アイテム番号: SCP-081-LCOP
メタタイトル: 終末鳥
オブジェクトクラス: Apollyon Thaumiel
特別収容プロトコル: SCP-081-LCOPはサイト-Θの超大型鳥類収容所に収容され、Dクラス職員を収容室に入れて収容室の掃除をさせてください。いかなる職員もSCP-081-LCOPのことを直接認識しないように細心の注意を払ってください。
現在のSCP-081-LCOPは半永久的に財団に協力することを。SCP-081-LCOPの異常性が消えたわけではありません。SCP-081-LCOPの監視は引き続き行われます。
説明: SCP-081-LCOPは、SCP-078-LCOP、SCP-079-LCOP、SCP-080-LCOP、の3つのアノマリーのEVEによって作られた、超大型の鳥型神格実体です。SCP-081-LCOPは人間の「罪」に対して非常に敏感で、全ての罪を嫌います。SCP-081-LCOPに物理的危害を加えると、自身の「武力思考の触手」、「黄金魅了するの目」、「不公平な鉤爪」、(以下、SCP-081-LCOP-1群)で加害者を即座に殺害します。
SCP-081-LCOPは「黒い森」出身です。
現在のSCP-081-LCOPは財団に協力的です。
補遺1: 以下は事案081-LCOP時の監視カメラの音声の書き起こしです。
(18:00、SCP-078-LCOP、SCP-079-LCOP、SCP-080-LCOP、の収容室に大きな振動。3つの収容室の距離的中心に「黒い森の扉」(以下、SCP-081-LCOP-Aと呼称)が出現。)
(███博士は以下「博士」と、エージェント・██は「██」と呼称します。)
博士:何が起こった!
██:わかりません、SCP-078-LCOP、SCP-079-LCOP、及びSCP-080-LCOPの収容室の扉が開放されました!
博士:何が起きている!全員Euclid以上だぞ!
(3体が移動を始める。)
SCP-078-LCOP:人々は大昔から罪を犯してきた。なぜ彼らはそのようなことをするのだろう?それが悪いことだと知っているのに。
SCP-079-LCOP:怪物より先に生き物たちを殺せば、殺される生き物はいなくなるじゃないか!
SCP-080-LCOP:許しのない世界に生きる我らの魂を御納め、御救いください。
(3体がSCP-081-LCOP-Aに入る。3体が収容室に再出現し、SCP-081-LCOP-Aがあった座標にSCP-081-LCOPが出現する。)
SCP-081-LCOP:全ての罪のため、我はここに有り。
██:『怪物』だ! 恐ろしい大きな怪物が黒の森の闇に潜んでるぞ!
博士:機動部隊を呼べ!すぐに鎮圧しろ!
SCP-078-LCOP、SCP-079-LCOP、及びSCP-080-LCOPが何故収容違反したかは、未だに分かっていません。
補遺2: 以下は事案081-LCOP後のSCP-081-LCOPとの会話です。
対象:SCP-081-LCOP
インタビュアー:エージェント・アポリカ(以下アポリカと呼称)
<録音開始>
SCP-081-LCOP:我を倒すとは、随分面白い。
アポリカ:あんたの異常性から作った武器だからな。
SCP-081-LCOP:それで、我に何を求める。
アポリカ:収容されてくれ、一々外に出てくるな。
SCP-081-LCOP:なぜだ。
アポリカ:出て、くるな!
SCP-081-LCOP:、、、はい、。
アポリカ:よろしい。
(その後、SCP-081-LCOPは財団と半永久的な協力体制を約束しました。)
