今週の一冊

Last-modified: 2011-07-08 (金) 22:07:44

パイロットフィッシュ

角川文庫
著者―大崎善生

pilot fish

あまり切ない系の本を読まないのですが、この著者の本は、借りたサントラに入っていた「アジアンタムブルー」という彼の本が原作の映画のメインテーマを聴くという形で初めて知った。数週間前にその「アジアンタムブルー」を読み、興味が湧いたのでこちらの「パイロットフィッシュ」も読んでみた。
パイロットフィッシュというのは立ち上げたばかりの新しいデリケートな状態の水槽を、安定するまでの間過ごしてくれる魚である。悪く言うと、本命の魚を入れる前の捨て駒である。過去の記憶は忘れることのできない、そして「人は、一度巡り会った人と二度と別れることができない」ということをテーマとした小説。読み終わった後で、昔の友達に連絡を取りたくなった。

先週以前の数冊

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
ブンとフン
ねじの回転
かもめ食堂
りっぱな犬になる方法
スローターハウス5
八月の博物館
太陽の塔
プラナリア
スカイ・クロラ
ロシアより笑いをこめて
新版 大統領に知らせますか?
船乗りクプクプの冒険
農協 月へ行く
神を見た犬
サクリファイス
時計じかけのオレンジ