両対応を探す

Last-modified: 2018-09-14 (金) 19:25:38

 

①両対応とは

 
 

  • 通常受身・後ろ受身のどちらでも最速暴れに重なる技を出すこと
    狙って出来る形を覚えると起き攻めで安定する選択肢になる
     
  • 参考:今から始める格闘ゲーム「ストリートファイターV」 → [リンク]
     
      
    両対応技のフレーム例:最速技が3フレのキャラ
    フレーム
    起きる側・通常受身 通常受身終了  3フレ技入力受付  ~  3フレ技発生  ~  ~  ~ 
    起きる側・後ろ受身 ~  ~  ~  ~  ~  後ろ受身終了  3フレ技入力受付 
    攻める側 暴れ潰し技発生:持続1  持続2  持続3  持続4 
     
     
    両対応技のフレーム例:最速技が4フレのキャラ
    フレーム
    起きる側・通常受身 通常受身終了  4フレ技入力受付  ~  ~  4フレ技発生  ~  ~ 
    起きる側・後ろ受身 ~  ~  ~  ~  ~  後ろ受身終了  4フレ技入力受付 
    攻める側 暴れ潰し技発生:持続1  持続2  持続3 
     
     
  • 通常受身・後ろ受身のどちらでもひとつの技で潰せることがわかる
     
  • 暴れ潰しになる技の条件は「持続が3 or 4フレーム以上ある技」
     
     
    • 最速発生技が4フレの場合は持続が3以上
    • 最速発生技が3フレの場合は持続が4以上
    • 技の持続は発生フレームも足して計算する
       
       
  • 発生がちょうど重なる技を出すことで見極めにくくなり有効度が増す
    持続が長くガードさせて有利が取れる技(狄・刻など)も選択肢になる
     
  • 単発で狙って重ねることはまず不可能と考えた方がいい
    各状況のフレームを計算することで狙うことが可能
     
     

②基本的な考え方

 
 

  • 「ダウン時の有利フレーム(着地+通常受身)」+「最速暴れ(3or4)」「消費している全体フレーム」+「重ねる技の発生フレーム」
     
     
  • 右辺と左辺の合計が同値になれば最速重ねの状況になる
     
     
  • 例|最速小技が3フレのキャラに対して
     
    • 「中 or 強崩山斗 → Vスキル」のダウン時の有利フレームは「21」
    • 左辺の計算「21」+「3」=「24」(最速暴れ)となる
    • イコールにするため右辺の合計が「24」になるよう行動を積んでいく
    • 「前ステ(全体17)」+「中K(発生7)」= 「24」フレーム時に攻撃が発生する
       
    • 「21(ダウン有利)」+「3(最速技)」「17(前ステ)」+「7(中K発生)」
      この計算上では 「24」「24」 となり、最速重ねが成立する
       
       
  • 以下で具体的な探し方を記載していく
     
     

③重ねたい状況を決める

 
 

  • 端を背負わせて弱崩山斗・弱武神掌を決めた直後
    画面中央で中崩山斗・Vスキルを決めた直後」など
    ダウンを取れるすべての状況で考えることができる
     
     
  • ここが決定されると
     
    「ダウン時の有利フレーム(着地+通常受身)」+「最速暴れ(3or4)」「消費している全体フレーム」+「重ねる技の発生フレーム」
     
    上記の「ダウン時の有利フレーム(着地+通常受身)」が決まる
     
  • この具体的なフレーム数は状況によって異なるため
    多くの場合は自分で調べることが必要になる(方法は後述)
     
     

④重ねたい技の性能を調べる

 
 

  • 両対応に使用できる条件を満たしている技を選ぶ必要がある
    公式のフレーム表や有志の方々によるウェブページが有用
     
  • ②の表は他より他よりも詳細な情報が掲載されていました(ありがとうございます)
     
     
  • 調べる必要があるのは「持続」と「発生」の値
    前者は両対応技の条件を満たすかどうか
    後者は上記の式にあてはめるために使う
     
     
  • 使用する技とその発生フレームがわかると
     
    「ダウン時の有利フレーム(着地+通常受身)」+「最速暴れ(3or4)」「消費している全体フレーム」+「重ねる技の発生フレーム」
     
    上記の 「重ねる技の発生フレーム」が決定される
     
     

⑤ダウン時の有利フレームを調べる

 
 

  • 単発でダウンを奪える技の「ダウン時の有利フレーム」
    前述したフレーム表(公式以外)にすべて記載されている
     
  • 空中要素が絡むコンボの場合はまず調べられていない
     
    「端を背負わせて弱崩山斗・弱武神掌を決めた直後」
    「画面中央で中崩山斗・Vスキルを決めた直後」などは
    武神掌とVスキルは空中でヒットするため地上ヒットの値は使えない
     
  • そのためトレモで両辺が同値になる状況を自分で探る必要がある
     
     
  • 例|「中 or 強崩山斗 → Vスキル」という状況の有利を調べる
     
    • 「ダウン時の有利フレーム」「最速暴れ」
      「消費ししている全体フレーム」「重ねる技の発生フレーム」
      4つのうち「ダウン時の有利フレーム」以外は上記の表から調べられる
       
    • 両辺が同値になれば最速重ねが発生することを利用して、
      右辺の数値を変動させることで「ダウン時の有利フレーム」を特定する
       
    • いろいろな技の組み合わせで右辺の合計を変えていった結果、
      「X(ダウン有利)」+「3(最速技)」「17(前ステ)」+「8(大P発生)」
      「X(ダウン有利)」 + 「3」 「25」 の場合は相手の最速暴れに負けた
      このことから 「X(ダウン有利)」22未満であることがわかる
       
    • 「X(ダウン有利)」+「3(最速技)」「17(前ステ)」+「7(中K発生)」
      「X(ダウン有利)」 + 「3」 「24」 の場合は相手の最速暴れに勝った
      このことから 「X(ダウン有利)」21であることがわかる
       
       
    • 表にすると以下のようになる
       
      29e3fe8ed21c75b7c63105e80c99fc8c.png
       
    • 「最速暴れ」の24フレームには「前ステ中K」が重ねとなって勝つことが出来る
      前ステ大P」の場合は発生が25フレームなので「最速暴れ」に負けてしまう
       
       
       
  • この調べ方をスムーズに進めるためには、右辺にあてはまる行動のフレームを把握しておけばよい
    地上の通常技・必殺技・投げスカ・前ステなどの全体・発生フレームを書き出しておくと楽かも
     
     
    フレーム消費技
    122弱P
    14弱P 弱K 2弱K
    17前ステ
    22中P 2中P
    252中K
    26中K