Jagdtiger

Last-modified: 2018-05-23 (水) 18:17:02
スクショ.jpg

概要

ドイツ第一駆逐ルートのTier9に位置する車両である。
良好な砲性能、高い耐久力、ある程度は信頼できる装甲が噛み合い、高い殴り合い性能を持つ。
機動力も平地で重戦車に追随できる程度は確保されており、総じてバランスに優れた駆逐戦車である。
ただし無砲塔で旋回も遅いため敵の迂回攻撃に対しては脆弱であり、戦闘中は味方との連携が重要となる。

砲性能

Jagdtiger最大の強みの一つが、最終砲である66口径12.8cm砲である。
平均貫通力はAPで276、APCRで352。単発は平均560で、限界まで上振れすれば700出る。
戦友+ラマー+換気扇でリロードタイムは9.41秒、チョコレートも搭載すれば9.02秒まで縮める事ができる。

また、この砲の単発560という値はしばしば「中途半端」と見られるが、それは早計である。

車輌(砲)単発貫通(AP/金弾)分間発射数精度照準時間
Jagdtiger(12,8 cm Pak L/66)560276/3525.260.332.3
Waffentrager auf Pz. IV(12,8 cm Kanone L/61)560276/3525.170.332.1
Waffentrager auf Pz. IV(15cm Pak L/38)750235/3343.530.382.5
Object 704(152 mm BL-10)750286/3293.510.392.9
SU-122-54(122 mm M62-C2)440258/3406.820.352.5
T95(155 mm AT Gun T7)750276/3203.280.382.5
T30(155 mm AT Gun T7)750276/3202.860.372.9
AMX 50 Foch(120 mm AC SA46)400257/3256.450.332.3
Tortoise(120 mm AT Gun L1A1)400259/3268.450.311.7
FV4004 Conway(120 mm AT Gun L1A1)400259/3267.690.321.9
Strv 103-0(10,5 cm kan strv 103 L/62)390308/3506.980.31.2

上の表を見れば解るように、Jagdtigerは同格駆逐戦車に対して必ず単発か発射レートのどちらかで勝っており、
単発火力で劣る相手にはDPMで、DPMで劣る相手には単発火力で勝負することができる。
これが同格重戦車や中戦車となれば尚更で、単発・DPMの両面で優位に立って戦える。

また、金弾で352mmという貫通力と0.33の高精度は、相手や距離を選ばない安定した戦いを可能にする。
この状況を選ばない対応力の高さこそ、15cm級の主砲にはないJagdtiger特有の強みだと言えよう。

装甲防御

Jagdtigerの装甲配置は非常にシンプルであり、それ故に強力である。

Jagdtiger 装甲配置.png
車体はベースとなったティーガー2と同様であり、車体上部は実質220mm、下部は実質175mm程度である。
戦闘室はほぼ垂直な250mmであり、面積の半分程度は分厚い防盾が占めている。
車体、戦闘室共に側背面は垂直な80mmであり、撃たれれば貫通すると思って差し支えない。

Jagdtigerの装甲配置の優れた点は、戦闘室より上にキューポラ等の脆弱部が存在しない事である。
このため車体を隠して戦闘室だけ出せば、貫通250mm以下の砲撃は完全にシャットアウトできる。
同格重戦車のAP弾の貫通力がちょうど250mm前後であるため、そこそこ安定して敵弾を弾き返せるだろう。
ただし課金弾で戦闘室垂直部を狙われればさすがに貫通されてしまうので、過信は禁物である。
「弾けばラッキー」であり、「ラッキーを期待できる」程度と考えておけば間違いはない。

この優秀な装甲配置に加え、Jagdtigerの耐久値は2100とTier9最高を誇る。
これと前述の高火力と装甲配置が噛み合う事で、ハルダウンした本車は驚異的な粘り強さを発揮する。
火力で敵を押さえつけ、装甲によりダメージを押さえ、貫通を許しても高いHPでそれを耐えきる。
少々数の不利があっても敵を抑えきる事ができる本車は、まさに重駆逐戦車の極北といえよう。

また、この高い耐久値は攻勢においても有利に働き、少々の被弾を覚悟で強引に撃ちに行くこともできる。
攻勢の際に隙ができやすい無砲塔車輌にとって、多少の被弾を許容できるのは大きなアドバンテージだろう。

機動力

Jagdtigerは決して素早い車両ではないが、意外にも重駆逐戦車の中では快速の部類に入る。
エンジン馬力が不足しているため坂道では非常に遅いが、平地であれば30km/hほどで動くことができる。
総じて「平均的な重戦車レベル」といったところ。

器用に戦線を行ったり来たりすることはできないが、味方重戦車部隊の進軍に置いていかれることはない。
ただしヘッツァーよろしく上り坂だと大きく減速するので、丘を登る際はその辺りも計算に入れて動く必要がある。

その他

・視認範囲
Jagdtigerの視認範囲は390mであり、スキルやパーツで補強すれば容易に445mを超える。
これにより索敵を味方に依存せずに済み、また前線で戦う際にスポットや観測アシストを取ることもできる。
その分所得経験値も増えるので、前線で戦うならば是非スキルやパーツで伸ばしておきたいところである。

・自走砲からのヘイトの高さ
自走砲はJagdtigerの永遠の敵である。
ハルダウンしても自走砲の榴弾は防げず、エンジンや燃料タンクをやられて火災を起こす事もある。
自走砲としても本車は優先撃破対象であるので、自走砲がいる戦場では常に狙われているものと思った方がいい。
常に壁や障害物を傍に置き、自走砲が狙いづらい位置取りをするのが肝要である。

※9.18で自走砲の単発火力が下がり、代わりにスタンが追加された。
一撃で800だの900だの持っていかれることはなくなったが、スタンによる性能低下もこれはこれで鬱陶しい。
極力自走砲に被弾しない立ち回りが求められることに変わりはないことは留意しておいてほしい。

拡張パーツ

搭載必須パーツ
・装填棒
何が何でも載せておくべきパーツ。
装填時間の短縮による火力強化の恩恵については最早説明の必要もないだろう。

以下、好みで選択
・改良型射撃装置(ガンレイ)
高Tierは射撃チャンスが少ないし、撃てる時にしっかり当てることを重視するならば選択肢に入る。
ただし素の照準時間も2.3秒とそれほど悪いわけではないので、他に積みたいパーツがあるなら積まなくてもいい。

・換気扇
乗員のプライマリスキルを上昇させ、車輌性能を全体的に底上げできる。
特に装填速度と旋回速度を強化できるのがありがたい。
どうせ積むなら乗員には戦友スキルを習得させ、できればチョコレートも積みたいところ。やるなら徹底的に。

・内張り装甲(特大)
非貫通の榴弾ダメージを抑え、乗員負傷率も下げる。
少しでも長く生残って一発でも多く撃ちたいのなら搭載も視野に入るが、一枠を潰す価値があるかどうかは微妙。

参考までに、内張の有無で榴弾の非貫通ダメージとスタン時間がどれだけ変わるか計算してみた。

Jagdtiger.png

Jagdtiger スタン2.png
上の2つの表から解るように、内張で軽減されるダメージはおよそ130前後、軽減されるスタン時間は最大でも3秒前後となる。
この数値にどれほどの意味を見出すかは人次第だが、効果はそれほど劇的ではない事は押さえておいてほしい。

・レンズ被膜
広めの視界を更に増強し、スカウトがいなくても自分でスポットして自分で撃てるようになる。
また、前線で戦っているだけでアシストやスポットが入るようになるため、取得経験値の増大にも繋がる。

視界強化パーツには双眼鏡もあるが、レンズ被膜の方が効果的である。

パーツ構成視認範囲
被膜のみ429m
スキル(戦友・偵察・状況判断力)+換気扇430m
被膜+換気扇438m
スキル+換気扇+チョコレート450m
スキル+被膜462m
スキル+換気扇+被膜473m
スキル+換気扇+被膜+チョコレート495m

上の表の通り、本車は被膜とスキルのみで445mを超える視認範囲が手に入る。
また無砲塔車輌は射撃時に車体を旋回させる事も多く、本車は前線で殴り合う機会も多いため、
動くと効果が消える双眼鏡よりも常時発動するレンズ被膜の方が優れている。

搭載例
・A案 装填棒+換気扇+レンズ被膜
被膜を積んで視界を強化した構成。乗員が育たないうちから十分な視界を確保できる。
前線に積極的に出ていく戦い方をするなら。

・B案 装填棒+換気扇+改良型射撃装置
射撃能力を最優先とした構成。射撃チャンスを極力無駄にしたくないなら。
視界はほぼ強化できないが、スキルを揃えてチョコレートを積めばこの構成でも視界445mを確保できる。

・C案 装填棒+換気扇+内張り装甲
敵の榴弾によるダメージ、および自走砲のスタンを軽減できる。生存性と榴弾対策を重視するなら。
消耗品の再使用が可能になった事で枠に余裕ができたので、できるだけ救急大も積みたいところ。
逆に救急キットが再使用可能になったせいで存在意義が薄くなったとも言えるが……

消耗品

敵の履帯切りに対応するため、修理はできるだけ2積みしておきたい。救急キットもできれば欲しい。
9.18より消耗品が繰り返し使えるようになったので、修理キット1積みも十分選択肢に入る。
一方で、車体後部を撃たれない限りは燃えないので、消火器の優先度は低い。
車体後部を撃たれた時は大抵敵に側背面に回り込まれているので、火を消したところでどのみち死ぬからである。

・A案
チョコレート・修理小・修理大
修理2積みとチョコレートによるプライマリの底上げを両立させる構成。
救急キットがなくなるので、スキル「何でも屋」や内張装甲で負傷対策をしておきたい。

・B案
救急大・修理小・修理大
修理2積みと救急キットを合わせた構成。
チョコレートを積まないなら基本的にこれでいいと思われる。

・C案
救急大・修理大・チョコレート
9.18より消耗品を繰り返し使えるようになったので、救急・修理・チョコの両立が可能となった。
救急大を積むことにより乗員の負傷率も抑えることができる。
今のところこれが最有力か。

立ち回り

駆逐戦車らしく後方で茂みに隠れて遠距離狙撃と言いたいところではあるが、
現在(1.0)の環境では駆逐戦車も前に出ないと活躍は難しい。

そのため最前線~第二線あたりの位置に陣取り、ハルダウンしつつ敵を撃つのが本車を扱う上での定石となる。
きちんと目標に当てられるだけのAIM力があれば、それだけでも本車は敵にとって脅威となるはずである。
それに加えてTopTierの戦場であれば、重戦車と共に前進し、強引に戦線を突破することもできるだろう。

ただしどのような場合においても留意しておくべきは、本車は孤立すると戦闘能力が著しく低下するという点である。
無砲塔で旋回も遅い本車は側面攻撃に対しては脆弱であり、広い場所での一対多の戦いは自殺行為に等しい。
一人で突出したり、味方が後退する中で一人ハルダウンを続けるような真似は出来る限り避けた方がいい。

そのためには常にミニマップを見て味方の行動をチェックし、孤立しないように立ち回ることが重要である。
味方が動き出す前に次の展開を予想し、他の味方に先んじて動き出すことができればなお良い。
鈍い動きを判断の迅速さで補う」ということを徹底できれば、コンスタントに戦果を発揮できるだろう。