シュレック
竹書房文庫
著者―エレン・ワイス
訳者―酒井紀子

最近ほんで読んだことと現実に起こったことがごっちゃになりだした。大丈夫か、自分。
本棚の上の方から落っこちてきて頭に当たって文字通り衝動的に読みたくなった。たまに読むとのめり込んでいってしまうファンタジーの不思議なこと。
有名な映画のノベライズ版。典型的なファンタジーの流れからは異なるユニークな作品であるが、特に違和感を感じるようなことはない。大人でも楽しめる内容であることから、案外小さい子供への読み聞かせなどにも向いているかも。怪物であるシュレックの口にする「物事を見かけで判断するな」という言葉は、勇敢でイケメンのヒーローや髭をたくわえで達観した賢者が言うよりも真に迫ったものがあるのではないだろうか。どうでもよいが個人的にはドラゴンの健気さが胸を打った。
そして清水節氏による解説のディズニーとの対比が少し意地悪くて笑えた。