D.capensis

Last-modified: 2019-08-01 (木) 21:23:44

ホームセンター等の園芸コーナーによく売られている入門種的モウセンゴケ。和名アフリカナガバモウセンゴケ。
乾燥に弱いものの、十分な潅水と日光があればよく育ち、増殖も容易。
葉の色や形状違いが色々ありそれを楽しむのも良いかと。
潅水は腰水で行うのが管理が楽。夏場等にぬるま湯にならないよう注意。多少は大丈夫だったりするが…

涼しい春と秋に捕虫葉を長く展開し、繊毛も豊富に粘液を分泌する。夏は葉が乾きがちになり張りも無くなる。

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#気温連日30度超え・日照半日日陰の初夏の屋外で腰水給水した状態。さすがに葉の勢いが弱まっている。
#枯れた古葉が目立つが。これは根元から切り取れば良い。

冬場は屋内に取り込み最低室温10℃程度を確保すれば、成長は止まるものの越冬出来る。冬場の乾燥に注意。

植え替え:
枯葉を取った後の茎が目立つようになったら植え替える。夏・冬以外はいつでもできる?
長く黒い根は腐っている部分を取り除き、そのまま茎の部分を埋め戻すような感じで植え替え。
根が長くて邪魔な場合(成長旺盛な株だと薄いプラ鉢の底を割ったりする)後述の根伏せの為に多少切っておくのも有りか。

増やし方:
葉挿し・根伏せ・種子で簡単に増殖出来る。

葉挿し:なるべく成長の旺盛な若い葉を切り取り、繊毛の生えている面を上にして十分な水気の有る用土に置く。
根伏せ:黒く長い根を数センチ切り取り用土に横にして植えこむ。
種子:花が咲くと自家受粉するので、枯れた頃に黒い粉の様な種子が採れるのでそれを用土に蒔く。