SCP-100-LCOP

アイテム番号: SCP-100-LCOP

メタタイトル: 特殊及び一般相対性理論非適用立体メビウス五次元銀河群異常実体

オブジェクトクラス: Ain/Apollyon

画像:（JADES-GS-z14-0(右の青い部分)の左に存在するSCP-100-LCOP実体）

特別収容プロトコル: SCP-100-LCOPは超深宇宙で発生している事象のため、財団による収容は不可能です。JADES-GS-z14-0の他異常性に対する詳細な観測データについてあらゆる天文観測機関へ検閲を行うと同時に収集し、異常性の原理解明に向けた研究を行って下さい。

特別消滅プロトコル: SCP-100-LCOPは超深宇宙に存在するうえ、その異常性が特殊であるため、地球上に存在するどんな組織がどのような異常的な方法を用いても、その収容は不可能です。現在はSCP-100-LCOPとSCP-100-LCOP-1の消滅を目標に、財団は、壊れた神の教会、GOC、境界線イニシアチブ、IJAMEA、サーキック・カルト、蛇の手、三ツ月イニシアチブ、FBIUIU、日本生類創研、東弊重工、蒐集院、負号部隊、イワナガ美容組合、JAGPATO、五行結社、L社、LOR、及び世界各国の政府との協力体制がしかれています。

説明: SCP-100-LCOPはJADES-GS-z14-0に存在する、特殊相対性理論及び一般相対性理論が適応されない、巨大な知的物体です。SCP-100-LCOPは3次元平坦トーラス体であるこの宇宙における特異点の中心だと考えられており、客観的視点では、3Dモデルで作成された白い三葉結び*1のトーラス体系図形と認識できます。SCP-100-LCOPは常にJADES-GS-z14-0を公転しており、その公転周期は約365日であり、これは地球と同等の周期です。SCP-100-LCOPは触れた物質やエネルギーを自身の内部に取り込むことができ、SCP-100-LCOPに取り込まれた物質やエネルギーは基本的に外に発散することはありません。SCP-100-LCOPの内部空間の時間経過は外側の1垓分の1の時間だということが判明しており、その効果を内部の全ての物質に適応させています。これは光粒子やタキオン粒子も例外ではありません。

SCP-100-LCOPの内側には、全身が白色の全長約2mの人形実体（SCP-100-LCOP-1）が存在しています。SCP-100-LCOP-1は高いヒュームを有しており、SCP-100-LCOP内部の時間遅延に対して抵抗を示しています。SCP-100-LCOP-1の高いヒュームは胸部の中の「核」によって維持されており、SCP-100-LCOPの外側ではほとんど機能しません。SCP-100-LCOP-1の高いヒュームは、SCP-100-LCOPが取り込んだ物質やエネルギーの総量によってヒュームの総量と現実改変継続時間を比例的に増加し、上限は計測できません。SCP-100-LCOP-1は過去に2度地球に来たことがあり、そのたびに甚大な被害をもたらしています。（補遺1を参照）

SCP-100-LCOPは次元を統べる神の分霊です。

補遺1: 以下は2つの事案-100-LCOPの簡易的記録です。