Cromwell B

Last-modified: 2019-06-28 (金) 13:08:51

Cruiser Mk.VIII Cromwell (A27M) "Berlin"

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史実

「第二次世界大戦最速の戦車」の座を欲しいままにしている巡航戦車クロムウェルであったが、

  • アメリカよりレンドリースされたM4中戦車が十分な数揃ってしまったので主力の座を奪われる
  • ヴィレル・ボカージュの戦いにおいてティーガーI重戦車1両に1個大隊(15両)が撃破される
  • 朝鮮戦争時、中国義勇軍によって鹵獲された車両が英軍のセンチュリオンと交戦する
  • 第1次中東戦争にてパレスチナ駐留の英軍所属車両がイスラエル軍によって盗まれる

等、いまいちパッとしない話ばかり有名である。
しかしファレーズ包囲戦で活躍した第11機甲師団においてもクロムウェルが用いられていたり、
チャレンジャー巡航戦車、コメット巡航戦車開発のベースになったりと、やや時代遅れではあったものの戦車としての素性は決して劣ったものではないように思える。
またティーガーIに15両が撃破されたという逸話も調べるにクロムウェルばかりでなく、実際はシャーマンやファイアフライ、スチュアートなど様々な車両が混ざっているようだ(それでも大打撃には間違いないが)。

 

本車は第7機甲師団(北アフリカ戦線、ノルマンディー戦線を戦い抜きベルリン戦勝パレードに参加した部隊。ボカージュの戦いにて大損害を被った部隊でもある)所属の車両をモデルにしているようだが真偽の程は不明である。

言わずもがな拠点戦御用達戦車

搭載する砲は名前こそ75mm Gun Mk.Vだが、性能はノーマルのクロムウェル最終砲である75 mm Vickers HVと同等になっている。
また履帯の旋回性能がクロムウェルが36度/秒であるのに対し50度/秒となっているが、これはクロムウェルの初期エンジンに対する性能表記だそうで、
実際はもっと大回りになるようである。
その代わり接地抵抗値がクロムウェルより低く、登坂や加速力は本社がやや上回っている。

 

なんにせよその快速は健在であり、課金戦車であるためクレジットや経験値収入も優遇され稼ぎにも最適である。
拠点戦では性能と稼ぎを両立した車両として定番であるため、もしこれといって使えそうな車両がない場合は購入を検討してはいかがだろうか。