Sarracenia(サラセニア)

Last-modified: 2020-06-27 (土) 19:35:18

栽培方法

北アメリカ原産の落とし穴式の食虫植物
Darlingtonia や Heliamphoraとは近縁で、次の11種が知られている
Sarracenia alabamensis, Sarracenia alata, Sarracenia flava, Sarracenia jonesii, Sarracenia leucophylla, Sarracenia minor, Sarracenia oreophila, Sarracenia psittacina, Sarracenia purpurea, Sarracenia rosea, Sarracenia rubra
原種以外にも多くの美しい交配種が作出されている
日本国内でも温室などの特別な設備を必要とせず、凍結にも耐えるため1年を通して戸外で栽培できる
用土は水ごけ単用から川砂:ピートモス50:50など
日光と水を好み鉢の半分ほどの高さの腰水で管理する

栽培上の注意など
S.alat、aS.flava、S.leucophullaなど背が高くなる種類について、プラ鉢に水ごけ単用で植えると重さのバランスが悪く鉢を倒してしまいがちです。
高性種を植える場合、4号以上の素焼き鉢に砂利系の用土で植え込むと安定します。
腰水はカップ麺などの深さのあるプラ容器で十分ですが、夏場に溜めた水がお湯になるような環境では半日陰に移した方がよいでしょう。

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プラ容器を用いた腰水栽培の例

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根が非常に良く発達し、バルブが充実してきたら株分けが出来る

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筒状の捕虫葉に混じり、ほとんど筒状にならない剣葉が見られる
Sarraceniaが筒状の捕虫葉を展開するのは春と秋で夏の間はこのような剣葉を出すことが多い

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Sarraceniaの種子