D.C.連邦海軍~海上護衛司令部部隊~

Last-modified: 2018-04-14 (土) 23:49:30

D.C.連邦海軍

海上護衛司令部部隊

D.C.連邦海軍では独立系統である海上護衛司令部所属の護衛艦。
護衛艦群による船団護衛が主任務であるが、状況によっては艦隊戦に参戦したりすることも。
主には後方の護衛を一手に担う部隊である。

E型護衛駆逐艦

D.C.連邦、APN、国家連邦共同体の3連合で共通化された護衛艦を開発する構想に基づいて建造された護衛駆逐艦。
各国の求めるものが異なっていたこともあって、雷撃重視と対潜重視の2種類が建造された。E1型が松・橘型駆逐艦、E2型がジョン・C・バトラー級護衛駆逐艦をベースに建造されている。
両艦の共通点としてディーゼル機関をシフト配置で搭載、ヘッジホッグを装備、主砲、爆雷、機銃の共通化が挙げられる。
D.C.連邦ではE1、2型各5隻ずつを1個護衛艦群として配備。現在6個護衛艦群が編成されている。
諸元
E1型(松・橘型)
排水量:1350トン
全長:100メートル
全幅:9.35メートル
速度:27.8ノット
兵装:12.7センチ38口径連装両用砲2基
   30ミリ連装機銃4基
   30ミリ単装機銃12基
   61センチ4連装魚雷発射管1基
   3式爆雷投射機4基
   爆雷投下軌条2基
   ヘッジホッグ1基
同型艦:DE1001~DE1030

E2型(ジョン・C・バトラー級)
排水量:1350トン
全長:93.2メートル
全幅:11.2メートル
速度:24ノット
兵装:12.7センチ38口径連装両用砲2基
   30ミリ連装機銃2基
   30ミリ単装機銃10基
   53.3センチ4連装魚雷発射管1基
   3式爆雷投射機8基
   爆雷投下軌条2基
   ヘッジホッグ1基
同型艦:DE2001~DE2030

改ハント級護衛駆逐艦

更なる護衛駆逐艦増備計画により配備された護衛駆逐艦。
ソーニクロフト社製のⅣ型をベースにしており、総合戦闘力は高めだが急造感たっぷり。なお機関はいつものディーゼル。
E型護衛駆逐艦同様に30隻を配備し、船団護衛に充てている。
諸元
排水量:1325トン
全長:90.2メートル
全幅:10.2メートル
速度:27ノット
兵装:10センチ65口径連装高角砲3基
   30ミリ連装機銃2基
   30ミリ単装機銃8基
   53.3センチ3連装魚雷発射管1基
   爆雷投射機4基
   爆雷投下軌条2基
同型艦:DE3001~DE3030

APD型高速輸送艦(クロスレイ級)

E型護衛駆逐艦構想においてベース艦候補に挙がっていたラッデロウ級護衛駆逐艦をベースに建造された高速輸送艦。
輸送任務を行いながらも、船団護衛を行える艦で、上陸用舟艇も搭載して機敏に行動する。
D.C.連邦では海上護衛司令部に所属しており、20隻が配備されている。
諸元
排水量:1725トン
全長:93.3メートル
全幅:11.3メートル
速度:24ノット
兵装:12.7センチ38口径連装両用砲1基
   30ミリ連装機銃3基
   30ミリ単装機銃6基
   爆雷投下軌条1基
同型艦:APD1001~1020

改峯風型駆逐艦

E型護衛駆逐艦では不足する高速性と対艦戦闘能力を補うために配備された駆逐艦。
主砲を両用砲にしており、対空、対艦両方に対応できる。
対空兵装も強化されており、護衛駆逐艦としても十分である。
諸元
排水量:1300トン
全長:102.6メートル
全幅:9.2メートル
速度:38ノット
兵装:7.6センチ50口径単装両用砲4基
   30ミリ連装機銃4基
   30ミリ単装機銃2基
   53.3センチ連装魚雷発射管3基
   爆雷投射機2基
   爆雷投下軌条2基
同型艦:DD1001~DD1036

改トライバル級駆逐艦

第三次護衛艦船増備計画に基づいて導入された防空駆逐艦。
ベースからの兵装の交換と巡航能力の向上を行っており、主に防空と対艦戦闘能力に重きを置いている。
対潜戦闘能力は無いわけではないがイマイチ。
諸元
排水量:1950トン
全長:115メートル
全幅:11.1メートル
速度:36ノット
兵装:10センチ65口径連装高角砲4基
   30ミリ連装機銃2基
   30ミリ単装機銃8基
   53.3センチ5連装魚雷発射管1基
   爆雷投下軌条1基
   爆雷投射機2基
同型艦:DDT1001~DDT1027

改ヴォークラン級駆逐艦

第三次護衛艦船増備計画に伴い導入された大型駆逐艦。
主砲を連装両用砲にまとめる等の集約・低重心化を中心に巡航能力をも向上させている。
船団内では主に嚮導駆逐艦として指揮艦艇の面が強い。
諸元
排水量:2500トン
全長:129メートル
全幅:11.8メートル
速度:36ノット
兵装:13センチ45口径連装両用砲2基
   30ミリ連装機銃14基
   30ミリ単装機銃16基
   53.3センチ4連装魚雷発射管2基
   爆雷投下軌条2基
   爆雷投射機2基
同型艦:DDV1001~DDV1018

改ミンスク級駆逐艦

第三次護衛艦船増備計画に基づいて建造された大型高速駆逐艦。
改ヴォークラン級同様に兵装の集約が中心だが、原型の40ノット級の高速も健在ではある。
こちらも主に嚮導艦として船団の指揮艦になることが多い。
諸元
排水量:2150トン
全長:128メートル
全幅:11.7メートル
速度:40ノット
兵装:13センチ45口径連装両用砲2基
   30ミリ連装機銃12基
   30ミリ単装機銃18基
   53.3センチ4連装魚雷発射管2基
   爆雷投下軌条2基
   爆雷投射機2基
同型艦:DDM1001~DDM1008

改F1型護衛艦

海上護衛司令部における護衛艦増備計画において配備された艦隊護衛艦。
兵装の換装や機関のディーゼル化は他の護衛艦と同様。また魚雷発射管が増設されている。機雷敷設も可能だが、普段は装備していない。
いざというときは戦闘にも投入可能であり、12隻が配備された。
諸元
排水量:730トン
全長:80.2メートル
全幅:8.8メートル
速度:28ノット
兵装:7.6センチ50口径単装両用砲2基
   30ミリ連装機銃2基
   30ミリ単装機銃4基
   53.3センチ3連装魚雷発射管1基
   3式爆雷投射機4基
   爆雷投下軌条2基
   ヘッジホッグ1基
同型艦:FB1001~FB1012

改鴻型水雷艇

船団護衛艦の増備計画に伴い、建造・配備された水雷艇…というか護衛艦じゃなかろうか。
兵装の換装に加えて、機関をディーゼルに換装して航続距離を稼いでいる。上部構造は原型に準じている。
駆逐艦に準じる戦力として稼働可能であり、深い河にも投入できる。
諸元
排水量:1030トン
全長:88.5メートル
全幅:8.2メートル
速度:30ノット
兵装:7.6センチ50口径単装両用砲3基
   30ミリ連装機銃2基
   30ミリ単装機銃6基
   53.3センチ3連装魚雷発射管1基
   爆雷投射機1基
   爆雷投下軌条2基
   ヘッジホッグ1基
同型艦:TD1001~TD1012

改タコマ級フリゲート

戦時下体制に突入した際に護衛駆逐艦が戦闘に投入された際の船団護衛艦の不足を見通して配備されたフリゲート。
兵装の換装を行ったほかには、機関をディーゼル式に換装しており、航続距離と速力の増加に成功している。
護衛駆逐艦の平時定数と同様の30隻を配備した。
諸元
排水量:1510トン
全長:92.7メートル
全幅:11.4メートル
速度:23ノット
兵装:7.6センチ50口径単装両用砲3基
   30ミリ連装機銃2基
   30ミリ単装機銃9基
   3式爆雷投射機8基
   爆雷投下軌条2基
   ヘッジホッグ1基
同型艦:EF1001~EF1030

改フラッシュ・デッカー級駆逐艦

ブーゲンビル島沖海戦の際に鹵獲したクレムソン級とウィックス級駆逐艦。
旧式駆逐艦であることから改装の上で海上護衛司令部に編入された。
兵装等の交換と機関のディーゼル化により、運用性を向上させている。
諸元
排水量:1280トン
全長:95.8メートル
全幅:9.7メートル
速度:35ノット
兵装:7.6センチ50口径連装両用砲2基
   30ミリ連装機銃2基
   30ミリ単装機銃8基
   53.3センチ3連装魚雷発射管4基
   爆雷投射機2基
   爆雷投下軌条2基
同型艦:スチュワート、キャンベルタウン、ソールズベリー、レミントン

改アドミラリティ級駆逐艦

スラバヤ沖海戦後にスラバヤにて鹵獲した英アドミラリティS級とV級駆逐艦。
主砲を両用砲に換装した他、爆雷の増設を行っている。
フラッシュ・デッカー級同様に機関をディーゼルに換装している。
テネドス(S級)
諸元
排水量:1100トン
全長:84.1メートル
全幅:8.1メートル
速度:36ノット
兵装:7.6センチ50口径連装両用砲2基
   30ミリ連装機銃2基
   30ミリ単装機銃8基
   53.3センチ連装魚雷発射管2基
   爆雷投射機2基
   爆雷投下軌条2基

ヴァンパイア(V級)
諸元
排水量:1190トン
全長:95.1メートル
全幅:9メートル
速度:34ノット
兵装:7.6センチ50口径連装両用砲2基
   30ミリ連装機銃2基
   30ミリ単装機銃8基
   53.3センチ3連装魚雷発射管2基
   爆雷投射機2基
   爆雷投下軌条2基

改A級駆逐艦

アラビア海海戦後にアデン湾にて放棄・接収して再就役させた英A級駆逐艦。
これまでの鹵獲駆逐艦同様の改装を実施しているが、コドリントンは嚮導艦としての能力を強化した。
先に就役しているテネドス、ヴァンパイアと共に1個戦隊を構成する。
諸元 ()内はコドリントンのデータ
排水量:1400トン(1600トン)
全長:98.5メートル(104.5メートル)
全幅:10メートル
速度:35ノット
兵装:7.6センチ50口径連装両用砲2基(3基)
   30ミリ連装機銃2基
   30ミリ単装機銃8基(10基)
   53.3センチ4連装魚雷発射管2基
   爆雷投射機2基
   爆雷投下軌条2基
同型艦:コドリントン、アーデント

改I級駆逐艦

A級同様にアラビア海海戦後にアデン湾で接収した英I級駆逐艦。
改装内容は変わらないものの、魚雷発射管が5連装と言う強力な戦闘力を有している。
イングルフィールドを旗艦として後述のH級2隻とともに1個戦隊を編成した。
諸元 ()内はイングルフィールドのデータ
排水量:1420トン(1650トン)
全長:98.5メートル(102.7メートル)
全幅:10メートル
速度:36ノット
兵装:7.6センチ50口径連装両用砲2基(3基)
   30ミリ連装機銃2基
   30ミリ単装機銃8基(10基)
   53.3センチ5連装魚雷発射管2基
   爆雷投射機2基
   爆雷投下軌条2基
同型艦:イングルフィールド、イントレピッド

改H級駆逐艦

アラビア海海戦後の鹵獲英駆逐艦第3シリーズ。H級を再改装している。
改装内容は同じなので割愛するが、I級と違ってこっちは魚雷発射管は4連装。
I級とH級という近似の駆逐艦4隻による1個戦隊で構成されている。
諸元
排水量:1400トン
全長:98.5メートル
全幅:10メートル
速度:36ノット
兵装:7.6センチ50口径連装両用砲2基
   30ミリ連装機銃2基
   30ミリ単装機銃8基
   53.3センチ4連装魚雷発射管2基
   爆雷投射機2基
   爆雷投下軌条2基
同型艦:ハンター、ハリケーン

改ジャワ級軽巡洋艦

船団護衛艦の増備に伴い、それらを統制するために建造された船団護衛用軽巡洋艦。
兵装を全て両用砲に換装、さらに魚雷発射管を増備する等の改装に加えて、機関をディーゼル化して航続性能を向上させている。
水上機運用能力も有しており、船団指揮艦としての運用に就いている。
諸元
排水量:5300トン
全長:158.3メートル
全幅:16メートル
速度:30ノット
兵装:12.7センチ54口径単装両用砲10基
   30ミリ連装機銃10基
   30ミリ単装機銃14基
   53.3センチ3連装魚雷発射管4基
   爆雷投射機2基
   爆雷投下軌条2基
搭載機:1機(零式観測機)
同型艦:浪速、音羽、新高、笠置

改寧海級巡洋艦

海上護衛司令部の護衛艦を束ねるために配備された船団旗艦用巡洋艦。
兵装を対空・対潜重視に強化した他、機関のディーゼル化、カタパルトの増設を行っている。
立ち位置としては香取型練習巡洋艦に近い艦ではある。
諸元
排水量:2526トン
全長:106.7メートル
全幅:11.9メートル
速度:22ノット
兵装:13センチ45口径連装両用砲3基
   7.6センチ50口径連装両用砲3基
   30ミリ単装機銃12基
   53.3センチ連装魚雷発射管2基
   爆雷投射機2基
   爆雷投下軌条2基
搭載機:1機(零式観測機)
同型艦:五百島、八十島

改オーダシティ級護衛空母

虹作戦において拿捕した貨客船ハノーファーを改造した護衛空母。原型から兵装と機関の換装による強化を行ったほか、格納庫を設置した。
艦載機搭載能力も向上したため、それなりの数を運用できる。またカタパルトも装備したため、艦載機運用能力は段違いに向上している。
唯一の問題は雷鳥鎮守府の護衛空母の中で最も足が遅い事。余談だが雷鳥鎮守府初の本格的な護衛空母でもある。
海上護衛司令部で空母が必要とされたため、打撃任務部隊から異動となった。
諸元
排水量:11500トン
全長:144.8メートル
全幅:17.1メートル
速度:21ノット
兵装:10センチ65口径連装高角砲2基
   30ミリ連装機銃7基
   30ミリ単装機銃10基
搭載機:15機(フルマー6機、ソードフィッシュ6機、ヴィンディケーター3機)
同型艦:鳳鷹

改ロング・アイランド級護衛空母

雷鳥鎮守府に新配備された護衛空母の一つで、打撃任務部隊に属する護衛空母。高角砲と機銃の増強を行い、自己防空能力を強化している。
機関はディーゼル機関に換装しており、速力と航続性能の両方の向上に成功している。カタパルトも装備しており、迅速に艦載機を発艦させられる。
欠点としてはC3型輸送船がベースのため、防御力が極端に低い事。
こちらも打撃任務部隊から海上護衛司令部へと異動となった。
諸元
排水量:16700トン
全長:150メートル
全幅:21.2メートル
速度:25ノット
兵装:10センチ65口径連装高角砲2基
   30ミリ連装機銃6基
   30ミリ単装機銃12基
搭載機:21機(フルマー9機、ソードフィッシュ6機、ヴィンディケーター6機)
同型艦:瑞鷹、龍鷹

改プレトリア・キャッスル級護衛空母

雷鳥鎮守府が建造した最後の護衛空母。ベースが大型の客船で、雷鳥鎮守府の護衛空母で最大である。
兵装の換装と機関の強化は行ったものの、搭載機数が少ないため機動部隊ではなく打撃部隊に配属されている。
船団護衛のために、打撃任務部隊から海上護衛司令部へと異動となった。
諸元
排水量:23550トン
全長:181メートル
全幅:23メートル
速度:26ノット
兵装:10センチ65口径連装高角砲4基
   30ミリ連装機銃12基
   30ミリ単装機銃18基
搭載機:21機(シーファイア6機、バラクーダ9機、彗星6機)
同型艦:天鷹

改サンガモン級護衛空母

シマロン級給油艦を改造して建造された護衛空母。海上護衛司令部向けの正式護衛空母。
武装の改良と機関のディーゼル化、ウェルデッキの閉鎖が行われている。なお給油設備は健在。
船団護衛用の空母ではあるが、有事の際に補助空母として一線で運用されることもあるかも?
諸元
排水量:11400トン
全長:168.6メートル
全幅:22.9メートル
速度:19ノット
兵装:7.6センチ50口径連装両用砲4基
   30ミリ連装機銃12基
   30ミリ単装機銃21基
搭載機:30機(シーファイア12機、彗星9機、シーウルフ9機)
同型艦:SCV1、SCV2、SCV3、SCV4

改コメンスメント・ベイ級護衛空母

サンガモン級の改良型の護衛空母。打撃任務部隊に配備されたのとは全く別扱いの護衛空母。
武装の改良と機関のディーゼル化はもちろんのことだが、給油設備は搭載していないのが特徴。
こちらもサンガモン級同様に有事は補助空母運用が計画されているが、どうなることか?
諸元
排水量:11373トン
全長:169.9メートル
全幅:32.1メートル
速度:20ノット
兵装:7.6センチ50口径連装両用砲6基
   30ミリ連装機銃12基
   30ミリ単装機銃20基
搭載機:30機(シーファイア12機、彗星9機、シーウルフ9機)
同型艦:CCV1~CCV35

改インディペンデンス級軽空母

高速輸送船団護衛用に建造された軽空母。
原型からの兵装変更に加えて、お得意の機関のディーゼル化により高速性と巡航性を両立させた。
主にT-3タンカー等の高速船団の護衛を中心に運用されている。
諸元
排水量:11000トン
全長:190メートル
全幅:21.8メートル
速度:32ノット
兵装:10センチ65口径連装高角砲4基
   30ミリ連装機銃12基
   30ミリ単装機銃28基
搭載機:45機(シーファイア15機、彗星15機、シーウルフ12機、彩雲3機)
同型艦:ICV1~ICV9