T-34-85

Last-modified: 2017-01-04 (水) 05:29:49

ソヴィエト連邦/中戦車

T-34-85 (D-5T) of the tank column Dimitry Donskoy.jpg

概要・特徴

T34-85_4-view_drawing.jpg
85mm砲搭載型T-34中戦車。
本車の前期型であるT-34-76も含めれば第二次世界大戦中に最も多く生産された戦車である。
T-34-76の改良型であり、特に火力面で大幅に進化した。

史実

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1943年1月、ソ連軍によって鹵獲されたドイツ軍の重戦車の詳細な分析が行われた。
その結果、従来のT-34-76やKV-1に搭載されている主砲では対抗するのが難しいと判断されたため、
より強力な主砲を搭載した戦車が要求された。
そこで、T-34-76を改良し、85mm砲を搭載した戦車の設計が計画されることになる。
1943年9月、既存の砲塔では85mm砲の搭載が難しく、新型砲塔の実地試験が行われる。
しかし、試験の結果は芳しくなく新しい85mm砲の開発が要求される。
1943年12月、設計されたいくつかの85mm砲の比較試験が行われる。
1944年1月1日、各試験の結果から、85mm砲「S-53」を
85mm砲を装備することのできる新型砲塔に搭載し、T-34に装備することが決定。
1944年1月23日、制式採用。
T-34-85は、ドイツが降伏するまでに約18000両もの台数が生産され、
独ソ戦中盤以降におけるソ連機構軍団の代表的な戦車の一つとなった。
総生産数は、いくつかの派生型を含めて30000両以上。

小ネタ

誰かおもしろいこと書いて
おれもうね、にげる。

参照

戦車研究室:T-34-85中戦車
World of Tanks 戦車辞典:T-34-85
Tanks Encyclopedia:T-34/85

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