第二章『亜人種・魔人種』
亜人種 獣人系統近似類 『 月光族及び月影族(月に住まうものと総称する) 』
生態
月に住まう種族。
異なる大地に住まう彼等は謂わば異世界の住人に近く、本来ならば七章若しくは八章に収めるべき項目であるかもしれない。
だが、我々に通じる文化を持ち、身体的にも兎の獣人系統と酷似する特徴を多く備えている為、仮の措置としてこの第二章に収める事とした。
彼等は大きく2つの民族に分かれている。
月光族は月の表に住まい、月影族は月の裏に住んでいる。
入手できた記録によれば、遠い昔は仲が良かったが、些細なことにより2つの種族は大きな戦を起こし、そして今もその戦いが続いているらしい。
2種族ともかなりの文明を持っており、2種族の領土からは月光石、月影石と言う貴重な2種の月石という魔石が取れる。
彼らとの交流は主に地理的な要因から極めて困難だが、たまに流星物として月石や月の遺産が空から降ってくることがあるという。
民族毎の分かり易い差異として、月光族は白い兎耳と極東に似た文化を保有するのに対し、月影族は黒い兎耳と皇国-王国連合圏近縁に似た文化を保有する。
関連事項
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