Churchill VII

Last-modified: 2019-07-15 (月) 00:18:58

Infantry Tank Mk.IV Churchill Mk.VII (A22F)

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史実

チャーチル歩兵戦車はその設計を急ピッチで進めたこともあり、いくつかの不具合を抱えたまま実戦に投入されてしまった。
しかし前線からのフィードバックが迅速に反映され改良が進んだほか、また車体が大柄なこともあり様々な特殊車両も作成された。
Mk.VIIはこれまで増加装甲を取り付けていたものを、一枚の装甲板として設計を改めたタイプになる。
正面装甲は6インチ(152.4mm)に達し、連合軍の戦車としては特に防御力の優れた車両であった。
しかしイギリス軍の運用上、歩兵支援の任務に就くことが多いチャーチルはあまり逸話に恵まれなくもある。
持ち前の登坂能力を活かし敵陣地を奇襲したり、火炎放射戦車仕様のチャーチル・クロコダイルがドイツ軍の憎悪を煽り、捕らえられた搭乗員が虐殺されたといった話が残っており、地味ながら戦力の一角を担っていたのは確かであろう。
戦後はセンチュリオンと共に朝鮮戦争に参加したが、その後は主力戦車へと時代が代わったこともあり戦車型は1950年以降続々と退役していくこととなる。

苦行戦車って言われるけど

結論から言うと、この車両は難しい。
最高速度は前身からさらに落ちて20km/h止まり、傾斜なしの正面装甲はともかく、履帯裏に相変わらずあんまり厚くない車体が存在する。
加えて砲性能は伸び悩んでいる中、さらに強力な戦車がうろついている戦場に巻き込まれざるを得ない。
つまるところ運用はチャーチルMk.Iとほぼ同じでいいとも言える。
ここで求められることは相手を知ることであり、どの車両のどの部分を、通常弾と課金弾のどちらかで抜けるということをしっかり把握することである。
そして活かすべきは変わらず側面装甲であり、幸いにして95mmとなかなかの厚さを誇る。相手の射撃はしっかり弾き、こちらは全弾貫通させる意気込みで乗ろう。