ハチの恩返し

Last-modified: 2024-04-29 (月) 00:42:37

ハチの恩返し

このストーリーは、「志村けんのバカ殿様」で行われていたコントのオマージュになります。

登場するキャラクター

ジャック・オー・ランタン、ミリア・アルガス、両津勘吉

イベント

  • 会話1
    • (虫の鳴き声)
    • ジャック「なぁミリア、虫の鳴き声って綺麗だよな」
    • ミリア「そうですね。私も心が和みます」
    • リーンリーン
    • ジャック「このリーンリーンって鳴き声は何の虫だ?」
    • ミリア「あれはスズムシという虫の鳴き声です」
    • ジャック「スズムシか。他にも色んな鳴き声聞こえるけど、何の虫が分かる?」
    • ミリア「はい、チンチロリンという鳴き声も聞こえますが、あれはマツムシという虫の鳴き声です」
    • ジャック「チ◯ポコリンがマツムシ?」
    • ミリア「ち、チ◯ポコリン!?チンチロリンですよ!(赤面)」
    • ジャック「あぁ、チンチロリンね。オーケーオーケー」
    • ミリア「そして、ガーチャガチャがクツワムシの鳴き声です」
    • ジャック「色んな種類の虫の色んな鳴き声、たまんねぇな…オイラもあちこちで鳴いちゃおうかな?カーボカボって…ん?」
    • ジャックが何かを見つけた
    • ミリア「ジャック様、いかがなさいました?」
    • ジャック「何だアレ?ハチか?」
    • ミツバチが蜘蛛の巣に引っかかっている
    • ミリア「蜘蛛に捕まっているようですね」
    • ジャック「このままだとどうなるんだ?」
    • ミリア「蜘蛛に食べられてしまいますね」
    • ジャック「可哀想じゃねぇか」
    • ミリア「ですが、ハチは人を刺しますし…放っておいてもいいのでは?」
    • ジャック「一寸の虫にも五分の魂ってことわざがあるだろ。ハチミツも作ったりしてんだ、ここは逃がさねぇとダメだろ」
    • ジャックはハチを蜘蛛の巣から取り除いた
    • ジャック「ほれ、もう大丈夫だから」
    • ハチは飛んでいった
    • ジャック「今日は何だかいい事したな」
    • ミリア「そうですね。ジャック様は本当にお優しい方ですね」
    • ジャック「…チンチロリーン」
    • ミリア「え?」
    • ジャック「チンチロリーン、ガーチャガチャ、リンリンリンのコーロコロー!」
    • ミリア「ちょ、ちょっとジャック様!?キャー!!」
  • 会話2
    • その夜
    • ジャック「zzz…」
    • ジャックの枕元に謎の美少女が現れた
    • ???「もしもーし。もしもし」
    • ジャックが目を覚ます
    • ジャック「!?お前誰!?」
    • 女王バチ「私は女王バチでございます」
    • ジャック「女王バチ?」
    • 女王バチ「はい。昼間、あなたに危ういところを助けていただきました。本当にありがとうございます」
    • ジャック「あっ、思い出したぞ!お前、あのハチか!」
    • 女王バチ「はい。命の恩人であるあなたに、お礼をするために参りました」
    • ジャック「いやいや、別にお礼なんていらねぇよ」
    • 女王バチ「甘いハチミツ、いかがですか?」
    • ジャック「ハチミツ?」
    • ジャックはハチミツを口にした
    • ジャック「甘っ!これメチャクチャ美味ぇ!」
    • 女王バチ「それでは、もっと甘いものを…」
    • ジャック「もっと甘いもの?どういうこと?」
    • 気付けば、ジャックの顔にキスマークが付いていた
    • ジャック「すご~く甘い…♥」
    • 女王バチ「うふふ…♥」
    • それを屋敷の外から見ていた両津は
    • 両津「ジャックの奴、あんなにモテやがって…よし、こうなりゃワシも…!」
  • 会話3
    • 両津は昨日の蜘蛛の巣がある場所を探していた
    • 両津「蜘蛛の巣があったのは、確かこの辺だったはずだが…おっ!あったあった!へへへへへ…」
    • ハチが蜘蛛の巣に引っかかっている
    • 両津「やった!ちょうどハチがいるぜ!今助けてあげるからな!」
    • 両津はハチを蜘蛛の巣から取り除いた
    • 両津「ワシがお前の命の恩人、両津勘吉だぜ。ワシの顔、ちゃんと覚えといてくれよ。今晩頼むぜ。飛んでけ~!」
    • ハチは飛んでいった
  • 会話4
    • その夜
    • 両津「あークソ、遅ぇな!妖精の奴何してんだよ全く!」
    • 両津はなかなか女王バチが来ず苛立っていた
    • 両津「あーもう!全然来ねぇじゃねぇか!」
    • すると、ハチのコスプレをした肥満体の中年女性が現れた
    • ???「もしもーし」
    • 両津「おっ、来た来た…って、うわぁ!?」
    • 母親バチ「昼間、あなたに助けていただいたハチの母親でございます」
    • 両津「母親!?」
    • 母親バチ「娘の代わりにお礼に参りました」
    • 両津「いや、いらねぇし!てか娘の方がいいのに!」
    • 母親バチは両津を押さえ込む
    • 両津「うわっ!ちょっと待て、お前どっちかって言うとクマバチだろ!」
    • 母親バチ「蜜をどうぞ」
    • 両津「蜜じゃなくてキス…グェェェ!力強い力強い!殺されるゥゥゥ!」
    • 両津は母親バチに何度もキスされる
    • 両津「助けてくれ!殺される!」
    • すると大家とアパートの住人が駆けつけてきた
    • 住人「おおぉ!?」「何だ何だ!?」
    • 大家「これはどういうことなの!?」
    • 両津「どうもこうもねぇよ…誰か助けてくれ…!」
    • だが全員気持ち悪がって逃げていった
    • 両津「おーい!行かないでくれぇ!本当に殺されるゥゥ!」