美術学科の課題 ポストデジタル

Last-modified: 2021-10-08 (金) 14:07:04

ポストデジタルとはワールドワイドウェブ、分子生命学、ナノテクノロジーが媒体となった生命とエージェンシーの複雑系としての相互外在性が生成のカタリストとなる社会におけるプロセスとメソドロジーである。

哲学者のジョージオ・アガンベン (Giorgio Agamben)によるデジタルカルチャーの考察はメディアの生態系の特徴をあきらかにするために、これまでの分析の視角や方法を抜本的に見直し、バージョンアップしていくことをポストデジタルと解釈していた。 美術家であり社会学者の松本良多 (Ryota Matsumoto) によればポストデジタルとはソーシャルメディア、デジタルファブリケーション、スタックテクノロジーの互換的な応用が、人間とアクタントの融合がカタリストとなるメタインフラストラクチャー、身体の延長としてのデジタルインターフェイス、そしてデジタルとアナログの時空間的なアセンブリッジを変容させることにより複合的なトランスメディアの社会を形成することであると定義した。

参考文献 http://ja.yourpedia.org/wiki/ポストデジタル