1時間で覚える麻雀役

Last-modified: 2014-03-03 (月) 20:12:43

基本中の基本

役牌

5分で分かる麻雀参照
役として読むときには、白發中はそれぞれ「ハク」「ハツ」「チュン」、
東南西北も「トン」「ナン」「シャー」「ペー」と呼びます。
場風牌と自風牌は重複するので、東場の東家の東は「ダブ東」(ダブトン)、
南場の南家の南は「ダブ南」(ダブナン)と呼びます。
場合によっては「場風牌」「自風牌」と呼んだりします(麻雀格闘倶楽部はこっち)。
1翻役。

面前清自摸和(メンゼンチンツモホー)

5分で分かる麻雀参照
役として読むときは「メンゼンツモ」と呼ぶことが多い。
1翻役。

平和(ピンフ) 

5分で分かる麻雀参照
1翻役。

断ヤオ九(タンヤオチュー) 

5分で分かる麻雀参照
役として読むときは「タンヤオ」と呼ぶことが多い。
1翻役。

立直(リーチ)

5分で分かる麻雀参照
1翻役。

つけばラッキー偶然役

一発

立直をしてから、1巡するまでの間にロンまたはツモで上がると付く役です。
ただし、途中で鳴きが入った場合は付きません。
1翻役。

嶺上開花(リンシャンカイホー)

カンした時に引く牌(嶺上牌)であがったときに付く役です。
「咲-Saki-」の主人公 宮永 咲の得意技となっています。
1翻役。

槍槓(チャンカン)

他の人が明カンした牌が当たり牌だったときに上がることができ、この役が付きます。
1翻役。
「咲-Saki-」の鶴賀学園の加治木ゆみが東二局一本場でみせたように全く狙えないわけでもないかも。

海底撈月(ハイテイラオユエ)

局の最後の1枚の牌でツモあがりしたときに付く役です。
「咲-Saki-」の天江 衣は、鳴きを入れて順番を調整してでも、
流局にさせずにこの役を上がります。
役として読むときには単に「ハイテイ」あるいは「ハイテイツモ」と呼びます。
1翻役。
他に役がないなら、わざと見逃してテンパイ料に期待した方がいいこともある。

河底撈魚(ホウテイラオユイ)

局の最後の捨て牌でロンあがりしたときに付く役です。
役として読むときには単に「ホウテイ」あるいは「ホウテイロン」と呼びます。
1翻役。
他に役がないなら、わざと見逃してテンパイ料に期待した方がいいこともある。

ダブル立直

最初の巡目で立直をかけたときは、立直ではなくこの役となります。
略して「ダブリー」とも呼びます。
2翻役。

ドラ

画面の真ん中に10枚の牌が積まれていて、
そのうちの1枚が表を向いていますが、(これをドラ表示牌という)
その次の牌がドラとなります。
数牌の場合は、+1した牌(9がドラ表示牌の場合は同じ種類の1)がドラ、
字牌の場合、東南西北の順(北の次は東)、白發中の順(中の次は白)となります。
役牌がドラだった場合、その刻子だけでほぼ満貫となるため、
かなり大きな局となります。

槓した場合、表になっている牌の隣の牌がめくられ、これもドラ表示牌となります(槓ドラ)。
また、立直して上がった場合は、ドラ表示牌の下に積まれている牌がめくられ、
その牌もまたドラ表示牌として扱われます(裏ドラ)。
また赤5牌ありの場合は、赤色の五萬、五筒、五索もドラとなります(赤ドラ)。

ドラ1枚につき1翻です。
ドラ表示牌や、赤ドラが重複していた場合、重複している分だけドラとしてカウントします。
(ドラ表示牌が四萬の時の赤五萬は2翻)

役として読むときは、1枚のときは「ドラ」、2枚で「ドラドラ」、
3枚以上のときは「ドラ○」(○には数)で呼びます。

天和(テンホー)

親が最初の状態であがったときはこの役となります。
役満(子32,000点、親48,000点)です。

地和(チーホー)

子が最初のツモであがったときはこの役となりますが、
最初のツモまでに鳴きが入った場合は成立しません。
役満(子32,000点、親48,000点)です。

基本的な役

セットで覚えよう

混一色(ホンイツ)

5分で分かる麻雀参照
3翻役。鳴くと2翻。
「咲-Saki-」の染谷まこが好む。

清一色(チンイツ)

5分で分かる麻雀参照
6翻役。鳴くと5翻。
鳴かなければ跳満、鳴いても満貫は確定という高い役です。
「咲-Saki-」の染谷まこが好む。

混全帯ヤオ九(ホンチャンヤオチュー)

全ての組で、1、9、字牌を使用しているとつく役です。
最初の手牌で、1、9、字牌が多く、4~6の牌が少ないときに狙いやすいです。
役として読むときには「ホンチャン」「ホンチャンタ」と呼ばれることが多いです。
2翻役。鳴くと1翻。

純全帯ヤオ九(ジュンチャンヤオチュー)

混全帯ヤオ九の上位役という感じの役で、
混全帯ヤオ九では、全ての組に1、9、字牌が含まれる、が条件でしたが、
純全帯ヤオ九では、全ての組に1、9牌が含まれる、が条件になります。
字牌を使うと混全帯ヤオ九となってしまいます。
役として読むときには「ジュンチャン」「ジュンチャンタ」と呼ばれることが多いです。
3翻役。鳴くと2翻。

混老頭(ホンロウトウ)

全ての組を、1、9、字牌だけで作るとつく役です。
混全帯ヤオ九のさらに限定した形だと思って下さい。
必然的に対々和になります。
2翻役。

清老頭(チンロウトウ)

全ての組を、1、9牌だけで作るとつく役です。
混老頭上位役です
役満(子32,000点、親48,000点)です。

三色同順(サンショクドウジュン)

萬子・筒子・索子の3種類それぞれで同じ数字の順子を揃えるとつきます。
萬子の678、筒子の678、索子の678というような感じです。
最初の手牌で、近い数字同士で順子や塔子(順子から1枚少ない状態)があるときに狙うことができますが、
思ったよりも成立させにくい役だと思います。
ついていたらラッキーくらいで。
通常「サンショク」と略されるのは、こっちの三色同順です。
2翻役。鳴くと1翻。

三色同刻(サンショクドウコウ)

萬子・筒子・索子の3種類それぞれで同じ数字の刻子を作るとつく役です。
萬子の333、筒子の333、索子の333というような感じです。
同じ数字の塔子や刻子が多いときには、鳴きながら狙えると思います。
それ以外ではなかなか難しい役。
2翻役。

一盃口(イーペーコー)

同じ順子を2組作る役です。
33・44・55のような形です。
「イーペー」と略すこともあります。
1翻役。鳴くと不成立。

二盃口(リャンペーコー)

一盃口が2つある形となります。
112233と667788という感じで、残りの2枚が頭となります。
形としては七対子と同じですが、順子4組と対子1組と考えるため、
七対子との複合はしません。
ただでさえ作るのは難しいのに、鳴くと不成立なので、偶然役を除く通常役の中では
なかなかお目にかかれないかも。
「リャンペー」と略すこともあります。
3翻役。鳴くと不成立。

三暗刻(サンアンコウ)

手牌の中に、鳴いていない刻子(暗刻)を3組作るとつく役です。
対々和と複合するには、1組しかポンできません。
最初の手牌で、刻子、対子が多いときに、あまり鳴かずに行くことで狙うことができます。
2翻役。

四暗刻(スーアンコウ)

三暗刻や対々和のさらに上位の役で、4つ全ての刻子を鳴かずに作るとこの役になります。
ロンで獲得する牌は面前とは認められないため、
(シャボ待ちからのロン上がりは、対々和・三暗刻となる)
シャボ待ち(対子2組ある状態で、片方の牌が来たらそれを刻子とする形)の場合は、
ツモ上がりのときのみ四暗刻となります。
単騎待ち(既に刻子が4組あり、残りの1枚と同じ牌を対子とする頭を待つ形)の場合は、
ロンでもツモでも四暗刻となります。
役満(子32,000点、親48,000点)です。

ゲームによっては、この四暗刻単騎待ちをダブル役満として、
子64,000点、親96,000点とするものもあります。
三六荘では役満です。

三槓子(サンカンツ)

槓子(同じ牌4枚の組)を3つ揃えるとつく役です。
鳴いた槓(明槓)でも、そうでない槓(暗槓)でもOKですが、槓を宣言していないとダメです。
作り方によっては、対々和や三暗刻との複合もありえますが、
1人で槓を3つ作るのはなかなか難しいです。
2翻役。

四槓子(スーカンツ)

三槓子の上位役です。
槓子を4組揃える役です。
必然的に、単騎待ちとなります。
役満(子32,000点、親48,000点)です。

小三元(ショウサンゲン)

白、發、中のうち2つを刻子、1つを対子(頭)にしてあがるとつく役です。
最初の手牌に白、發、中が多いときは狙い目です。
2翻役。

大三元(ダイサンゲン)

小三元の上位役です。
白發中全てを刻子で揃えるとつく役です。
役満(子32,000点、親48,000点)です。

その他の役

対々和(トイトイホー)

順子は使わず、刻子4組と対子1組であがりの形を作るとつく役です。
最初の手牌に対子や刻子が多いときは、積極的にポンして、この役を狙うことができます。
「トイトイ」とも略されます。
2翻役。

三暗刻との複合が多いので、三暗刻とセットで覚えても良いかもしれません。

一気通貫(イッキツウカン)

1つの種類の牌で1~9まで揃える役です。
厳密に定義するならば、1つの種類の牌で、123、456、789の順子を作ります。
そのため、順子として認められない形ではこの役にはなりません。
(例:123345677889 この場合、123, 345, 678, 789の4組になり、456が無いため一気通貫とはなりません)
最初の手牌で、1種類の牌が多く、それでいて数字の重複が少ないときに狙いやすいです。
通称「イッツー」。
2翻役。鳴くと1翻。

特殊な形

七対子(チートイツ)

書いて字のごとく、7組の対子を作ればこの役となります。
この役の形は、通常の3枚×4組+対子1組という形ではありません。
序盤で対子が多いときに狙うことができますが、
上がり牌はかならず1種類という形での待ちとなるため、
上がり牌をどれにするかも重要になってきます。
「チートイ」と略されることもあります。
ルールによっては50符1翻として扱われますが、
三六荘では25符2翻の役として扱われます。

流し満貫

自分の捨て牌が1、9、字牌のみで、自分の牌が一度も鳴かれなかった状態で
流局するとこの役となります。
最初の手牌に1・9・字牌が多いが、バラバラというときにはこれを狙うのも手です。
断ヤオ九を目指していたら、いつのまにか鳴かれないまま随分経ったというときも。
名前の通り満貫(子8,000点、親12,000点)となります。

国士無双(コクシムソウ)

萬子の1、9牌、筒子の1、9牌、索子の1、9牌、東南西北白發中のそれぞれを1枚ずつと、
そのうちのどれか1枚という形がこの役です。
2枚ある牌を頭と考えます。
役満(子32,000点、親48,000点)です。

頭が決定済みの場合は、持っていない牌1枚が当たり牌となりますが、
全種類1枚ずつ持っている状態では、13枚が当たり牌となります。
これを国士無双十三面待ちと呼び、
ゲームによっては、この国士無双十三面待ちをダブル役満として、
子64,000点、親96,000点とするものもあります。
三六荘では役満です。

誰もがあこがれる役満

ここではこれまでにでてきてない役満を紹介します。
役満自体は稀な役なので、覚えるのは後回しでも問題ありません。

小四喜(ショウスーシー)

東南西北のうち3つを刻子、1つを対子で完成させるとこの役となります。
役満(子32,000点、親48,000点)です。

大四喜(ダイスーシー)

東南西北の全てで刻子を作るとこの役となります。
役満(子32,000点、親48,000点)です。

ゲームによっては、この大四喜をダブル役満として、
子64,000点、親96,000点とするものもあります。
三六荘では役満です。

字一色(ツーイーソー)

字牌の刻子と字牌の対子(頭)であがるとつく役です。
役満(子32,000点、親48,000点)です。

その性質上、大三元や小四喜や大四喜と複合しやすいです。

緑一色(リュウイーソー)

書いて字のごとく全ての牌が緑色しか使われていない牌であがりの形をつくるとつく役です。
使える牌は、索子の2、3、4、6、8と發となります。
役満(子32,000点、親48,000点)です。

九連宝燈(チューレンポウトウ)

1と9を3枚と2~8を1枚ずつ+1~9のどれか1枚という形を
1種類の牌(萬子、筒子、索子のどれか)で作るとつく役です。
役満(子32,000点、親48,000点)です。

1112345678999という形だと、1~9のどれでも上がりとなり、
これを純正九連宝燈と呼びます。
ゲームによっては、この純正九連宝燈ダブル役満として、
子64,000点、親96,000点とするものもあります。
三六荘では役満です。

数え役満

通常の役の翻数の合計が13翻以上の場合は
数え役満(子32,000点、親48,000点)です。

三倍満よりは出やすいとも言われています。