蹴りたい背中
河出文庫
著者―綿矢りさ

こんにちは、春休み。さようなら、単位。犠牲にした単位の分まで春休みを満喫します(笑)
大まかに知っている人のほうが多いでしょうからあらすじなしで←
芥川賞を受賞した作品。と思って読むべきものではないのかもしれない。それは内容の良し悪しの話ではなく、「これは芥川賞の本だから」という評価を妥当か否かを判断するだけの為に本を読む結果になりかねないからだ。もちろん同様のことがどんな本にも言えるのだろうが、特にこの「蹴りたい背中」ではその考えを強く持った。
読後に抱いた単純な評価は「思ったよりも面白かった。」賞の名に相応しいものであったかは別として、好評であった高校生の心理描写は噂に違わなかった。良くも悪くも青い。読んでいてまるで他人の日記かのような背徳感を感じさせる場面も度々あり、本を置こうかと思う人の気持ちも多少わかった気がする。しばしば聞かれた白ける、苦笑いを堪えられないというのは矢張り他人の日記特有の生臭さみたいなものを感じるからではないかと思う。
長さも短いので、賛否の大きく分かれるレビューを読んで迷ったのなら是非手にとって読んでみて、他に読もうか考えている人に自分の意見を直接伝えるのが良いかと思う。
先週以前の数冊
- アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
- ブンとフン
- ねじの回転
- かもめ食堂
- りっぱな犬になる方法
- スローターハウス5
- 八月の博物館
- 太陽の塔
- プラナリア
- スカイ・クロラ
- ロシアより笑いをこめて
- 新版 大統領に知らせますか?
- 船乗りクプクプの冒険
- 農協 月へ行く
- 神を見た犬
- サクリファイス
- 時計じかけのオレンジ
- パイロットフィッシュ
- バカとテストと召喚獣
- エンド・ゲーム
- ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。
- 告白
- サマーウォーズ
- クローズド・ノート
- デカルトの密室
- 会長の切り札
- 当世・商売往来
- 未来いそっぷ
- 早春賦
- シュレック
- 落差
- 私家版 日本語文法
- T.R.Y.
- ぼくのメシャースプーン
- 淋しいおさかな
- ファウンデーション-銀河帝国興亡史
- 祈りの海
- 鉄道員
- イン・ザ・プール
- 聖い夜の中で
- 怪盗ジバコ
- クリスマス・プレゼント
- Fantasy Seller
- 夏への扉[新訳版]
- 〝文学少女〟と死にたがりの道化
- 夜は短し歩けよ乙女
- Darren Shan #1"Cirque du Freak"
- 英語ができない私をせめないで!