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トーナメント出身者体験記
出身者体験記2
『リタ』 桂実 さん
(第7回 マンガワン連載投稿トーナメント 優勝)
Q.トーナメントに応募した理由・きっかけはなんですか? |
読み切りではなく、連載形式で投稿できるところがいいなと思って応募しました。
読者投票によって結果が決まるので、読んでくれた人の反応も見ながら作品を描けて、
実際に連載しているのと近い感覚を味わえるというところも理由のひとつでした。
Q.ずばり他のマンガ賞と比べて「トナメのここがイイ!」と思うところはどこですか? |
優勝作品はそのまま連載させてもらえるので、連載デビューまでが早いところはマンガワン投稿トーナメントならではだと思います。連載をしていく中で気付けることや学べることはとても多いので、早くデビューできるというのはその分早く成長できる機会が得られるということにも繋がると思います。
Q.トーナメントに投稿した作品の内容はどのように決めましたか? |
私の場合はまずキャラクターを決めました。そこから、このキャラだったらどういうストーリーになるかという観点から内容を決めていきました。
Q.投稿までのリアルなスケジュール感は、実際のところどんな感じでしたか…? |
早い段階で投稿を決めていたので、余裕を持った進行だったと思います。
作品を読んでくれる方はストーリーだけでなく、絵も見てくれているので、
作画に時間をかけられるように早めに取り掛かるのはいいと思います。
Q.決勝進出者だからこそわかる、「トーナメントで犯しがちなミス」を教えてください。 |
苦労したのは見せ場と引きです。トーナメント形式だと、毎回面白いと思ってもらえないと次に進めなくなってしまうので、「ここを見せたい!」という見せ場を絶対に作るようにしました。
それだけではなく、次も読みたいと思ってもらえるような引きも重要だと思うので、そのどちらの要素も入れることに苦労しました。
Q.勝ち抜けなければ2話目は投稿できませんが、どの段階で2話目の準備を始めましたか? |
結果がどうあれ描いた分だけ自分の力になると思い、1回戦の結果が出る前からネームに取り掛かっていました。
Q.自分が参加したからこそ思う「トーナメントで人気が出そう!」と思うマンガは、どんなジャンル・テイストですか? |
読み手を意識した作品かなと思います。ストーリーや作画はもちろんですが、それ以外にもタイトルやサムネイルなど色々な要素があるので、見た人がどんな印象を受けるかというのをひとつひとつ意識するといいかもしれません。
特に決勝のときにはそういった部分に気を付けるようにしていました。
Q.トーナメントに参加したことで、周囲の環境に変化はありましたか? |
仲のいい友達にお祝いしてもらったりしました。あとは作業環境が変わりまして、トーナメントのときはアナログでペン入れをしていたのですが、賞金で液タブを買いました!賞金本当にもらえます!(笑)
Q.トーナメントへの参加・連載獲得を通して、自分が一番変化したところはどこですか? |
まだまだ精進しなければならないのはもちろんなのですが、読む人を意識した漫画を描く力がついたと思います。私はトーナメント参加前は自分の漫画を人に見せるということ自体ほとんど経験がありませんでした。ですが、トーナメントや連載で多くの方に作品を読んでもらったり、編集さんとやり取りをしながら学べることは、一人で描いているときとは比べ物にならないくらい多いです。
最後に、これから「マンガワン投稿トーナメント」に参加する方へのメッセージをお願いいたします。 |
トーナメントは作品を読んでもらえる嬉しさや、結果発表のときの緊張感が味わえたりして単純にすごく楽しいです! もし迷っている人も一度参加してみることをおすすめします。私も今からどんな作品が読めるのか楽しみにしています!