@No.1 ヘソ集団死亡事件

Last-modified: 2024-10-02 (水) 15:59:00

ある日、名探偵がおりました。
その探偵は界藤 有尾(カイトウ アリオ)といい、有尾の手にかかった事件はほぼ解決しておりました。そのため、人々は彼を大いに慕っておりました。
しかし、そんな有尾でも失敗してしまった事件が一つありました。
それが、ヘソ集団死亡事件です。
鼻で笑うような名前ですが、内容は酷いものですよ。
今回はその事件に立ち向かった有尾の話です...
今から数十年前、有尾の元に一通の封筒が届いた。封筒のなかには、手紙と見たこともない地図が入っていた。
内容は「最近、私共の地域の圧華衛村(アツカエムラ)で謎の死を遂げる者が多いのです。皆、お腹が飛び出て死んでおりました。警察に調べてもらいましたが、『不明』の一点張りで、何故こうなったのかわかりませんでした。そして、数々の未解決事件を解決してきた有尾様にお願いしたいのです。金ならいくらでもあります。どうか、よろしくお願いします。」というものだった。
この内容に興味が湧いた有尾は、いつもの焦げ茶色のスーツケースとコートを着て事務所を駆け出した。
タクシーを捕まえ、目的地の長野県,圧華衛村(アツカエムラ)に向かった。どうやら圧華衛村は地図にもネットにも載っていない村のようだ。タクシーのラジオで流れるオルゴールとともに、有尾は寝てしまった。
気がついたころには、目的地の路上に放り出されてしまっていた。雑に投げ出されたスーツケースとコート。財布から代金だけ抜かれていた。しかし、15万4038円ほど入っていた財布には38円ほどしか入っていなかった。
盗られた
眠ったまま動かない有尾に運転手は腹がたったのだろう。あの距離で15万になるはずがない。盗られてしまった物は取り返しようがないので、仕方なく有尾はそのまま圧華衛村に歩きだした。
圧華衛村へと思われる道は舗装されていない砂利の道だ。空は快晴だが、少し霧がかってみえる。
「あれが圧華衛村だろうか。いや、あれは廃村だ。」
有尾は既にクモの巣に占拠されてしまっている廃村を見て回った。
「...」
有尾はある一つの家から目が離せなかった。
廃村の中に一つ、二つ。クモの巣のない家があるのだ。
有尾は急いで家の中を見た。
「全員死亡...」
そう、中にいた家族と思われる者全員がへそを尖らせ死んでいたのだ。
しかし、父親と思われる物は見当たらなかった。
奇妙だが先に進むしかない。
有尾は更に奥の圧華衛村へ歩み始めた。

現在途中
物語書きたくなったのでかいています。
コメントがモチベの食料です(?)
多分すぐまたやめるかもしれませんが何卒よろしくお願いします。
これはフィクションです。実際の人物、団体、宗教などとは関係ありません。
作者hwh?

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