アズールレーン

Last-modified: 2018-03-17 (土) 11:23:44

アズールレーン

――これが君の望んでいる『海戦(ロマン)』――

今や物流の要とも言える、大海原。
毎日、何万、いや何十万のも船が、多くの物資と乗客を乗せ行き交う。
そんな海は、突如として戦火に包まれた。
現れた組織、『セイレーン』。
異形の姿と、圧倒的な技術力を持ち合わせていた。
制海権は、瞬く間に消え去った。
このままにさせてはいけない。
立ち上がったのは、『アズールレーン』と呼ばれる乙女たち。
ユニオン、ロイヤル、鉄血、そして、重桜。
四つの陣営が手を組んだ、連合組織だった。
彼女たちの活躍はめざましく、ようやく人類は、その対抗手段を手に入れた。
だが、セイレーンの持つ、その技術力を欲する者達も、中には居た。
『この技術を、おちおち水中へ捨てるだけでいいのか』
『逆利用し、これを以て制すべきだろう』
溝が、拡がった。

これは、再び起こった戦いの、壮絶な物語(ドラマ)である――。

アズールレーンとは?

2017年9月にiOSおよびAndroidで配信が開始された横スクロール型シューティングゲーム。中国で配信されている『碧蓝航线(ビーランハングシェン)』の日本語版である。
日・米・英・独・ソ・中の艦艇をモチーフとした『艦船少女』と共に戦い、大海原に平和と平穏を取り戻せ!
(筆者脚注:キャラクターについては、上掲のように『艦船少女』と表記されることが多いが、以下ここでは便宜的に『艦娘』と表記している)

システム

基本的には、一般的な横スクロールと同様、右側から左側(自陣)へ攻めてくる敵ユニットを、自軍の艦娘で攻撃し撃破していくシステム。

使用可能な攻撃手段

  • 前衛艦隊
    前衛艦隊には、駆逐艦、軽巡洋艦、および重巡洋艦の3艦種が配置可能。
    • 主砲攻撃
      おなじみ主砲による攻撃。グラディウスなどで横スクロールシューティングゲームに慣れ親しんだ方ならわかりやすいだろう。榴弾(HE)および徹甲弾(AP)などの特殊弾(ゲーム内における通常弾と異なる)では、特性も異なるため敵によって使い分けてみるのもあり。また、主砲の種類によって、集中型と拡散型(散布界の広狭)や、装填速度の違いなどもある。なおこれと戦艦系の副砲は自動攻撃で、特にこちらから指示を出す必要はない。
    • 魚雷攻撃
      2~5本の魚雷による攻撃。こちらは散布界がやや広く、上手く当てないとすり抜けられてしまうリスクがある。その一方1本でも命中すれば三割、下手すれば一発撃沈まで持ち込むことのできる強力な装備である。こちらも本数や散布界の広狭などもあり、またホーミング魚雷もある(当たるとは限らないが)ため、前衛艦隊には是非持たせたい装備である。また、艦娘のスキルや上限突破回数によっては、2倍(の上1回分は装填済み)の本数が発射可能であったり、即時に次弾を発射したりするなどが可能である。
    • 対空砲火
      2面以降、航空機による攻撃(空爆、航空雷撃)が入るようになり、うっかりしていると前衛はおろか、主力艦隊にダメージが入ってしまい、体力を削るか、あるいは落伍させてしまうケースもある。それを防ぐため、前衛および主力艦隊に対空砲を搭載し、対空砲により敵艦載機をはたき落とす攻撃が可能となる。これは、自前衛ユニットの周囲に表示される破線円形部分を効果範囲として、自動で敵航空機に対し攻撃を行うものである。右上に敵航空機の数(敵空母艦載機除く)が表示されているため、対空砲火実施時には確認したい。
  • 主力艦隊
    前衛艦隊には、戦艦、巡洋戦艦、航空戦艦、軽空母、正規空母、工作艦の6艦種が配置可能。
    • 主砲攻撃
      戦艦系艦娘(戦艦、巡洋戦艦、航空戦艦)を配置し、主砲を搭載した場合に使用可能な攻撃手段。艦娘ごとにロード時間は異なるものの、出撃後即使用可能な前衛艦隊の主砲攻撃とは異なり、一定時間のロード時間が必要となる。その反面、一発一発の威力が大きく、照準を合わせて手動で撃ち込むことができるため、きちんと当てることができれば、雷撃並みのダメージを与えることも可能である。
    • 副砲攻撃
      こちらも、戦艦系艦娘(戦艦、巡洋戦艦、航空戦艦)を配置し、副砲を搭載した場合に使用可能な攻撃手段。前衛艦隊の主砲攻撃と同様、自動で勝手に砲撃してくれる上、前衛艦隊の主砲攻撃よりやや強い砲撃が可能。しかし、主砲と同じでロード時間が必要となる。また、やや広めにターゲティングしているのか、当たらないこともままあるため、あくまでも補助的なものであると考えるべきだろう。
    • 航空攻撃
      航空戦艦、軽空母および正規空母を配置した場合に使用可能な攻撃手段。艦載機を使用し、雷撃・爆撃により敵艦隊へ攻撃するタイプと、上掲の前衛艦隊対空砲火と同様、敵艦載機を攻撃するタイプの2種類がある。敵艦隊を攻撃するタイプはロード時間が必要なため、ここぞと言うタイミングで使用することを推奨する。なお、敵艦載機を攻撃するタイプは、自動でも対応し、また、敵艦隊を攻撃する際にも同時に艦載機に対しても攻撃しているようである。

手動戦闘と自動戦闘

本ゲームでは、手動と自動を、左上のボタンで戦闘中に任意で切り替えることが可能である。それぞれ、メリットおよびデメリットがあるため、必要に応じて選択して欲しい。

  • 手動戦闘
    完全に自分で操作、指示を出す方式。雷撃や戦艦の砲撃、航空攻撃を任意のタイミングで発射可能であるほか、雷撃を上手く交わし間合いを取る作戦を取ることも可能であり、また、逆に間合いを詰めて雷撃を集中させ撃破するという、作戦の幅も広がる方式である。しかし、初期は慣れが必要になる上、気を抜いてしまうと集中攻撃からの被撃破という結果にもなりかねないため、注意が必要である。慣れないうちは、第1面の低難易度海域で実際に操作してみて慣熟訓練を行うと良いだろう。
  • 自動戦闘
    完全にCPU任せの戦闘。特に、混雑時の列車内など、手を動かすことが困難な場所での戦闘が楽になるほか、戦艦の砲撃の照準合わせを自動できめてくれる等のメリットもある。その一方、雷撃を避けることはするものの、逆に雷跡めがけて突撃したり、ロードの終わった魚雷や砲撃、航空攻撃を自動で発射したりしてしまうため、特にハードモードや後半海域などの高難易度エリアでは、この特性が徒となってしまうケースもある。また、後半では20レベル程度の差が無い限り、ドローないし敗戦してしまう可能性もあるため一長一短か。

おすすめ艦娘

各陣営(ただし、アヴローラのみの北方連合を除く)から1人づつ選出している。なお本稿で掲載する艦娘は、執筆時(2018年3月現在)において、何らかの恒常的入手手段を持つ艦娘に限定している0

  • 青葉(重桜(じゅうおう)所属)
    • 青葉型の1番艦のN重巡洋艦。コモン系としては建造のみであるため、やや入手難易度が高いか。オーソドックスな重巡洋艦で、バランス良く整っている。入手することができれば、序盤から艦隊を助けてくれることだろう。
  • プリンツ・オイゲン(鉄血所属)
    • アドミラル・ヒッパー級3番艦のSSR重巡洋艦である彼女。防御寄りの彼女が持つ『破られぬ盾』のスキルがとても有用であり、3枚のシールドを自艦隊の周囲に展開、一定回数(1枚当たり10発)の砲弾を跳ね返してくれる。また、彼女は新人提督限定のログインボーナスで入手可能であるため、入手した際は是非とも重用し、育成してほしい。ただし、防御寄りな性能であるため、攻撃力に一歩劣る面もあるため注意が必要である。
  • ロンドン(ロイヤル所属)
    • ロンドン級1番艦のSR重巡洋艦である彼女。2-1からドロップし、1時間半で建造も可能である。彼女を2度突破させた際に得ることのできる魚雷装填数および開始時の魚雷装填済みといった能力を得ることができるため、駆逐艦では不安な時の魚雷担当として起用したい。ただし、高い攻撃能力とは裏腹に打たれ弱い部分があるため、起用の際には注意したい部分である。そして眼鏡っ娘で世話焼き女房
  • エンタープライズ(ユニオン所属)
    • ご存知コンスティテューション級の宇宙船、カーク船長の乗艦米海軍伝統の艦名を持つ空母。実装されているのはヨークタウン級2番艦、7代目である。SSRであり実装されている中でも最強クラスなのではあるが、彼女を最強足らしめるのはそのスキル、『LuckyE』である。
      このスキルは、8秒間に限り自身の攻撃力が2倍かつ自身への攻撃無効効果が付与されるが、このスキルがとても有用であり、また強力なのだ。SSRであるがゆえ、入手にはかなりの困難を要するであろうが、着任後は是非とも育てて欲しい。
  • (現在執筆中)東煌(ドンファン)

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