夜は短し歩けよ乙女
角川文庫
著者―森見登美彦

後輩に譲ろうと(≠押し付けようと)必死になっている(almost旧)サイト担当者です。
うーん、現実逃避せざるを得ない現実を突きつけられています。ああ、テスト...これぞままならぬ浮き世の習い。
疲れている友達に「おすすめの本は?」と訊かれたときにほぼ間違いなく薦めるのがこの本。森見登美彦氏のファンタジーは少し癖がありますが、それがツボに入ると止められなくなります。…と、止められなくなった人が客観的に書評できるわけがありませんね(苦笑) 一個人の感想(今までもそうですが)として受け取っていただければ幸いです。
「黒髪の乙女」に思いを寄せるヘタレな主人公はまるでストーカーの様に彼女を追い求め続けます。しかし「黒髪の乙女」は手強い。何が手強いかって、これでもかというくらい天然。もし彼女に一欠片ほどでも「常識」なんてものがあったらこの物語はたちまち崩壊してしまうと言っても過言ではありません!(笑))
そして紳士然としながら中学生並の必死さで彼女を追い続ける主人公の前に現れるのは、これまた訳の分からない愛すべきアホ達。奇々怪々な詭弁踊りを踊る「詭弁論部」、天狗の樋口さん、謎の黒幕李白翁、その他諸々。そんなヘンナノが仰山出てきます。
めちゃくちゃではちゃめちゃでしっちゃかめっちゃかなキャンパスライフを送る愉快な人々の織り成すストーリー。実は私が受験生時代に大学に行くモチベーションを高めてくれた本。思い入れがのせいでこの書評までカオスなことになってしまいましたorz 一言で表せば、是非お読みください(as usual)
そういえば学園祭の章で出てくる「ゲリラ演劇」って外語祭でやったら面白そうな気がする……実行委員語劇局から怒られそうだけど(笑)
先週以前の数冊
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- ブンとフン
- ねじの回転
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- りっぱな犬になる方法
- スローターハウス5
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- 新版 大統領に知らせますか?
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- 告白
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- 聖い夜の中で
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