アイテム番号: SCP-082-LCOP
メタタイトル: The Midnight Walk
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-082-LCOPへ繋がるためのSCP-860はセクター-██の保管室の小さな木箱に保管されています。オブジェクトは単独では不活性であるため、SCP-860に関するこれ以上の収容プロトコルは必要ありません。SCP-082-LCOP内部の探査用ドローンによる調査は、強いミーム抵抗があるクリアランスレベル4以上を保持しているBクラス以上の職員に限定されます。
説明: SCP-860は一般的な形状をしたダークブルーの鍵です。ブレード部には一見してランダムな時間間隔で一連の数字が出現します。この数字は後にUTM座標であると判明しました。収容下に入ってから数字は3回変化し、██████(ドイツ)、██████(イングランド)、サイト-██の座標を示しました。SCP-860は示された座標の地域に位置するあらゆる扉の錠前に挿入可能で、錠前に対する正しい鍵と同様に機能します。SCP-860は扉に取り付けられた錠前でのみ機能し、その他の型の錠では機能しません。SCP-860によって解錠された扉を開いた場合、扉は通常の行き先には繋がりません。代わりに小さな森の中を走る幅80cmの小道の中央に繋がっており、この場所はSCP-860-1と指定されています。
しかし████年██月██日、エージェント・████がSCP-860の示した███(台湾)の座標の扉を開いたとき、それはSCP-082-LCOPに繋がりました。SCP-082-LCOPは一定間隔に街灯が存在する林のような見た目をしています。SCP-082-LCOPは全体的に灰色っぽく、粘土のような質感の樹木が点在しています。SCP-082-LCOP内部では人型の異常実体(以下、SCP-082-LCOP-Aと呼称)が多数存在しており、その多くが軽度のミーム拡散を行っています。
SCP-082-LCOP-AはSCP-082-LCOP内部に存在する異常実体の総称です。SCP-082-LCOP-Aには複数の種が存在し、その多くが人間の死亡時の状態に酷似しています。例を挙げると、圧死、窒息死、焼死、斬死、絞死、惨死、虚死、█死、██、███、██、███による死、███、████、██、などがあります。SCP-082-LCOP-AはSCP-082-LCOP内部に侵入した生命体のEVEもしくは生命力を食料とし、かろうじて生命維持をしているように見えます。現在までにSCP-082-LCOP-Aへ調査に入った職員は、全員精神崩壊を起こし、その後死亡しています。
