俺は上江 運之助(ウエエ ウンノスケ)。ジョークを言うのが好きだ。
家族、友人にはもちろん、企業先の方にすらジョークを言う。
ある日、居酒屋でいつものようにジョークを言っていると、テレビである情報が流れた。
「現在、ナイルザック共和国内で、いわゆるRed主義運動が各地で数多く起こっています。政府は...」
上江「はあ…そんなred主義なんかの考え方なんてなあ...最終的に破滅を巻き起こすだけなんだけどなあ...なぜ人はわからないんだろか...」
そう思いながら今日も酒を飲みながら友人を笑わすためのジョークのネタを考え、メモに書き留めた。
60年後...
結局、ナイルザック共和国政府はred主義支持者の暴動を止められず、最終的にナイルザック共和国はred主義支持者の主導者が政治をすることとなった。主導者の政策により、共和国内で沢山の飢餓や栄養不足でなくなる人々が耐えなくなった。政権交代から20年後、主導者はred主義のでき方を語った。
「あれは、居酒屋で飲んでいた日。ポロっと聞いたんです。本人はジョークだと言っていたけれど、いい考えだと思ったんです。red主義という命名もジョークを言った本人です。」と。
みなさんが何気なく発言したことは、人を巡って巡って世界を動かしているのかもしれません...
