文春文庫 著者―山本文緒
現代社会における「無職」の人々を描いた短編集。あえて言うまでもないだろうが、暗い。だがその暗さは単なる陰鬱をもたらす暗さではなく、なにか共感のようなものをもたらす暗さである。……この本のタイトルの話である「プラナリア」を読んだのは高3のセンター試験対策だったがストーリーが気になったためいまいち問題に集中できなかった記憶があります(笑) 無職の人と、その周りにいる人たちとの心のズレ、意識のズレ、そして表現のズレ…、そういったものが見える小説と思います。