時計じかけのオレンジ
ハヤカワepi文庫
著者―アントニイ・バージェス
訳者―乾信一郎

毎日にうんざりした少年アレックスが、仲間とともに夜の街で暴行を繰り返していく。人を殴り、ものを壊していく超暴力の虜となった彼だが、とうとう人を殺めてしまう。そのことで国の管理のもとに置かれる彼だが、そこでの生活も彼の本質を変えることはない。結局彼は暴力を繰り返していた頃と同じ道を歩むことになるが、彼には新たな矯正改心が試されることになり……
当たり前だが決して明るくはないです。あまり朝から電車で読むことはお薦めしません。私のように暴力描写にげんなりして大学行く気が失せちゃったりします。主人公たちの言葉には若者言葉としてロシア語の単語が多用されています。もちろんロシア語を知っている必要は微塵もないですが、知っていると単語の使い方が面白いかもしれませんね。スタンリー・キューブリックによって映画化され、「博士の異常な愛情」、「2001年宇宙の旅」とともにSF三部作の一角をなしています。