アイテム番号: SCP-006-LCOP
メタタイトル: 姦姦蛇螺
オブジェクトクラス: Euclid
画像:(損傷が激しいため、画像の記載は不可能)
特別収容プロトコル: SCP-006-LCOPの存在する地域は常にサイト-Ηの監視区域、エリア-006に指定されます。担当職員は、エリア-006の中央に位置するSCP-006-LCOP-Aの状態を、無人探査機を通して常に確認してください。もしもSCP-006-LCOP-Aが所定の位置からの移動、損傷、消失していた場合、直ちにサイト管理官と機動部隊-Ηに連絡してください。
サイト-Ηへの人員の侵入はSCP-006-LCOPの脱走を招く可能性があるため、原則不可とします。
説明: SCP-006-LCOPは日本長野県安曇野市の███の████が発祥の都市伝説由来の、半神的実体です。
上半身は腕が6本生えていて、巫女服を着用しています。下半身は大蛇ようであり、採取したサンプルからのDNA検査の結果「アオダイショウ(Elaphe climacophora)」と約99.985%一致するということがわかりました。
SCP-006-LCOPは「蒐集院」から相続したオブジェクトの一つで、現在は発祥地から移動し、エリア-006に存在しています。エリア-006の中央にはSCP-006-LCOPの凶暴性を抑えるために、6本のマッチ状のスクラントン現実錨(SCP-006-LCOP-A)が木造の箱に入っています。SCP-006-LCOP-Aは指定の形と本数以外の状態になると効力が薄れるため、絶対に触れてはいけません。
SCP-006-LCOPは移動時、鈴のような音を出します。これは、着用している巫女服の装飾に施されたものだと推測されています。
補遺1: SCP-006-LCOPは、平安時代に発祥地で崇められていた「蛇神様」を討伐しようとした巫女の伝説と関係があると考えられています。