データ
| ファイル番号 | M-01-01 |
|---|---|
| 名称 | 攻撃を喰らう金属 |
| 危険度 | HIGH |
概要
黒く金属光沢を持つ金属結晶の見た目をした幻想体です。
██████物語次元の██████VERSEに存在する███████████████にて発生しました。原初の幻想体であり、これによって様々な幻想体が示唆され、財団設立のきっかけとなりました。
特性
- 衝撃の吸収＆膨張
幻想体に対して攻撃を与えると質量と体積が瞬時に急増化します。与えられた攻撃力に応じて膨張の度合いは変わります。
膨張する際は周囲の物体を巻き込むことはありませんが、狭い室内にいる際攻撃を与え過ぎて圧迫死させられないよう注意する必要があります。
この幻想体を狭い室内に設置している以上収容違反を起こすことはありませんが、もし扉が開いた状態で放置されていた場合、収容違反を起こす場合があります。これにより収容違反が起きた場合、収容室を拡張しなければならないでしょう。
現在吸収する攻撃に限界は無く、TES8.0破壊相当までの攻撃を吸収しています。
熱による攻撃も吸収され、コンマ1秒毎に全方位0.5mmほど膨張します。
電流を流すことで一時的に膨張を阻止することも可能ですが、阻止可能な時間が8秒とかなり少ないため、問題が起きた場合や採取する場合にはそれ以内に完了させる必要があります。
また、物理、精神、魔法、霊、概念、神秘といった攻撃タイプには属さない新たな攻撃タイプ【物語】を用いることで破壊が可能です。 - 展性、延性
ハンマーなどで幻想体を叩くと、微差ながら広がったり、伸びたりします。これにより加工を施すことも可能ですが、使用用途が見つかっていません。 - 神秘特攻
神秘に対して有効な一撃を与えることが出来ます。また、神秘を含んだ攻撃を受けると、膨張度合いが通常時に比べて約8倍にまで増加します。 - 物語に描写されない
演者の付近で幻想体を使用してもその描写が書かれることは無く、演者や特異点に幻想体と関連した交流を持ち込もうとしてもどこかに消える、盗まれる、紛失するなどといった因果に置き換えられます。しかし、交流を諦めた場合必ず手元に戻ってくる因果に差し替えられます。この物語に絶対干渉しない性質によって"とある人物"は影響を受け、██████による財団の設立を目的としました。
記録
記録1【機密LEVEL7】
創設者の手記
██████史███年██月██日
████████████を自家製車で放浪していると、浮遊島のひとつが強い光を発したのを目撃した。その浮遊島には面積の9割を占めるひとつの巨大な黒い金属らしきものがあった。形状は典型的な結晶型で新種の鉱物かと考え、採取して研究所に持ち帰ることにした。爆発や有毒物質の危険性を考慮し無線採掘機を使用した。採掘機が器具を金属に当てた途端、金属が膨張し機体は金属と一体化し作動停止してしまった。焦ってしまい急いで素手で採掘機を回収しようと金属と元機体の接続部分を素手で叩いてしまい、金属が壊れてしまった。幸いにも生体に影響は無い。非常に脆いものの無機物を吸収して変質させてしまう物質は今までに見たことが無かった。破片を回収して研究を進める予定を組まなければならないだろう。
音声ログ
創設者《無機物は全て吸収、生体であればどんな微生物でも吸収しないか…逆に死体になると吸収されると。そして、》
【金属が割れる音】
創設者《素手なら簡単に割れる…が私だけだ。以前ヒト科の生物をぶつけた際に暴れられて金属に何度も体が打ち付けられたがヒビすら入らなかった。友人にも試してもらったが手を怪我しただけ…特定の力に反応するのか…》