| 探究者の思い出6 | 長年に渡って遺跡を探索した研究者は、相棒を失い、ついに探索を断念した。「人智を越えた業」を持たないために、真実に至る道を阻まれたという |
| 始まりと終わりの地 | かつての探求者は、この遺跡で「幻獣」と出会い、各地の遺跡を探索した。しかし幻獣を失い、探究を断念した |
| 最後の書き置き | 『かつてこの地で幻獣と出会い、大いなる探究の旅に出たが、ついに真実には至れなかった。願わくば、後の世の賢者が意思を継いでくれることを』 |
| 古代遺跡の探求 | 「幻獣」は人の意識を結び、言葉の壁を越えて意思を伝える。かつての探求者は、幻獣の能力を頼りに、各地を探索していた |
| 思念の絆 | 『古代の言葉など聞き取れるはずもないが、なぜだが私には、彼らの意思が手に取るようにわかるのだ。きっと幻獣が、私達の意識を結んでいるのだろう』 |
| 羅針盤の目覚め | 『我が家に代々伝わる羅針盤は、常に沈黙していた。しかし幻獣と出会いの跡、突如として動き出した。まるで幻獣に呼応するかのように』 |
| 幻獣と羅針盤 | 幻獣と羅針盤には奇妙な関係がある。羅針盤は「幻獣」の力で動き、幻獣が興味を抱く思念のもとへ導くらしい |
| 幻獣の導き | 『幻獣は人の残した思念を感じ取り、それを具現化するようだ。そして羅針盤は、幻獣の興味の行く先を示している』 |
| 宝玉のハンドベル | 宝玉のついた舌を持つ、手のひらサイズの鈴。デザインは、墓所内の大鐘によく似ている |
| 不思議の大鐘 | 舌の抜けた大鐘にも、本来は宝玉の舌が付けられていたのだろうか。修理して鳴らせば、新しい道が開けるかもしれない |
| 死者の国の物語 | 『死者の国で道を見失ったなら、鐘を打ち鳴らしてみることだ。何もかも眠りから覚めて、新たな道だって見えるようになるはずさ』 |
| 探究者の思い出1 | かつての探究者は地下墓所を探索したが、鐘を鳴らすことができなかった。失われた鐘のパーツを作ろうとしたが、上手くはいかなかったようだ |
| 聖堂の封印 | 地下墓所の聖堂は強力に封印されている。大鐘を鳴らすことで封印が解けるが、鐘を鳴らす舌は既に失われている |
| 魔女の思い出10 | 地下墓所に聖堂が建てられた。聖堂には秘宝が隠され、強力な封印がかけられた。唯一、鐘の音だけが、封印を解くことができる |
| 魔女の思い出15 | 魔女は大鐘の舌を取り外し、隠れ谷の薬師に預けた。大鐘は容易に鳴らしてはならない。信頼する者にしか預けられないという |
| 鐘突きの使命 | 大鐘は平和な時代が訪れるまで、鳴らされてはならない。大鐘の舌は取り外され、魔女が信頼する者の手に預けられた |
| 鐘突きの心得 | 半分に割れた石盤。『世に平安が訪れたなら、墓の鐘を打ち鳴らせ。それが新たな道を開く鍵となる』 |
| 魔女の思い出13 | 魔女は太古の魔法の研究に没頭していた。魂を自分以外に宿す秘術を求めていたらしい |
| 秘術の目的 | 魔女は魂を移す術を求めていた。この術を会得すれば遠方を見通すこともできるというが、それ以上の真の目的があるのかもしれない |
| 魔女の探究 | 魔女は魂を移動する秘術を求めて、太古の魔法を研究していた。太古の魔法は「隠れ谷」に由来するものらしい |
| 千里眼の書 | 『憑依の秘術は、千里眼の探究から始まった。遠方を見通すため自分以外に意識を移す術だ。もしこの術を拡大し、意識の全てを移したとしたら……』 |
| 薬師の思い出11 | 「隠れ谷」から魔導書が持ち込まれた。かつて魔女が極めなかった太古の魔法を記したもので、死を超えようとする探究の書のようだ |
| 憑依の書 | 『高度に経験を積んだ魔法使いなら、意識を自分以外に宿すことも可能だという。かつてはそうした術を使い、永遠を手にしようとした者もいたという』 |
| 不死の術 | 今は滅びた「魔法の谷」では、死を超える術も研究されていたらしい。ただし、そういった「太古の魔法」は、既に失われている |
| 魔法の谷の物語 | 『今はなき魔法の谷には、偉大なる太古の魔法が眠っている。失われた魔法の中には、死を超える術すらあったという』 |
| 魔女の能力 | 魔女は死を超えるために、意識を自分以外に移そうとしたのかもしれない。それができるほどに、経験を積んだ魔法使いだったのだろうか |
| 魔女の遺言 | 『多くの過ちを犯してきた私には、私たちの使命を最後まで見届ける義務があります。そのためなら、感情と共に、再び死を超えてみせましょう』 |
| 使命のために | 魔女は使命の行く末を見届けるために、死を越えようとしていた。その手段を、「魔法の谷」に眠る「太古の魔法」に求めたようだ |
| 戦士の思い出13 | 墓守り騎士の長は、主の最期を見送った。魔女は騎士長に見送られながら、霊廟の奥へと消えた |
| 魔石の短刀 | 魔石の刃を持つ短刀。倒れた大騎士の懐に、最期まで大切にしまってあった |
| 騎士の献身 | 墓守り騎士の長は、最期を迎える魔女を見送った。その後も霊廟の前に留まり、彼女の眠りを守り続けていた |
| 太陽の首飾り | 小さく赤い宝石が埋め込まれた、太陽をかたどった首飾り。裏にはメッセージが彫られている。『あなたの長い冬がいつか終わりますように』 |
| 太陽の贈り物 | 魔女の眠り霊廟には、太陽をかたどった首飾りが残されていた。魔女を想う、騎士長からの贈り物なのかもしれない |
| 老いと死 | 歩くのに杖がいるほど、魔女は衰えていた。自分の限界を察して、霊廟に向かったのだろう |
| 魔女の長杖 | 魔物の骨で作られた、歩行用の長い杖。柄にメッセージが刻まれている。『優しい墓所の魔女様へ。いつまでもお健やかに』 |
| 魔女の衰え | 物語のとおりなら、魔女は不老不死。しかし魔女には、歩行用の杖が贈られている。不老不死の身には不要なものだ |
| 魔女の思い出16 | 魔女は霊廟の前で最期を迎えた。それは終わりではなく、新たな旅路の始まりなのだという |
| 不死の魔女の最期 | 墓所の魔女は、物語にあるように不老不死だったのだろうか。しかし魔女は、霊廟で最期を迎えている |
| 不死の魔女の物語 | 『その昔、決して老いず、死なない魔女がいた。冷たく白い月を胸に抱き、時も氷も凍てつかせたのだ』 |
| 魔女の思い出4 | 未知の世界で見出した氷のような結晶の欠片は、異様な魔力を放っていた。「氷月」の力が込められており、人や物に永遠を与えるという |
| 白月の使者の物語 | 『永遠の世界である常世には、冷たく白い月が昇る。切なる願いが通じれば、白月の使者が舞い降りて、永遠の命を授けてくれるだろう』 |
| 氷月=白月? | 魔女が見出したという欠片には、「氷月」の力が宿っている。もし「氷月」と「白月」が同じものだとしたら、それを飲んだ魔女はどうなったのだろう |
| 石オブジェの欠片 | 崩れた石オブジェクトの欠片。人の名前と、追悼文のようなものが刻まれている。各所にある石のオブジェは、墓石であるようだ |
| 魔女の思い出6 | 魔女は死者を弔うため、地下に墓を建て始めた。魔女の仲間を弔うための小さな墓地は拡大を続け、やがて広大な地下墓所となった |
| 広大な地下墓所 | 魔女がつくりはじめた墓地は拡大を続け、広大な地下墓所となった。あちこちに墓石が建てられ、死者が弔われている |
| 旅商人の思い出1 | 旅商人が訪れた地下空間は、広大な地下墓所だった。人里離れたこの地では、日用品もよく売れることだろう |
| 鎮魂花の種 | 地下墓所にだけ咲く花の種。墓地では咲き乱れているが、他の場所に植えてみても、決して育たない |
| 乙女の鎮魂花 | 墓地に咲く青白い花は、死者を弔うために魔女が育てたものらしい。今でも墓地だけに咲き、墓を見守っている |
| 鎮魂花の観察記 | 『新たに芽吹いた青白い花は墓地を鮮やかに彩ってくれた。この花が代々、お墓を見守って、皆の慰めになるといいのだけど』 |
| 戦士の思い出14 | 墓守り騎士の長は、自ら鍛えた魔法の鎧を身にまとい、最期を迎えた。死を超えようとする主に、付き従うためだという |
| 騎士の忠誠 | 墓守り騎士は魔女に仕えていた。魔女が死んだ後も付き従う覚悟だったらしい |
| 朽ちた旗 | 擦り切れ、色褪せた旗の残骸。花を植える魔女に付き従う騎士の絵が、かろうじて見て取れる |
| 戦士の思い出12 | かつて魔法鍛冶を極めた男は工房を失い、仲間を集めて墓所に入った。彼らはかつての戦友に仕え、墓守り騎士となった |
| 生きた鎧の物語 | 『使命を帯びた古代の戦士たちにとって、鎧は特別だ。魔法の板金に主の魂を宿し、死後も使命を果たすのだから』 |
| 鍛冶職人 | 墓守り騎士たちは、かつては鍛冶職人だった。「魔法鍛冶」を極めたが、工房を失い、墓所に身を寄せたようだ |
| 魔法の鎧 | 墓守り騎士たちは魔法の鎧を身に着けている。魔法の鎧は、特別な金属と鍛冶炉から作り出されるようだ |
| 魔法鍛冶道具 | 現代とは全く趣の異なる鍛冶道具。錬金術で用いる鍛冶道具によく似ており、魔石を自在に加工できるようだ |
| 魔法金属 | 魔法の鍛冶炉は、魔石を加工できる。魔力を放つ不思議な金属は、魔石を混ぜ込むことで作られたのかもしれない |
| 太古のインゴット | 太古の昔に作られた、金属の延べ棒。魔力を含んで、ぼんやりと発光している |
| 導き星のペンダント | 輝く隕石、導き星の欠片で装飾されたペンダント。輝き星は2つで1つ。対になる双子の星と、空間を越えて結びつく |
| 弟子の思い出1 | 故郷を失った少女は、星の都に流れ着いた。彼女は都を治める星の民を慕って、この地に住み着いた |
| 導き星の絆 | 星の民の弟子は、何らかの責任を果たすために師匠と分かれた。別離の後も、二人の心は導き星で繋がっていたのだろうか |
| 弟子の思い出13 | 星の民の弟子が、最期の別れを告げに来た。師匠と分かれ「森」で責任を果たすという。遠く離れても、導き星が心を繋いでくれる |
| 星の民の思い出7 | 魔力の流れは乱れ狂い、各地に天災をもたらした。星の都にも大水が押し寄せたが、星の民には都に留まったようだ |
| 水底に沈んだ星 | 天空から落ちた島に地上の人々が集まってきた。しかし魔力の乱れで島は水没し、人間はいなくなってしまった |
| もう一度会うために | 空気を生み出す飴とは、おそらくエアドロップのことだ。星の民を想う心から生み出されたのだろうか |
| 星の民の思い出1 | 天空から浮島が墜落してきた。地上に落ちた島には人々が集まり、人でも魔物でもない不思議な存在と出会った。その存在は「星の民」と呼ばれた |
| 空気飴の製法書 | 羊皮紙に、空気を生み出す飴の製法が記されている。比較的最近書かれたものだが、製法自体は大昔から伝わるものだという |
| 悪魔と戦う人々 | 星の世界から来た島に人々が集まり、街を築き上げた。街は悪魔と戦う人々の拠点として発展し、星の都となった |
| 星の民の思い出4 | 浮島に集った人々は、年月をかけて街を築き上げた。街は庭園を中心に、星の民に寄り添うように造られた |
| 計画のかなめ | 悪魔に立ち向かう人々は、「大いなる計画」を進めていた。計画の遂行には、「氷月」と「炎陽」と呼ばれる、ふたつの力が必要とされた |
| 星の都の物語 | 『星の世界より降り立った島は、悪魔に立ち向かう人々の都となった。人々は都に集い、大いなる計画の拠点とした』 |
| 星の民の思い出6 | 地下墓所の魔女が持つ「氷月」と工房の炎の民が持つ「炎陽」には、それぞれ特別な力がある。大いなる計画の遂行には、その力が必要となるかもしれない |
| 魔力を求めて | 「大いなる計画」のため、魔力の集中する「霊樹のの森」が注目された。魔石の杖は、強い魔力を探すための道具だったのだろうか |
| 弟子の思い出2 | 禁断の霊樹の森には、膨大な魔力が集中するという。大いなる計画を成し遂げるためには、この地を制御する必要がある |
| 枯渇した魔石の杖 | 魔力の枯渇した、無色透明な魔石を取り付けた杖。近くに魔力の満ちた場所があると、魔石が青白く光る |
| 精霊の目の秘密 | 『星の民には、魔力の流れがはっきりと見えているらしい。星の民の導きに従ったところ、魔力の川が次々と発見された』 |
| 星の民の目 | 「星の民」は魔力を見ることができたという。人間には真似できない能力だが、この魔石の杖を使えば代用できるかもしれない |
| 星の民の思い出5 | 星の都の最奥に「魔導石」が置かれた。魔導石の働きで、この地を流れる魔力が制御下に置かれ、人々は膨大な魔力を手にした |
| 魔導石の生産 | 星の都の最奥には「魔導石」が置かれ、この地の魔力を制御している。魔導石はここではない、どこかの工房で作られたものらしい |
| 工房からの書状 | どこかの工房から送られたきた書状。『魔導石の素材を受け取りました。炎の民の総力を挙げて、完璧な結晶を量産してみせます』 |
| 異質な魔石 | 七色に輝く魔石の塊。奇妙な存在感を放っており、持っていると少し気分が悪くなる気がする |
| 悪魔には悪魔の力を | 『悪魔を封じる力は、悪魔こそ持つ。剣を持ち、七色の結晶を奪い取ってやれ。奴らは自分の力によって封じられるのだ』 |
| 悪魔の魔石 | 七色の魔石は悪魔から奪い取ったものらしい。それがこの地にある意味とは、何なのだろうか |
| 悪魔退治の剣 | 結晶で作られた大剣は、炎の民の工房で作られたものかもしれない。おそらくは「悪魔」と戦うために |
| 結晶の大剣 | 結晶の刃を持つ、変わった剣。かなり大振りで、大型の魔物と戦うために使われていたものらしい。今は刀身が折れており、使い物にならない |
| 悪魔を討つ力 | 『悪魔の硬い鎧には、並みの剣では歯が立たない。ただし炎の民の工房で生み出される、魔法の剣だけは例外だ』 |
| 星の民の思い出2 | 魔力の流れを知り、操るのが魔法。星の都の隕石は本来、魔力の流れを利用して浮上するものだった |
| 浮遊の力 | 隕石には魔力に反応して浮遊する力がある。巨大なものであれば、どれほどの力が発生するのだろうか |
| 浮遊隕石の欠片 | 時おり、弱々しく宙に浮かぶ隕石の欠片。魔石などの魔力の塊を近づけると、それに反応して浮上するようだ |
| 魔女の思い出7 | 星の都の噂を聞きつけ、魔女が訪れた。未知の知識を求める魔女は、導き星と呼ばれる、巨大な隕石に興味を持った |
| 稀なる星 | 導き星は、魔力の川のほとりで見つかるという。魔力によって結びつく性質と、なにか関係があるのだろうか |
| 魔力の川原石 | 『魔力の川のほとりでは、双子の導き星が稀に発見される。小さな欠片であっても非常に珍しい。よもや、これほど巨大な塊が存在するとは』 |
| 星の繋がり | 導き星は双子の星で、魔力によって繋がっている。この繋がりが、人を導いてくれるという |
| 導き星の物語 | 『導き星は双子の星。切っても切れぬ縁があり、時空を超えて結びつく。この星の繋がりは、迷える人を正しい道に導くだろう』 |
| 転移の力 | 双子の導き星の間には、時空を超えた繋がりがある。星の都にある転移装置は、この繋がりを利用したものらしい |
| 転移装置の図面 | 石盤に記された、転移装置の図面。二つの星を繋ぐことで、星の間を瞬間移動できるらしい |
| 星の民の思い出3 | 星の都はかつて、精霊たちの集う箱舟だった。精霊たちは箱舟に乗り、各地を旅した。星の民は、彼らを送り届ける船頭だった。 |
| 精霊の集う船 | 星の都はかつて、精霊たちの箱舟だった。その中には、大精霊と呼ばれる存在もいたようだ |
| 大精霊の杖 | 強大な力を持った、大精霊と呼ばれる存在が用いる杖。異なる造形の杖が、複数残されている。複数の大精霊が、かつてこの街にいたのだろうか |
| 招かれる精霊 | 箱舟から各地に降り立った精霊が、人間に恩恵をもたらしたのかもしれない。しかし今の時代に精霊の記録はなく、確かめようがない |
| ライムウィックの物語 | 『石の円環は魔力の川に通じ、精霊を呼び寄せた。精霊は人々に寄り添い、知識を与え、村に繁栄をもたらした。異郷の塔が建ち、人が精霊を忘れるまでは』 |
| 旅商人の思い出2 | 星の都には、精霊や異郷の人間の文化が採り込まれている。思わぬ掘り出し物があるかもしれない |
| 探究者の思い出3 | かつて島には多くの精霊が棲み、各地の空を旅した。精霊は地上と島を行き来し、人間と交流していた |
| 多文化の都 | 精霊は島と地上を行き来し、人間と交流していたという。その交流の中で、様々な文化が入り乱れたのだろうか |
| 異郷のブレスレット | 錆びた金属製のブレスレット。よく見ると、文字にも絵にも見える、不思議な模様が刻まれている。王都周辺ではない、遠い異国の文化を感じさせる |
| 探究者の覚え書き | 『この街の建物は明らかに異質だ。他の遺跡とは全く様式が違う。かつて旅の果てに見た、西方の異文化圏の建築様式に、なぜかよく似ている』 |
| 探究者の思い出2 | 太陽の描かれた大扉は、膨大な炎の魔力がなければ開かない。かつては太陽像に「炎陽結晶」が埋め込まれていたようだが、今あるのはレプリカのようだ |
| 開かずの扉 | 模様の彫られた扉は炎に反応する。炎があれば開くのかもしれないが、大扉を開けるにはどれほどの火力がいるのだろうか |
| 石扉の欠片 | 砕けた石扉の欠片。模様が彫られており、火を近づけると淡く光る。炎に反応して開く仕掛けになっていたのかもしれない |
| 失われた宝玉 | 工房は「炎陽結晶」の力によって成り立っており、工房の守護者も結晶の力を動力にしていた。しかし結晶は既に失われている |
| 戦士の思い出10 | 工房の技術の全てを詰め込んだ守護者は、動力である炎陽結晶を失い、沈黙していた。模倣品の結晶ではまともに動かず、守護者は大扉の奥に隠された |
| 戦士の思い出8 | 工房の長は、工房の宝である炎陽結晶を持ち出した。これがなくなれば、工房は力を失う。しかし人々を救うためには、差し出す他ないのだという |
| 炎陽の小宝玉 | 淡く光る小さな宝玉。マナ工房の太陽像にはめ込まれた宝玉によく似ている。わずかに炎の魔力を秘めており、触るとほのかに温かい |
| 模倣品 | 魔石をかき集めて、太陽像の宝玉を再現しようとしたのだろうか。長くはもたないというが、短時間であれば元の宝玉の代わりになるのでは? |
| 職人の記録 | 『坑道で魔石をかき集め、炎陽に似せて加工した。これでしばらくは炎を得られる。しかし所詮は模造品、長くはもたないだろう』 |
| 結晶槍の穂先 | 折れた槍の、刃の部分。半透明の結晶で作られている。魔力がこめられており、今なお鋭い切れ味を持つ |
| 魔女の思い出5 | 魔法の武具を生み出すという噂を聞きつけ、隠れ谷の魔女が訪れた。恐るべき悪魔との戦いに備えて、強力な武具が必要なのだという |
| 魔法の武具 | 工房では結晶を使って、魔法の武具が生み出されていた。恐るべき悪魔との戦いに使われるほど、強く優れたものらしい |
| 旅商人の思い出3 | 炎の民の生み出す優れた武具には、相応の材料が必要となる。商売人にとっては、またとない取引先となる |
| 戦士の思い出1 | 炎の民の工房には、光り輝く幻獣がいた。幻獣と共にいると、不思議と知恵が回り、ついには魔法の鍛冶を会得したという |
| 鎧の残骸 | バラバラになった鎧のパーツ。表面は錆びているが、少し磨くと輝きを取り戻す。恐ろしく頑丈で、ハンマーで叩いても傷ひとつ付かない |
| 秘伝の鍛冶技術 | 魔石を加工する魔法鍛冶は、マナ工房だけに伝わる秘術。秘術の会得には、「幻獣」が関わっている |
| 魔石の金属 | マナ工房に繋がる魔法鍛冶は、魔石を加工するものだった。魔力のこもった金属も、魔石を混ぜ込んで作られたのかもしれない |
| 戦士の思い出4 | 青年は若くして魔法鍛冶を極め、工房を率いる長となった。魔石を加工する特別な鍛冶技術は、マナ工房だけに伝わる秘術だった |
| 不思議の鎧 | 鎧の残骸には、魔力のこもった金属が使われているようだ。特別な性能を持った鎧だったのかもしれない |
| マナインゴット | 正体不明の金属の延べ棒。魔力が込められている。錬金術を使っても加工できず、調合材料としては使えない |
| 結晶混じりの枝 | 多数の結晶を取り込んだ、白い木の折れた枝。折れてなお、何かを求めるように、時おり動いている気がする |
| 魔石の捕食者 | 魔石を捕食する樹木もあるという。あちこちに見られる結晶を取り込んだ木も、魔石を求めて動くのだろうか |
| 戦士の思い出11 | 炎陽結晶を失った工房には、魔石喰いがはびこった。その勢いは凄まじく、ついに止めることはできなかった |
| 工房の盛衰 | 工房は「炎陽結晶」によって「魔石喰い」を焼き払い築かれた。しかし炎陽結晶は失われ、工房は再び魔石喰いに支配された |
| 魔石喰いの生態 | 『ある種の樹木は魔石を取り込み、魔力を吸収して生きる。取り込む魔石の性質によっては、非常に獰猛な捕食者となる』 |
| 工房主の思い出 | 彼方の地で「炎陽結晶」を見出した男は、洞窟に結晶を持ち込んだ。結晶の力で、洞窟にはびこる「魔石喰い」を焼き払い、洞窟の中に工房が築かれた |
| 炎の民の物語 | 『光の石あるところに、貪欲な魔石喰いの木あり。我らの始祖は、燃える太陽を招いて木を焼き、魔石の工房を築いた』 |
| 炎の魔石 | 黄色い魔石には、炎の魔力が宿っている。「炎の民」は、この魔石を求めて、この地に工房を築いたのだろうか |
| 作りかけのランタン | 作りかけで放置されたマナランタン。内部に黄色い魔石が埋め込まれている。この魔石が持つ炎の魔力を取り出し、灯りとするようだ |
| 結晶のナイフ | 刃が結晶で作られたナイフ。戦闘用というより、何かを切り出したり、加工するための道具に見える |
| 戦士の思い出2 | 工房の幼い後継ぎは、隠れ谷から来た魔女と出会った。いずれ工房を率いるという少年に、魔女は結晶の守り刀を渡した |
| 魔石を得るために | 結晶の刃は、悪魔を傷つけられる。悪魔の持つ魔石を奪うために結晶のナイフが使われたのだろうか |
| 戦士の思い出5 | 若い工房の長は、悪魔の持つ魔石を手に入れるため、初めて戦場に立った。そこで彼は、悪魔の恐ろしさを思い知った |
| いびつな結晶塊 | 複数の魔石を結合させた塊。自然にできたものではなく、人工的につなぎ合わせたようだ |
| 巨大な魔石の製造 | 工房では、複数の魔石を繋ぎ合わせることもできたようだ。「霊なる竜」に献上する巨大な魔石も、同じようにして作れるのかもしれない |
| 魔石の合成 | この工房の鍛冶炉では、魔石を融かすことができる。複数の魔石を融かして、ひとつの魔石に合成していたのかもしれない |
| 霊なる竜の供物 | 『霊なる竜は悪魔を喰らう。助力を賜るには、魔石を集めて献上することだ。だが、竜が好むのは巨大な魔石。地上でたやすく見つかるものではない』 |
| 融けた魔石 | 鍛冶炉の奥に残されていた、一度融かされた魔石。魔石を融かすことができるなら、どんな形にも自在に加工できたことだろう |
| 小さな守護者 | 魔石に反応して動く人形は、かつて試作された自動人形と同じものかもしれない |
| 戦士の思い出3 | 巨大な悪魔に立ち向かうための自動人形が試作された。後に大型化して、悪魔と戦わせるのだという |
| ミニチュアゴーレム | 石で作られた人型の人形。周囲から魔力を取り込んで動くらしく、魔石を近づけるとぎこちなく歩き出す |
| 貪欲な石 | 砕けた石材。守護者を構成する素材と同じ。魔力を吸収して留めておく性質があるようだ |
| 守護者の動力 | 守護者は外部から魔力を吸収する。そうして集めた魔力を使って、稼働するのだろう |
| 薬師の思い出8 | 守護者の試作機が受け渡される。悪魔を討ち滅ぼすには不足だが、追い払うくらいはできるという |
| 悪魔を討つもの | 人造の守護者は、悪魔を討つために作られた。試作段階であっても、凄まじい強さを秘めていたようだ |
| 受け継がれた力 | 工房の守護者は、ひとりでに動く石像だった。火の山の守護者というのも、同じような存在なのだろうか |
| 戦士の思い出6 | 人造の守護者が完成した。魔物の群れを容易に蹴散らすほどの強さだが、真の敵を相手取るにはまだ足りないという |
| 火の山の守護者 | 『火を噴く山には、鍛冶集団の鉄の民が住む。彼らは巨石で作った像を崇め、これが一族を守護すると語った。あれは案外、真実だったのかもしれない』 |
| 現存する神木 | 魔獣がかじっていたという神木と、物語にある白く輝く神木、そして今現実にある神木は、どれも同じものなのだろうか |
| 幻影の森の物語 | 『禁断の森に、白く輝く神木あり。幻の支配する森の中で、自分が何者か知っている。その加護を賜れば、人の身で森を抜けることも、あるいは可能だ』 |
| 弟子の思い出6 | 魔獣は襲撃の後、必ず神木の根をかじってから、深い霧の奥に消えていく。神木にこそ、幻の霧を克服する秘密があるようだ |
| 幻を越えるために | 森の霧は、人を惑わす。根をかじるわけにはいかずとも、どうにかして神木の力を利用できれば、活路も開けるかもしれない |
| 弟子の思い出3 | 霊樹の森には霧が満ちている。霧は視界を遮るだけでなく、人に幻を見せて、惑わしているようだ |
| 真っ白い炭 | 巨大な炉の中に残されていた、真っ白な炭。はるか昔に燃え尽きた薪の名残らしい。脆く崩れた炭の中には、青白く輝く粉が混ざっている |
| 神木の薪 | かつての森の探索者は、神木の薪を燃やして道を開いた。炉の中に残されていた燃えカスは、その薪の名残だろうか |
| 毒をもって毒を制す | 炭に混ざった粉は、森を満たす霧と同じものだ。霧を晴らすために、霧の成分を利用したようだ |
| 弟子の思い出7 | 神木を特別な方法で加工して、幻を払う薪が作られた。薪を燃やせば、霧が晴れ、新たな道が開けるという |
| 光粉入りの壺 | 壺の中を、青白く輝く粉が満たしている。この粉は森を満たす霧と同じもの。わざわざ集めたのは、何かに利用するためだろうか |
| 炎陽の伝説 | 「炎陽」は世界規模の変化をもたらす。行き過ぎれば世界を滅ぼすというが、そんな恐ろしい力が実在するのだろうか |
| 炎の輪郭の書 | 『炎の輪郭は変化の兆し。刹那を司り、見下ろす台地を創り変える。正しく力を賜る者は、未知を生み出す業を得る』 |
| 再生の書 | 『炎陽だけが常世を変え、活力ある世界を生み出す。しかし行き過ぎれば世界を焼き滅ぼしてしまう。その先に、我らの棲み処はないであろう』 |
| 弟子の思い出10 | 森の深部、魔力の渦巻く地に、炎陽結晶が捧げられた。悪魔を封じるには、工房の宝を犠牲にするしかない |
| 工房の犠牲 | 工房の宝は森の深部に捧げらた。工房の滅亡と引き換えに、悪魔は封じられたのだろうか |
| 星の民の弟子の記録 | 『炎陽を竜に捧げれば、我らは剣を失うが、戦うべき相手も闇に消える。しかし工房の民にとっては、それも長い戦いの始まりに過ぎないのだろうか』 |
| 宵闇より出でるもの | 『宵闇より、貪食な悪魔が這い出づる。悪魔の王を封じるものは、霊なる竜の他にない。竜にまみえ、その口に太陽を捧げよ』 |
| 悪魔封じの霊竜 | 「霊なる竜」に悪魔を封じてもらうため、「炎陽」が捧げられた。石盤には月も描かれているが、他にも供物がいるのだろうか |
| 悪魔封じの石盤 | 異形の魔物を締め上げる、双頭の竜が描かれている。竜は二つの口に、太陽と月を、それぞれ咥えている |
| 森の支配者 | 竜のようなウロコが「地を這う守護竜」のものだとしたら、森の深部は守護竜に支配されているのだろうか |
| 古き森の幻獣 | 『霧に包まれた幻の森は、地を這う守護竜によって支配されている。しかし古い伝承を辿ると、かつての守護者は竜ではなく、毛皮を持つ獣であったようだ』 |
| 不思議なウロコ | 竜鱗にも似た、大きな魔物のウロコ。森の深部に向かって、点々と落ちている |
| 恐ろしい魔獣? | 調査隊を襲った魔獣は、可愛らしい見た目としていたという。守護竜のイメージにはそぐわないが…… |
| 弟子の思い出4 | 霊樹の森の調査隊は、魔獣の襲撃を受けた。魔獣は一見、可愛らしいが、とてつもない強さを秘めている |
| 森の狩人の物語 | 『霊樹の森には、勇猛果敢な獣が暮らす。霊樹と命を繋げ、悠久の時を生きる。森の民の友にして、悪を狩る狩人でもある』 |
| 霊樹の守護獣 | 霊樹と魔獣は一心同体だった。魔獣を霊樹を守るため、森を害する存在を狩っていたのだろう |
| 魔獣の行く末 | 魔獣の命は霊樹と繋がっている。森が枯れたことで、魔獣も生きていけなくなったのだろうか |
| 弟子の思い出8 | 魔獣は霊樹の守護者だった。魔獣は魔力を糧に生きる。魔力を生み出す霊樹は、魔獣の生命線なのだ |
| 魔女の思い出12 | 急激に枯れていく森に魔女が訪れた。魔女は魔獣の最後の生き残りを保護し、安全な墓所に連れ帰った |
| 探究者の思い出4 | 森の中には、星の都の痕跡が多く見られる。星の民の話によれば、かつて都から弟子が旅立ち、「霊なる竜」を探して森に入ったという |
| 竜を探して | 星の都の杖は、魔力に反応する。「霊なる竜」の探索に使っていたのだろうか |
| 星の都より | 森の探索者は、星の都から来た。導き星があしらわれた腕輪には、故郷への想いが込められている気がする |
| 星の都の杖 | 涸れた魔石を取り付けた杖。魔力に反応して、青白く光る。柄に刻まれた文字からは、かろうじて「星の都」という語が読み取れる |
| 導き星の腕輪 | 輝く隕石、導き星の欠片で装飾された腕輪。導き星は2つで1つ。対になる双子の星と、空間を越えて結びつく |
| 弟子の思い出5 | 人間の世界は、恐ろしい悪魔の侵略を受けている。調査隊は禁を破ってまで霊樹の森に入り、悪魔に対抗できる「霊なる竜」を探していた |
| 禁を破ってでも | 霊樹の森は、立ち入りの禁じられた恐ろしい森であったようだ。禁を破ってでも対抗手段を探すほど、悪魔は脅威だったのだろう |
| 壊れたマナランタン | 既に壊れたマナランタン。マナ工房から与えられたもののようだ。未開の夜の森を歩くには、尽きない灯りは欠かせないものだったのだろう |
| 禁断の霊樹の森 | 『霊樹の森は禁断の地、人が踏み込むべきではない。踏み入る者は幻惑に惑わされ、孤高の狩人の標的となるだろう』 |
| 未開の森 | 霊樹の森は、人が踏み入らない未開の地だった。そういう場所にこそ、貴重なものが隠されているのかもしれない |
| 旅商人の思い出4 | 調査隊に同行して訪れた森は、想像以上に不可思議な場所だった。危険も多いが、他の地にはない珍しいものも多く隠されているだろう |
| 弟子の思い出12 | 新たな霊樹の芽吹きと共に、枯れた森はかつての姿を取り戻していく。しかし、昔と全く同じというわけではなく、所々が違っているようだ |
| 螺旋のように | 幻影の言葉が真実なら、新たな霊樹は、滅んだ森を再現している。ただし、新しい森には独自の解釈が入り、前とは少し違っている |
| 魔法の本質 | 『強く信じたことは、時に現実に影響を及ぼす。夢は現実にないものを生み出す源で、それこそ魔法の本質なのだ』 |
| 受け継いだ記憶 | 霊樹の芽は、古い森の記憶を夢見ているという。太古の土に、かつての森の記憶が残っていたのだろうか |
| 古き森の土 | 今の森とは成分の異なる土。太古の時代の土が、分離されて残されていたようだ。魔力を含んでおり、不思議な温もりを感じる |
| 弟子の思い出11 | 全てが終わり、森は急速に枯れ果てていく。森の深部、かつて霊樹のあった場所には、いくつかの種が残されていた |
| 石塔の魔石塊 | ピラミッドを囲む石塔からこぼれ出た魔石の塊。塔の中には、同じような魔石がぎっしりと詰まっているようだ |
| 新たな霊樹 | 枯れた霊樹は、種を残した。魔石のつまった石塔は、この種を育てるためにあるのだろう。おそらくは、ピラミッドの頂上に植えられた種を |
| 芽吹かない種 | 森の奥に植えられていた種。いつから植えられていたのかは定かではないが、全く芽吹く様子がない。魔石を近づけると、わずかに脈動する |
| 薬師の思い出2 | 「霊竜」は隠れ谷の守り神。外界の悪魔を追い払うため、伝承される竜の姿をまねて、巨大な竜骨が建造された |
| 伝承の霊竜 | 「霊竜」は隠れ谷の守り神。魔法使いにとって、特別な存在のようだ。谷を這う竜骨は、伝承上の竜をまねて作られたらしい |
| 霊なる竜の物語 | 『双頭の霊なる竜は、2つの口から魔力を吐き出し、人の世に魔法と叡智をもたらした。竜こそ隠れ谷の守り神にして、魔法使いの始祖である』 |
| 薬師の思い出5 | 心臓石は、竜血を模した液体を注ぐことで動き出す。竜血の主成分は、谷底に生える薬草であり、古くから伝わる魔法薬をベースに開発されたらしい |
| 竜の心臓石 | 竜の心臓石は、竜血を動力にして動き出す。心臓石を動かせば、隠された道が開かれる |
| 薬師の思い出6 | 心臓石が稼働し、竜骨が動き出した。巨大な頭骨の口は閉じ、秘宝の眠る洞窟を覆い隠した |
| 薬師の思い出4 | 谷を訪れた炎の民により、魔法鍛冶の知識がもたらされた。物質を自在に変化させる魔法鍛冶は、竜骨の建造を大きく進展させた |
| 駆動する竜骨 | 竜骨は魔法鍛冶に応用し、自在に稼働する。頭骨の顎の部分が損傷しているのは、そこが頻繁に稼働するからだろうか |
| 顎骨の欠片 | 竜の頭骨の顎部分の欠片。他の部分に比べて損傷しており、周囲には他にも欠片が落ちている |
| 白月の石盤 | 『白月は停滞の証。永遠を司り、見下ろす大地に常世を創り出す。正しく力を賜る者は、老いと死を退ける』 |
| 白月の伝説 | 白月の力を得れば、不老不死になれるということだろうか。仮にそうだとしても、相応の代償があるようだ |
| 常世の石盤 | 『白月の氷気に抱かれた地は、永遠不滅の常世となる。常世の住人は不老だが、その身の内に血と感情は通わない』 |
| 薬師の記録1 | 『悪魔を捕らえておくには、永遠を司る力が必要だ。いかな檻を作ろうと、奴らは容易く食い破る。決して滅びぬ、氷の封印が必要なのだ』 |
| 氷の封印 | 悪魔を封じるために「氷の封印」が求められた。封印には、誰かが身に宿す「氷月」が必要だった |
| 薬師の記録2 | 『彼女が身に宿す氷月こそ、私が求めていた最後のひと欠片かもしれない。だがあれは、既に彼女の一部、命の源と言ってもいい』 |
| 魔女の思い出1 | 隠れ谷に住む若い魔女は、外の世界に旅立った。谷にはない、未知の知識を求めて |
| 魔女の思い出9 | 永い年月の後に帰還した魔女が、その半生を語る。未知の世界で白い月に出会った彼女は、月の魔力の欠片を宿し、不死になったのだという |
| 不死の魔女の帰郷 | 魔女は月の魔力を得て、不死になった。それから永い年月の間、故郷に戻ることはなかったという。その間に、何があったのだろうか |
| 魔力の補給薬 | 隠れ谷の魔法使いは、魔法を扱うために薬を用いたようだ。薬で魔力を補充しなければ、魔法を扱えなかったのかもしれない |
| 魔法使いの石盤画 | 石盤に刻まれた絵。左手に持った小瓶から液体を飲み、右手に持った杖で魔法を扱う、魔法使いを描いたものだ |
| 薬師の思い出3 | 古くから魔法使いが用いてきた魔法薬をもとに、傷を癒す薬が開発された。本来は魔力を補充するためのものだが、応用次第で様々な可能性がある |
| 奇妙な関連性 | 薬の調合法は、錬金術に似ている。隠れ谷では古くから魔法薬が作られていたというが…… |
| 魔法薬の調合書 | 薬の調合法を記した石盤。主に記号によって解説されている。これらの記号は、錬金術のレシピに記されるものによく似ている |
| 戦場とは | 地下神殿では負傷者が続出し、そこに治療薬が送られていた。地下神殿と呼ばれる場所が、当時の戦場だったようだ |
| 戦場の記録 | 『地下神殿から絶え間なく負傷者が送られる。今のままでは、とても治療が間に合わない。もっと強力な魔法薬が必要だ』 |
| 魔法薬の小瓶 | 魔法薬を入れるための空の小瓶。表面に文字が刻まれている。「地下神殿」という語が、かろうじて読み取れる |
| 優れた治療薬 | 隠れ谷では、優れた治療薬が作られていた。外部から人が求めに来るほど、効果の高いものだったようだ |
| 魔女の思い出8 | 二度と戻らぬ覚悟であった魔女が、隠れ谷に帰還した。覚悟を曲げたのは、傷ついた者を癒す魔法薬を求めてのことだという |
| 旅商人の思い出5 | 魔法の谷は、伝え聞く噂に及ばないものだった。だが、この地の薬には優れた効能がある。今の時代になくてはならないものだろう |
| 失われた魔法の谷 | 『この世界のいずこかに、失われた魔法の谷がある。今はなき太古の魔法が眠る、幻の谷。我ら錬金術士が求めし、始まりの地だ』 |
| 太古の魔法 | 谷を出た魔女は、古の魔法を極めなかったという。失われた太古の魔法と、同じものを指しているのだろうか |
| クリントの研究 | 魔法が錬金術の始まりだというのなら、魔法の谷こそ、錬金術の源流ということになるのだろうか |
| 薬師の思い出1 | かつて隠れ谷には、無鉄砲な若い魔女がいたという。魔女は閉鎖的な谷を離れ、新しい魔法の探究に出た。古の魔法を極めることなく |
| 探究者の思い出5 | 今はなきクリント王国の錬金術士たちは、魔法の探究に熱心だった。もともと錬金術は、失われた魔法を再現するために生まれたとも言われている |
| 竜頭の杖 | 魔物の骨で作られた大きな杖。先端には竜の頭がかたどられ、竜の口が魔石をくわえている |
| 魔法使いと竜 | 魔法使いと竜の間には、特別な関係があるようだ。石盤の絵は、竜から力をもらっているようにも見える |
| 星の魔法の石盤 | 魔法使いが杖を持ち、魔法を扱う様子が描かれている。杖先は空の星々に向けられ、星を操っているようにも見える |
| 星を操る大魔法 | 本当に星を操れるのだとしたら、人智を越えた大魔法だ。竜と関わり、それだけの力を得たということだろうか |
| 竜臨の石盤 | ふたつの頭を持つ竜の前に、魔法使いが膝まづく様子が描かれている。その両手は竜に向かって捧げられ、何かを受け取ろうとしているように見える |
| 隠れ谷の秘宝 | 『大器は隠れ谷の秘宝。魔力が溢れ、谷の繁栄の礎となっている。人の手によって作りうるものではなく、おそらくは精霊からの贈り物だろう』 |
| 魔を吐く器 | 待機からは魔力が溢れていた。魔を吐く穴とは、大器のことを指しているのかもしれない |
| 薬師の記録3 | 『悪魔の石を集めれば、魔力の穴を反転させられる。魔を吐く穴は、魔を吸う穴へ。なればこそ氷月を注ぐこともできるが、谷の未来は潰えるだろう』 |
| 竜の恩恵 | 魔力は流れ、大器から溢れだす。魔力の流れこそ、谷の繁栄の礎だった。それが伝承されるうち、竜という形をもって伝えられたのだろう |
| 竜頭図の石盤 | 各地を流れる魔力の流れを図示したもの。北東と北西には竜の頭が描かれ、魔力の流れは全て、どちらかの頭に繋がっている |
| 竜の正体 | 魔力が吐き出される穴があるのなら、流れの先があるはずだ。そして魔力の流れの終端に竜の頭がある。竜とは魔力の流れ、そのものなのだろうか |
| 不死の終わり | 魔女は氷月の欠片によって不死となっていた。しかし悪魔を封じるために欠片を差し出し、不死の力を失った |
| 魔女の思い出11 | 魔女は氷月の欠片を解放した。不死の力を失った魔女は、不死を失い、生を取り戻した |
| 薬師の思い出9 | 魔女の持つ「氷月の欠片」には、あらゆるものを停滞させる力がある。様々な手を尽くしてきたが、悪魔を封じるには、この欠片を頼るほかない |
| 氷月の行く先 | 氷月の欠片は、その力をいずこかへ送り出す。そして氷月の力は、悪魔を封じる。力の行き着く先こそが、悪魔のいる場所ということだろうか |
| 薬師の思い出10 | 「氷月の欠片」が大器に投げ込まれた。大器から氷月の力が送り出され、迫りくる悪魔を封じる手立てが整った |
| 探究者の思い出6 | 長年に渡って遺跡を探索した研究者は、相棒を失い、ついに探索を断念した。「人智を越えた業」を持たないために、真実に至る道を阻まれたという |
| 守備隊の思い出1 | 一部の戦士は地下に残り、悪魔と戦う道を選んだ。ある者は悪魔への恨みから、またある者は地上に生きる人々を守るために |
| 守備隊結成 | 地下には古代の戦士たちが留まり、悪魔を抑え、地上を守る役目を負っていた。それぞれの理由から、厳しい戦いの道を選んだようだ |
| 戦士の思い出9 | 工房の長は、地下神殿に留まろうとする魔女を強引に連れ出した。彼女が外で生きることが、戦士たちの望みだという |
| 魔法鍛冶炉 | マナ工房から受け継がれただろう、魔法鍛冶を行うための炉。炎陽結晶がなくても使えるよう、改良されている |
| 進化した技術 | 地下の遺跡には魔法鍛冶が受け継がれ、独自に発展していた。異界の魔力を利用して武器をつくり、悪魔と戦い続けていた |
| 折れた魔剣 | 魔石の刃を持つ剣。この剣の魔石は、異界の魔力を秘めている。悪魔から奪った魔石を加工し、新たな武器としたようだ |
| 悪魔の王の脅威 | 『悪魔には、彼らを統率する王がいる。定期的に現れて、我らを蹂躙する。幾度となく抗い、撃退し、力を削いできたが、未だに滅ぼせていない』 |
| 悪魔の王 | 古代の人々が悪魔と呼ぶ存在には、それを統率する王がいた。永きに渡る戦いで、守備隊を苦しめ続けていた |
| 守備隊の崩壊 | 古代から何百年も続いた戦いの末、守備隊は崩壊した。まだ状態の良い鎧も残されているところを見ると、比較的最近まで存続していたのかもしれない |
| 旅商人の思い出6 | 戦場の最前線である地下神殿では、悪魔との戦いが頻発する。商売にはもってこいだが、命が惜しいなら、長居するべきではない |
| 最後の戦士 | 地下神殿の深奥に倒れた戦士の鎧の残骸。錆びつきがなく、他の鎧に比べると状態が良い。比較的最近、力尽きたものらしい |
| 悪魔の石の結晶 | 悪魔は魔力の流れを歪める力を持っている。各地に置かれた魔導石は、悪魔の持つ魔石を集めて作られており、同じように魔力の流れを歪める効果がある |
| 魔力を歪めるもの | 『悪魔は魔力の流れを歪める力を持つ。なればこそ、奴らが出現した際に、流れに乱れが生じたのだ。魔導石はその能力を模倣している』 |
| 魔導石の製法 | 『各地の砦に設置した魔導石は、悪魔の魔石を集めて作られた。長い戦いの中で、何千何万という魔石を集め、巨大な結晶が作られたのだ』 |
| これまでの道のり | 各地の遺跡の奥にあった結晶は、魔導石に違いない。これまでフィーが吸収してきたのは、魔導石に宿っていた、魔力を歪める力なのだろうか |
| 幻獣の性質 | 『光の幻獣は我らの友、大切な存在だ。だが、魔導石にだけは近づけてはいけない。彼らにとって、あれは大変なご馳走なのだ』 |
| 魔力の結界 | 『悪魔を前に、石の壁は役に立たない。唯一、魔力の壁だけが奴らを阻むことができる』 |
| 封印の正体 | 地下神殿には、悪魔を封じるための結界が張られた。各地から集められた膨大な魔力が結界となり、悪魔の侵攻を阻む |
| 封印の守り手 | 地下神殿に住む人々は、悪魔を封じる手段を代々語り継ぎ、封印を守る使命を負っていた |
| 魔女の思い出14 | 長きにわたる戦いの葉てに、ついに地下神殿を封じる時が来た。各地から集められた膨大な魔力が、悪魔を阻む封印になるという |
| 守備隊の思い出2 | 悪魔封じの知識は、地下神殿の中でも脈々と受け継がれていた。地下神殿の住人は知識を受け継ぎ、代々戦い続けていた |
| 神殿建設の目的 | 大規模な神殿は、生きたまま冥界に行くために建てられた。地下深くにあるとされる冥界に行くため、神殿は地下へ地下へつくられた |
| 神殿の本質 | 『冥界に至る者は死者と定められているが、神殿の中にはその定めも及ばない。神殿から出ぬ限り、生きたまま冥界の淵に辿り着けるだろう』 |
| 冥界の書 | 『死に別れた者と再会するには、冥界に至る他ない。冥界は地の底にあるという。その入り口はどこにでもあり、どこにもない』 |
| 思わぬ結果 | 神殿は冥界に行くためにつくられたが、その深部は冥界とも異なる世界に繋がった。偶然にしてはできすぎている気もするが…… |
| 魔女の思い出2 | 冥界に至るはずの神殿は、深部で未知の世界に繋がった。未知に挑む探索隊には、辺境から訪れた、旅する魔女の姿があった |
| 氷月の壁 | 『氷月は停滞を司る。魔力の渦を不滅のものとし、決して破れぬ壁とする。魔力を歪める悪魔の力も、氷月には及ばない』 |
| 魔女の思い出3 | 異世界の探索隊は、恐るべき悪魔の襲撃によって崩壊した。仲間を失った魔女は、いずれ悪魔が、こちらの世界にも現れることを予期した |
| ふたつの星の封印 | 「炎陽」が魔力の渦をつくり、「氷月」が渦を永続化する。そうして、悪魔を閉じ込める魔力の檻がつくられた |
| 炎陽の渦 | 『炎陽は変化を司る。魔力の流れを激しく歪め、渦とする。魔力の渦は神殿を囲い、悪魔を捕らえる檻となる』 |
| 戦士のお守り | 戦士たちは、導き星をお守りとして持ち歩いていた。死期を悟った時、そのお守りに祈ったようだ |
| 散り際の作法 | 『いよいよ駄目だと思ったら、お守りを抱いて祈るんだ。肉体は滅びても、魂までくれてやることはない』 |
| 導き星のお守り | 戦士の鎧の傍に落ちていたお守り。星都にある隕石の欠片が装飾として使われている |
| 最後の転移 | 散り際に、戦士たちは導き星に祈った。彼らが持つ欠片はどこにあり、彼らをどこに導いたのだろうか |
| 導き星の奇跡 | 『導き星は2つで1つ。2つの星の間には絆があり、これを利用すれば空間転移ができる。あるとき私は、転移しているのは肉体だけではないことに気づいた』 |
| 戦士の思い出7 | 赤く輝く巨大な魔石が完成した。人工的に作られた大魔石は、人の魂すら宿せるという |
| 魂の器 | 巨大な魔石塊は、戦士たちの魂を宿すために作られた。中に導き星を入れたのは、彼らの魂を導くためだろう |
| せめてもの希望 | 閉ざされた神殿の中では、戦士たちの戦いに終わりはない。何があっても、魂だけは守られる。それが、せめてもの希望となったのだろうか |
| 薬師の思い出7 | 地下神殿に、巨大な魔石の塊を置く計画が立てられた。巨大な魔石の中に、星の都の導き星を入れて、戦士たちの器にするという |
| 弟子の思い出9 | 星の都から、導き星の塊が持ち出された。星の導きが、終わりのない戦いに挑む戦士たちの希望になることを願って |