アイテム番号: SCP-030-LCOP
メタタイトル: 神の酒場
オブジェクトクラス: Thaumiel
特別収容プロトコル: SCP-030-LCOPは、民間人に発見されることはほどんど無いとされるため、隠蔽する必要は基本的にありません。
SCP-030-LCOP-Bには3日に一回程度で、定期的に肉以外の食べ物を配給してください。
例外的にSCP-030-LCOPが現実改変者や敵対組織に発見される可能性を防ぐため、SCP-030-LCOPの入口には、サイト-Α及びサイト-Δによる「SHCTSRA*1」を4~6個、設置してください。
緊急時は「プロトコル・コールボーイ」に基づき、SCP-030-LCOPに人員を避難させることが検討されています。
説明: SCP-030-LCOPは伊勢神宮から転移できる、入るたびに内装が変化する酒場施設です。円形状の施設で、中心にはSCP-030-LCOP-Aが存在しています。SCP-030-LCOPは入る人数によって内部の大きさが変化し、最大で太陽系1つ分だと考えられています。SCP-030-LCOPは一切の料金を受け取らず、そのかわり塩、米、餅、果実、野菜、海藻などの食料を、入場する際に欲します。
SCP-030-LCOP-Aは常にSCP-030-LCOPの中心に位置している、一般的に「御神体」と呼ばれる小さい祠です。SCP-030-LCOP-Aは高いEVEを保持しており、非常に微量ながら常に周りのEVEを吸収しているとされています。SCP-030-LCOP-AはSCP-030-LCOP-Aを中心に半径1km以内の、欠損や汚染がない木樽の内部に様々な酒類などの飲料を生成します。生成される飲料は日本で一般的に販売しているものであれば、全て生成することができます。SCP-030-LCOP-Aが生成した飲料を飲むと、倦怠感の回復、治癒力の向上、栄養の補給、などを行うことができます。SCP-030-LCOP-Aは移動ができず、SCP-030-LCOP-Aが生成した飲料はSCP-030-LCOP-Aの効果範囲内でしか上記の効果を表しません。
SCP-030-LCOP-BはSCP-030-LCOP内で働いていると自称している人型実体です。外見は一般的な酒場のオーナーと相違無い服装を纏った男性や女性など姿でばらつきがあり、全ての個体がインタビュー等の意思疎通に応じます。財団により発見された202█年10月24日時点から変わらずSCP-030-LCOP-Bは3体です。
SCP-030-LCOPは現在、定期的に財団によって使用されています。
