【父の急逝】

SF2

【ワイド】の領主として板についてきたギュスターヴ13世のもとに一通の訃報が飛び込んだ。
それは自身を追放したギュスターヴ12世であった。
テルムが空位となったと知るや、周囲の部下たちは今がテルム帰還のチャンスだと13世を推すが、いくら鋼鉄兵の力があっても待ち受けるのは戦闘ではなく戦争。
戦略がなければいかなる錬兵でも役に立たないだろう。
まして場所は群雄割拠の東大陸であり、半端な軍師では歯が立たない。
そこでムートンは、前ワイド侯失脚を境に引きこもっているネーベルスタンを呼び戻す策を実行に移す。
師シルマールを引き連れるという断れないやり方に辟易するネーベルスタンは、シルマールがなぜそこまで13世に協力するのかを問う。
その答えは、アニマなき者の可能性に対する関心であった。
　
こうしてネーベルスタンが13世の軍門に下ったのをきっかけに、いよいよ東大陸への遠征がはじまろうとしていた。

リマスター版ではシナリオの内容に変化は無いが、ネーベルスタンの下記のセリフで、一人称が「俺」から「私」に変わっている。

PS版
「まさか、俺にもう一度、
　将軍をやれって言いに
　来たんじゃないだろうな？」
リマスター版
「まさか、私にもう一度、
　将軍をやれって言いに
　来たんじゃないだろうな？」

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