置。正式名称は「携帯型心理診断・鎮圧執行システム・ドミネーター」。
シビュラシステムへのアクセス・リンクが不可能な場所や状況では使用できない。
眼球スキャンなどによる生体認証機能により、使用登録されていない場合はトリガーがロックされ、発砲できなくなる。
執行用に発射される光線は集中電磁波であり、確保・制圧が選択された場合は基本モードのパラライザー(麻痺銃/ノンリーサル)だが、対象の犯罪係数が300を超えると排除の判断が下され、エリミネーター(殺人銃/リーサル)に切り替わる。さらに人間以外のドローンなどによる危険が及ぶと自動的に脅威判定が更新され、最大威力であるデコンポーザー(分子分解銃/デストロイ)に設定される。
パラライザー以外の使用回数には制限があり、フル充電時にモード切り替えなしの状態で、エリミネーター4発、デコンポーザーは3発までとなる。

執行官(しっこうかん) Edit

厚生省公安局で実質的な捜査を行う刑事。通常はひとつの係に4名が在籍している。犯罪を理解・予測・解決する能力があると評価され、犯罪の根源に迫ることができるが、高い犯罪係数を持つ潜在犯であるために犯罪者と化す危険性もある。それゆえ、常に厳しい監視下に置かれており、庁舎の刑事フロアと公安局に併設されている専用宿舎の出入りしかできず、監視官が同伴しなければ外出は許可されない。しかし、執行官隔離区画内での生活では嗜好品や趣味の自由はある。
公安局所属であっても潜在犯のため、ドミネーターの適正ユーザーであるとともに「任意執行対象」でもある。

監視官(かんしかん) Edit

厚生省公安局刑事課で執行官の監視・指揮を担い、捜査活動の全責任を負うエリート刑事。ひとつの係に所属する監視官は通常時で2名。犯罪係数の低さによって裏付けられた善良かつ健全な精神と模範的な社会性、さらに優れた知性と判断力を兼ね備えているが、犯罪者や執行官の歪んだ精神にさらされる環境ゆえに犯罪係数を高める危険性があり、職務が厳しい一方で10年間の任期を務めきった後の出世は約束されている。しかし、職務の過酷さゆえに慢性的な人手不足となっている。捜査時には所属を表すレイドジャケットを羽織ることが多い。

シビュラシステム Edit

物語開始から30年ほど前に導入された、サイマティックスキャンによって計測した生体力場から市民の精神状態を科学的に分析し、得られるデータをサイコパスとして数値化、そこから導かれた深層心理から、職業適性や欲求実現のための手段などを提供する包括的生涯福祉支援システム。
この時代の厚生省が管轄しており、運用理念は、「成しうる者が為すべきを為す。これこそシビュラが人類にもたらした恩寵である」。
大量のスーパーコンピューターの並列分散処理とだけ公表されている。

エリアストレス Edit

その区画が人々のサイコパスに悪影響を与える度合を数値化したもの。レベルが高いほど悪影響であることを示し、事故や事件が起きた場所ではレベルが悪化する。

ホログラム Edit

作中において、ホログラム技術は非常に高いものになっており、あらゆる場所に投射装置が設置および内蔵、または携帯されており、廃棄区画以外の市街全域の外装から建築物の内装、人々の服装や外見に至るまで社会の隅々へ行き渡っている。市街は精神衛生上好ましいテクスチャによって覆われており、市民は専用の人工知能による対話プログラムにホロを被せて相談役やスケジュールや心身の管理を務めている。また、コンパクト・タイプのコス・デバイスによって人体や服にホロを投影して別の服や外見へ変貌させる「ホロアバター・スーツ」なども実用化されている。
風雨に弱いため、雨の日や降水状態ではホログラムが投射できなかったり、ノイズが入る。人工知能ホロアバターも使用中の風呂場内には姿を投射できない。

コミッサちゃん Edit

公安局のマスコットキャラクター。男の子が「太郎」で、女の子が「花子」。公安局の刑事やドローンのホロ外装に採用されており、かわいらしい外見により対面の緊張感を和らげ、ストレスを与えずに検問・職務質問・警邏・補導などを行える。

ノナタワー Edit

厚生省の本部ビルにして、都市のシンボル。外観がホログラムによって彩られている。作中では、シビュラシステムに対する社会の依存度の高さから、それを管轄する厚生省の権限が極めて大きい。

標本事件(ひょうほんじけん) Edit

正式名称は「公安局広域重要指定事件 102(ひとまるに/いちまるに)」。3年前に起こった未解決事件。殺害し解体した死体を特殊な薬剤でプラスティネーション加工して、公衆に晒した連続猟奇殺人事件。死体の損壊・加工の仕方や展示の舞台設定には、歪んだユーモアやメッセージ性が見出だせた。犯人は捕まっておらず、別件で捜索願の出ていた桜霜学園の元教員である藤間幸三郎が情況証拠から犯人と推定されたが、表向きは行方不明とされている。
執行官の佐々山が事件の捜査中に被害者と同じく標本化されて殉職したことが、当時監視官であった狡噛の潜在犯化を誘発した。それ以来、狡噛は独自にこの事件を捜査し続け、黒幕の槙島に行き着いた。
実行犯は藤間だが、プラスティネーション用の薬剤の製作者は別におり、王陵璃華子が犯した事件でも同じ成分の液状の薬剤が使用され、いずれの事件でも薬剤を実行犯に提供した者は槙島で、死体を浸すだけで簡単にプラスティネーション化できるという特殊な薬剤であった。

ユーストレス欠乏性脳梗塞(ユーストレスけつぼうせいのうこうそく) Edit

シビュラシステム運用下にあるとされる架空の病気。精神メンテナンスやストレスケアなどに過剰に依存し、生命維持に必要とされるレベルのストレスさえも受けることがない状態が長く続くと、刺激に対する生理反応が麻痺し自律神経が侵されることによって発症する。真相は表沙汰にはならず死亡後は原因不明の心不全扱いとなるため、この病気は都市伝説扱いされている。

免罪体質者(めんざいたいしつしゃ) Edit

本来なら犯罪係数が上昇する状態にあっても、規定値を超える犯罪係数が計測されない体質を持った人間。約200万人に1人の割合で存在すると予測されている。前述の理由のため、潜在犯として事前に確保することはできず、現行犯であってもドミネーターによる執行対象とならないため、任意同行という形式での強制的な連行によって拘束するしかない。シビュラシステムの信頼性を揺るがす存在であることから、機密条項になっている。

アニメ一期では一人の該当者が存在する。

サイマティックスキャン妨害ヘルメット Edit

すぐ近くにいる人の中で良好なサイコパスを、装着している者のサイコパスとして監視システムへ送信することで、サイマティックスキャンによる計測を欺くヘルメット。槙島とチェによって開発・製造された。

メモリー・スクープ Edit

脳波をスキャンして記憶の中の視覚情報を読み取って投写するモンタージュ技術のことで、専用の椅子とヘッドマウントディスプレイからなる機器。スキャンされる人間にとっては、記憶の強制的な追体験となる上に増幅されるため相応の負担と危険があり、体調とサイコパスをチェックしながらのモニタリングとなる。刑事課では犯人の面相認識(フェイスレコグニション)のために使用され、1期13話では朱自ら被験を志望し、槙島の姿を明らかにする。

ハイパーオーツ Edit

極めて高い収穫効率を持つ遺伝子組み換えの麦。作品世界の日本において食卓にならぶ食品の99%はこのハイパーオーツから作られた合成加工食品となっており、単一種に頼る食糧体制になっている。

ドローン Edit

人間の労働補助を目的として作られたロボット。サイズやデザインは用途によって異なり、公的機関や企業、店舗など街のあらゆる所で普及している。公安局では、主に巡回や交通整理、事件時の現場保存・鑑識を担う他、看護ドローンも使用されている。

サイコハザード Edit

不健全な精神を持つ人間や状況による影響を受け、ドミネーター(シビュラシステム)による善人(執行対象外のクリアカラー)であったとしても、サイコパスが悪化してしまう現象。そのため、この現象によってサイコパスが基準値以上に悪化した者は、社会から隔離されてセラピーを受けることになる。

ウカノミタマ防御ウイルス Edit

遺伝子操作ひとつで、安全なハイパーオーツを守るウイルスから日本国民を虐殺できるほどのウイルスに変貌させることも可能なウイルス。
『諸刃の剣』のいい例えである。

TVアニメ2期 Edit

強襲型ドミネーター Edit

壁越しでも撃つことが出来る強力なドミネーターの事である。

東金財団 Edit

国内の製薬会社である【OW製薬】と関係が深い財団である。

本編の前日譚である『PSYCHO-PASS GENESIS 3』『PSYCHO-PASS GENESIS 4』では医院長である東金美沙子がたびたび出てくる。

日空航空321便事故 Edit

PSYCHO-PASS2劇中より15年前、2099年に起きた航空事故。また所謂「地獄の季節」のなかで起きた交通・航空事故の一つ。
この事故によって、修学旅行中の小学生一行を含む202名が死亡し、生存者は僅か1名だった。その唯一の生存者が鹿矛囲桐人である。

元ネタは1985年8月12日に発生した日本航空123便墜落事故(通称:御巣鷹山事故)か。

パノプティコン Edit

パノプティコン、もしくはパンオプティコン(Panopticon)は邦訳すれば全展望監視システムのこと。
all「すべてを」(pan-)observe「みる」 (-opticon)という意味である。
イギリスの哲学者ジェレミ(またはジェレミー)・ベンサム(ベンタムとも)が
弟サミュエルに示唆を受け設計した刑務所その他施設の構想であり、
その詳細が記された『パノプティコン』が1791年に刊行されている。

劇場版 Edit

SEAUn(東南アジア連合/シーアン) Edit

東南アジア諸国からなる連合