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【ドラゴンハート】製の武器専用アビリティで、4番目のアビリティが強制的にこのアビリティに置き換わる。
その効果は「戦闘中毎ターン開始時にHPが最大HPの50%～100%だけ回復する」という凄まじい物。
戦闘中は原則ターン開始時に画面外にいる(＝前ターンに行動していない)場合のみHPが自然回復するのだが、このアビリティは画面内にいようが常に発揮される。
本作は敵の攻撃だけでなく技術のコストでもHPが減少し、現在HPが低いほどLPが削られやすくなる＝常に行動しているとLPの減りが早いというシステムとなっているが、このアビリティはそれを根幹からひっくり返せるほどのポテンシャルを秘めている。
最大HPと防御力を高めた上でこのアビリティの付いた武器を装備すれば、驚異的な生存能力を手に入れる事が可能となる。
本作屈指の凶悪アビリティだが、その恩恵を受けられるのは【ヴェント】編のみとなっている。
ドラゴンハート製の武器は攻撃力がイマイチなため、基本的には【短剣】【長剣】【杖】のいずれかにして防御アクション用のサブ武器とするのが鉄板。
使い手としてはヴェント編のエースでありHP回復能力の低さだけが穴となっている【フランシス】あたりが鉄板。
なお、【トゥースとの決着】において【トゥース】との戦闘前会話でトゥースが「ドラゴンハートの効果を打ち消した」と言うが、これは開発中に構想されていたが結局没となった「ドラゴンハート製の武器はアンデッドに大ダメージを与えられる」という設定の名残であり、このアビリティの効果は正常に発揮される。