The Astrologer

・The Astrologerとは
（※MOD内の名称は本家と和訳両方を記載しています。→例：Alignment/星辰）


https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1720444689



・初期レリック：SkyMirror/天空の鏡
（パワーや廃棄されるカードを除き）ターンの最初にプレイしたカードが山札の一番下に置かれる。これにより最初にプレイしたカードは山札が一周するまでに繰り返し使うことになり、また通常よりも山札が尽きるのが遅くなるので1度捨札に置いたカードはなかなか戻ってこないという特徴を持つ。





・「Alignment/星辰、Stellar Phase/星の相」について
この2つは戦闘画面で常に表示されていて（画像では中央上あたり）、Alignment/星辰が月。月の下に表記されている数字がStellar Phase/星の相を指している。これらはStar/星を持つカードをプレイするか廃棄した時に起動し、Alignment/星辰は月→太陽（もしくは太陽→月）に変化し、Stellar Phase/星の相は数が1増えるというギミックを持っている。





Star/星を持つカードには例えば上記のようなTheStar/星というカードがあり、画像のようにエセリアル等と同じで効果の先頭に記載されている。これを持つカードをプレイするか廃棄することによって、Star/星の効果である「Alignment/星辰は月→太陽（もしくは太陽→月）に変化し、Stellar Phase/星の相は数が1増える」という効果が発動される事になる。


なおこのカードは2行目～3行目でStellar Phase/星の相と等しいダメージを与えると記載されているが、戦闘開始時のStellar Phase/星の相は1から開始するので、いきなり使っても敵全体に1ダメージを与えるという非常に弱いカードとなっている。しかし前述の通りStar/星の効果でStellar Phase/星の相を増やす事ができるので、使用毎に与えるダメージが増えていく事になる。


さらに、4行目からは現在のStellar Phase/星の相の数によって追加効果が発動できる事が記載されており、ゲーム内ではこれをStellar/ステラ:[必要数]として記載している。つまりこのカードはStellar Phase/星の相が17以上になると与えるダメージは2倍になるという強力な効果を持っていることになる。


Stellar Phase/星の相の最大は21で、Stellar/ステラも0～21の時で効果を発動する22種類のカードが存在する。これらはタロットの大アルカナがモチーフとなっているそうだ。





この他にもAlignment/星辰を参照するカードもあり、Eclipse/日食というカードは上の画像を見ての通りAlignment/星辰が月の時に追加効果を持つという特性がある。


（余談）ギミックはともかくこのカード自体は条件付きのラリアットみたいで微妙さを感じさせるが、このキャラにおける脱力持ちのカードは2種類しかないのでそれなりに採用することになる。もう一方のStar of Misfortune/不幸の星はコスト0で脱力・弱体1を付与する優秀なカードなので出来ればそっちを優先したくなるのだが、アンコモンなので期待していると出てこない事故があったり…


ちなみにEclipse/日食とは対象的な効果を持つRadiance/太陽光というカードがある。Alignment/星辰が太陽の時に対象に脆弱を与えるというもので、こちらはコスト1でダメージも高めとなかなか使い勝手が良い。





この他にもAlignment/星辰（月と太陽）やStellar Phase/星の相（星の数）ほどの重要性を持たないものの、Starlit/星明かりという独自のキーワードも登場する。これは本家の毒に近い効果を持つが、その違いは与えるダメージがStellar Phase/星の相の数で決まり、継続ターン数はStarlit/星明かりの数によって決まるという点である。


例えば本家の毒の場合は与えるダメージと継続ターンが同じで、毎ターンごとに毒が1減少するという効果を持つので、毒5であれば5→4→3→2...とダメージを与える。
しかしStarlit/星明かりでは2つに分けているので、Stellar Phase/星の相が5、Starlit/星明かりが2だった場合、与えるダメージが5、継続ターンが2となり、5→5→0→0...とダメージ与えることになる。




・まとめ
The Astrologerとは初期レリック・Alignment/星辰・Stellar Phase/星の相・Starlit/星明かりのどれをとっても戦闘毎に準備を必要とする晩成型であり、とにかく計画性が問われるキャラとなっている。
とはいえ事故防止のためかTheFool/愚者というコスト0で使い切りの代わりに天賦を持つ7ダメージ7ブロックという便利なカードが初期デッキに含まれているので、初動で何も出来ずに削られる事はある程度避けられるように配慮されている。カジュアルプレイヤーも安心。（難易度は別）