夏への扉[新訳版]
早川書房
著者―ロバート・A・ハインライン
訳者―小尾芙佐

いつのまにやら明日が成人式。成人なんて遥か彼方だと思ってたのに。
この本の第一の魅力は「表紙がかわいい」ことである(笑) とりあえず表紙の猫が可愛い。旧訳の文庫の方には後ろ姿の猫がいてこれもなかなか。うちの辺を彷徨く猫に似ていて…。
つい猫で二行もとってしまった。しかし、猫もさることながら、この本はSFの傑作と言われている名作である。主人公のダニエルの家には外に出るドアが11もある。そして猫のピートこと審判者ペトロニウスの出入口を足せば12もある。ピートは冬になると夏へ通じている扉を探す。そして1970年の冬、恋人と親友に裏切られ失職したダニエルは、ピートと共に夏への扉を探していた。
気が塞いで鬱屈しているときに、この本はきっとプラスの方向へ心を導いてくれるはず。後半はスピード感もあり、ハラハラする場面もあるがやはり全体としたらほんわかしていて心地よかった。寒い季節ですので一緒に夏への扉を探してみてはどうでしょう。
先週以前の数冊
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- ブンとフン
- ねじの回転
- かもめ食堂
- りっぱな犬になる方法
- スローターハウス5
- 八月の博物館
- 太陽の塔
- プラナリア
- スカイ・クロラ
- ロシアより笑いをこめて
- 新版 大統領に知らせますか?
- 船乗りクプクプの冒険
- 農協 月へ行く
- 神を見た犬
- サクリファイス
- 時計じかけのオレンジ
- パイロットフィッシュ
- バカとテストと召喚獣
- エンド・ゲーム
- ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。
- 告白
- サマーウォーズ
- クローズド・ノート
- デカルトの密室
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- 当世・商売往来
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- 早春賦
- シュレック
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- 私家版 日本語文法
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