このページでは、ShogiDroidを使った検討の方法を初心者向けに分かりやすくご紹介します。
なお、検討機能を効率よく使うためには初期設定が必要です。ShogiDroid導入法にしたがって設定してください。
検討モードの開始
メイン画面で画面の左端から右に向かってフリックをしてください。
すると、このようにメニューが表示されるので、その中から「検討」をタップします。
読み筋の確認
検討モードに入ると自動的に現在の局面が解析されます。画面下に読み筋が表示され、画面上には読み筋・指し手が矢印で表示されます。赤い矢印が最善手、オレンジの矢印が次善手、緑の矢印が実際に指した手です。また、読み筋の左に表示されている数字は「評価値」です。評価値がプラスならば先手有利の局面、評価値がマイナスならば後手有利の局面を意味しています。評価値100で歩兵一枚程度の差となります。
気になる読み筋があったら、読み筋をタップしてみましょう。
メイン検討画面とは別の将棋盤(継ぎ盤)が表示され、この手を指したら今後どういう変化になるのかが確認できます。左右の矢印ボタンで読み筋を再生してみてください。確認が終わったら、「戻る」ボタンでメイン検討画面に戻ることができます。
直接駒を動かす
継ぎ盤を開かなくても、直接メイン検討画面で自由に駒を動かすこともできます。駒を動かせば、先程と同じように自動的に局面が解析されます。動かし終わったら「待った」ボタンをタップすることで、直前の駒の移動を取り消すことができます。
指し手の移動
矢印ボタンで進んだり戻ったりすることができます。
また、画面の右端から左に向かってフリックをしてみてください。
すると、棋譜が表示されるので、好きな指し手をタップしてその局面にジャンプすることができます。
ポップアップメニューボタン
ポップアップメニューボタンをタップしてください。
ポップアップメニューが表示されます。検討モードで使用するのは、「盤面の回転」「開始局面」「終了局面」「局面ペディア」の4つです。「盤面の回転」をタップすれば、盤面を上下逆さまにすることができます。「開始局面」「終了局面」をタップすれば、棋譜の最初や最後にジャンプすることができます。「局面ペディア」をタップすれば、自動的にブラウザーが起動して、現在表示されているのと同一の局面が過去のプロ棋士の対局で出現していないか検索することができます。
棋譜解析モードの使用
ここまでに説明した検討モードだけで充分な検討をすることができますが、さらに棋譜解析モードを使うこともできます。
棋譜解析モードを使う場合は、いつものようにメイン画面で画面の左端から右に向かってフリックをしてください。
表示されたメニューの中から「棋譜解析」をタップします。
「深さ」にチェックして、適当な深さを入力します(数値が大きいほど精密に解析しますが時間がかかるようになります。最初は8などの小さな数値を入力して機能の使い方を試してみることをおすすめします)。「OK」をタップすると解析がスタートします。
自動的に棋譜が再生されます。終局図まで表示されたら解析終了です。画面下の読み筋が表示されていた部分を、右から左に向かってフリックしてください。
すると、読み筋に代わってこのようなグラフが表示されます。これは、手数を横軸、評価値を縦軸にしてグラフにしたものです。上は先手有利、下は後手有利を意味しています。また、赤の点は悪手、オレンジの点は疑問手、緑の点は好手を意味しています。このグラフを見ることで、どこがターニングポイントになったのかを把握することができます。また、グラフ上でダブルタップをすれば、その局面に移動することもできます。
終わりに
棋力アップのために、対局したらShogiDroidの検討機能を使って感想戦を行いましょう。
ShogiDroidでは、将棋ウォーズの棋譜やプロ棋士の棋譜を取り込んで検討することもできます。将棋ウォーズからの棋譜取り込み方を参照してください。
また、より質の高い検討をするために、最新の思考エンジンを利用することを強くおすすめします。思考エンジンのインストールがまだの方は、思考エンジンのインストール方法から最新の思考エンジンをインストールしましょう。
「上手くできた!」「上手くできない…」などの感想は以下のコメント欄からご自由にどうぞ。
- 気軽に検討できて便利 -- 2019-01-06 (日) 19:28:32
- ウォーズ取り込みからの検討ほんと便利 -- 棋神? 2019-01-06 (日) 19:38:18
- 藤井です!いつもお世話になってます! -- 藤井? 2019-01-06 (日) 19:40:07
- このソフトもこの攻略サイトも神 -- ソフト指しガチ勢(嘘)? 2022-12-31 (土) 12:54:47