Callorhinus ursinus 【アシカ科】 |
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勘察加庁カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類(VU) |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類(VU) |
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出典:File:Northfursealbull.jpg(Wikimedia Commons) https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Northfursealbull.jpg(最終閲覧日:2025年4月3日) |
特徴 | 雄は最大頭胴長210cm、体重180~320kg、雌は最大頭胴長140cm、体重50~70kg。雌よりも雄の方が大型になる。口先が前方に突き出ていて、耳は小さい。雄の体毛は、頸部の体毛が伸長していて黒い。幼獣や雌の体毛は、背面が灰色、腹面が赤褐色。 雄は繁殖地で5月に縄張りを形成し、上陸した雌と交尾を行う。6月から8月にかけて1回に通常1仔を産む。食性は動物食で、スケトウダラやニシンなどの魚類や、イカなどを食べる。 |
分布 | 庁内:全域の海岸や島嶼部など。 庁外:アメリカ合衆国西部、シベリア連邦東部の北太平洋、オホーツク海、ベーリング海。 |
生息状況・選定理由 | 庁内では、ほぼ全ての海岸で観測できており、庁内では白令諸島での繁殖が確認されている。しかし、漁業時の混獲などによる生息数の減少の懸念があり、商業目的の捕獲が禁止されるなどの対策がなされているが、絶滅が危惧される。 |
特記事項 | 単にオットセイとも呼ばれる。 |
その他の呼び名 | 北膃肭臍、ロシア語:Северный морской котик |