SCP-004-LCOP

Last-modified: 2025-02-12 (水) 13:17:54

アイテム番号: SCP-004-LCOP


メタタイトル: 邪視


オブジェクトクラス:Keter


画像:(写真は防犯カメラに写ったものである)
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特別収容プロトコル: SCP-004-LCOPはサイト-Γの収容コンテナに収容し、常に監視カメラによる監視が行われることが求められます。収容施設は、少なくとも5メートルの厚さの特殊防護壁で囲まれ、外部からの視線を遮断するための遮光装置が設置されています。収容施設内には、SCP-004-LCOPの影響を受けた職員が接触しないよう、定期的に交代制で勤務する職員が配置されます。

SCP-004-LCOPに接触する際は、必ず視覚を遮断できる器具を着用し、視覚的な接触を避けることが義務付けられています。また、SCP-004-LCOPの影響を受けた者は、直ちに隔離され、落ち着きを取り戻した後、カウンセリングを受ける必要があります。SCP-004-LCOPの作業を終えた職員は、数分間のカウンセリングを受けることが求められます。

イベント・メデューサが起きた場合、NK-クラス:世界終焉シナリオを阻止するため、機動部隊-Δは儀式・ペルセウスを手順通りに行ってください。(補遺3を参照)


説明: SCP-004-LCOPは顔の6分の1を占めるほどの巨大な一つの目と青白い肌をしている、身長約2mの人型オブジェクトです。その巨大な目から直接的な視線を受けた者(以下、影響者と呼称)は強い不安感や恐怖感を抱くとともに、周囲の人に危害を加えます。しかし、影響者が他人を知覚せずに時間が経過した場合、経過時間に応じて異様な反応を示します。(補遺1を参照)

SCP-004-LCOPは日本██県██市██山の登山道にて発見されました。発見当時、SCP-004-LCOPの周りでは影響者どうしの乱闘が起こっており、偶然近くでSCP-████に関する任務をしていたフィールドエージェントによって発見され、その後に機動部隊-Δによって収容されました。


補遺1: 以下は影響者が他人を知覚せずに時間が経過した場合の反応をまとめたものです。

10分人間を探し始める
20分全身の毛の抜け落ち
30分皮膚色素の分解
40分頭蓋骨及び眼球の変形
50分SCP-004-LCOPと非常に似通った姿(SCP-004-LCOP-A)に変化
60分イベント・メデューサの発生

補遺2: 以下はイベント・メデューサの詳細です。
〈イベント・メデューサ〉
イベント・メデューサとは、影響者がSCP-004-LCOP-Aに変化後に、無限に増殖(増殖後の個体をSCP-004-LCOP-Bと呼称)しNK-クラス:世界終焉シナリオに直行するというイベントです。

SCP-004-LCOP-BはSCP-004-LCOP-Aが死亡した後に消滅します。そのため、儀式・ペルセウスを行うことでイベント・メデューサを終わらせることができます。

補遺3: 以下は儀式・ペルセウスの手順です。
〈儀式・ペルセウス〉
①SCP-004-LCOP-Aの存在地域の特定
②SCP-004-LCOP-Aの特定
③SCP-004-LCOP-Aの殺害
④収容コンテナ及び収容プロトコルの見直し