D.C.連邦防御要塞
鳳凰諸島の防衛のために建造された要塞で外縁の星島の各突出部に存在する。例外として南西の要塞は蒼星村西部の山地にある。
大口径の重砲や大口径高射砲などが配されており、海空からの侵略に対する防衛を担う。
ウルツブルクレーダー等の高性能電子機器も配備されている。各要塞の兵装は以下の通り(全要塞共通)。
兵装:試製四十一糎榴弾砲1基(最突出部に配置)
38.1センチMark1連装砲改2基(四十一糎榴弾砲の後部上方に背負い式で配置)
五式十五糎高射砲4基(要塞四方に配置)
D.C.連邦高射砲塔
鳳凰諸島の防空を行う上で建造された要塞塔。高射砲を多数配備しており、航空機への迎撃を行う他、避難施設としても用いられる。
所在は各防御要塞と外縁の星島の窪み部分(例外は東南間で東側に配置)、蒼空島、鳳雷島の突出部3か所、鳳凰本島の各市街地。
多数の対空砲があるG塔とレーダーや指揮装置による射撃管制等を行うL塔のセットで構成されている。
G塔兵装:128ミリ連装高射砲4基
88ミリ高射砲8基
30ミリ連装機銃24基
30ミリ単装機銃48基
L塔兵装:30ミリ連装機銃10基
30ミリ単装機銃20基
ヴァッサーファル4基
試製四十一糎榴弾砲
日本が開発した巨大な要塞砲。
41センチという陸上砲としては屈指の大口径で、鳳凰諸島の要塞陣地に配されている。
コンクリート製の掩体壕に配されており、かなりの射界を有する。
諸元
口径:410ミリ
射程:20000メートル
38.1センチMark1連装砲改
イギリスの15インチ艦載砲。QE級を皮切りにR級、レナウン級、フッド、ヴァンガードに搭載された傑作砲。
連装砲塔形式の物で、ヴァンガードの搭載砲に施された射程延長、重量砲弾運用可能の改造済みの高性能砲。
砲塔形式で要塞に配されているため、射界は広い。
諸元
口径:381ミリ
射程:33380メートル
五式十五糎高射砲
日本が開発した高空迎撃用の大口径高射砲。
レーダーと連動して重爆撃機を迎撃するための砲で、その性能から脅威度は高い。
要塞に対空迎撃用に配置されている。
諸元
口径:150ミリ
射程:26000メートル
12.8センチ FlaK40高射砲
ドイツが開発した大型高射砲。
88ミリ高射砲の後継で巨大で大重量のため移動は不可能になった。
移動不能を補って余りある高性能高射砲で、連装型が高射砲塔(フラックタワー)に配備されている。
諸元
口径:128ミリ
射程:14800メートル
ヴァッサーファル対空ミサイル
ドイツが開発した地対空誘導ミサイル。
時速2800キロまで加速し、近接信管により爆撃機を迎撃するミサイル。
高射砲塔(フラックタワー)のL塔に4基が配備されており、装填も迅速に行われる。