ぼくのメジャースプーン
講談社文庫
著者―辻村深月

後期からの新入部員(そして数少ない女子部員)の一年生のU村さんが書いてくれました!ついこの間入部して(これだけで驚き)もう書いてくれたんですよ!なんていい子!やはりこれからの時代を担っていく若者は(以下略)
ある小学校で飼育されていたウサギがバラバラにされて殺された。犯人は市川雄太という若い男。事件が原因で心を失ってしまったふみちゃんを取り戻すために、「ぼく」は持っているある能力を使うことにした。
主人公は小学生ではありますが、だからこそ人間の内面の鮮やかさや深さが強く浮かび上がっています。私たちが成長するにつれ忘れてきた、複雑な子供の心を覗きこませてくれる本です。また、結構な衝撃を与えてくれます。私は個人的に辻村深月さんが好きで、他の作品も読ませていただいています。シリーズではないのですが、辻村さんの作品はそれぞれ登場人物がリンクしていて、読み始めるといつの間にかハマってしまう妙な中毒性がありますね。是非読んで欲しい一冊です!!