SCP-076-LCOP

Last-modified: 2025-03-29 (土) 01:31:11

アイテム番号: SCP-076-LCOP


メタタイトル: 壊れゆく甲冑


オブジェクトクラス: Safe


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特別収容プロトコル: SCP-076-LCOPは中型危険物品収容室に収用されます。監視員は、いかなる人員もSCP-076-LCOP及びSCP-076-LCOP-1の半径2.5m以内に近づかせないでください。


説明: SCP-076-LCOPは、一部が破損した日本製の甲冑です。SCP-076-LCOPは全体的に黒く、甲冑の頭部分からは時折青白い目が観測できます。

SCP-076-LCOPは半径2.5m以内に人間が近づくと、その人間(以下、対象者と呼称する)がSCP-076-LCOP-1の使用に値するかの判定を行います。対象者がSCP-076-LCOPに認められるとSCP-076-LCOP-1を使用できますが、SCP-076-LCOPに認められなかった場合もしくはSCP-076-LCOP-1の使用者が存在していた場合、対象者は即座に不可視の斬撃によって切り刻まれます。切り刻まれた対象者はすべての水分が蒸発している遺体として範囲外に残ります。

SCP-076-LCOP-1は浮遊する日本刀です。SCP-076-LCOP-1は上記にあった「使用者」にしか使用できず、それ以外の人は、SCP-076-LCOP-1の本体を鞘から抜くこともできません。使用者がSCP-076-LCOP-1を使用する時、SCP-076-LCOP-1から炎が発せられます。敵の強さによってSCP-076-LCOP-1から発する炎の色が変わり、青色→水色→橙色→赤色、と変化していきます。伝承では赤色を超える、「赤黒色」が存在しているといいますが、収容から現在まで、赤黒色の炎は未だに確認されていません。

現在のSCP-076-LCOP-1の使用者は、「エージェント・ガブリエル」です。